花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ドローンの季節?

2018年04月25日 | 園芸科学科
名農の話題が先日、新聞に掲載されていました。
それがドローンを活用した新ビジネスの提案。
園芸科学科の果樹班のメンバーが考案したもので
全国の高校生の中からグランプリを受賞しました。
彼女たちの強みは実践に基づいた提案だから。
実際にドローンを使ってリンゴの人工受粉に取り組んでいるからです。
先日、果樹班のドローンが体育館で飛行試験を行いましたが、なかなかの安定性。
スマートフォンをモニターにして操作したり撮影していました。
人工受粉に用いるドローンはもっと大型のタイプ。
今年も連休明けに全国唯一のドローンによる
リンゴの人工受粉研究が始まります。
今年も果樹班の活動から目が離せません。
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花は葉を見ず、葉は花を見ず!

2018年04月25日 | 学校
つくしが顔を出しています。
ご存知のとおりつくしはスギナという植物の花。
つくしがでたあとに緑の葉がたくさんでてきます。
またフキノトウも盛んに咲いていますが
この葉で食べることの出来るフキも花の後に出てきます。
この他にもヒガンバナや今咲いている桜や梅も花が先です。
しかしイネや野菜などはまずは植物体を大きく育て
そして光合成で蓄えた栄養分を使って花を咲かせ実を結びます。
葉もないのにどうしてスギナやフキは花を咲かせることが出来るのでしょうか。
実は春先、すでに株や地下茎にはすでに昨年の光合成で得た
エネルギーがたくさん貯まっているのです。
つまりイネなどは光合成で貯めたエネルギーを夏や秋に使って花を咲かせ
フキやスギナは昨年貯めてたエネルギーを使って春に花を咲かせているのです。
1年働いたご褒美として秋に買い物をするか、
それともひと冬待って春に買い物をするか人によって違うと思いますが
みなさんはどちらのタイプに共感しますか。
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