花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Thank you BOSS

2018年04月06日 | 研究
今日の新聞にも載っていましたが
日本青少年水大賞で大賞を受賞した
環境システム科の植物研究班チームフローラフォトニクス。
この夏、ストックホルムを目指すことになりました。
その関係から現在、今までの馴化温室ではなく
大型水耕温室の一部で栽培させてもらっています。
この研究では毎週数時間もかかる分析が悩みのタネ。
すると今までのように実験室に行くのではなく
すぐにこの温室で行えば時短できると
この春の異動で転任された前科長さんが
準備室を分析室にして模様替えしてくださいました。
まさにフローラ専用のラボラトリー。
ありがとうございます。
みなさんの応援を受けて最後のフローラ10は
世界を目指します。
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ハイドロボール

2018年04月06日 | 研究
こちらのトウモロコシの素材はロッククルーではありません。
これはハイドロボールという茶色い小石です。
バイドロボールは粘土を小粒にして高温で焼き上げたもの。
小さなレンガ粒だと思えば間違いありません。
多孔質のため粒の中に水分や空気を保てるため
ハイドロカルチャーと呼ばれる水栽培によく用いられます。
しかし土と違って肥料分はないため
役割は植物がぐらぐらして倒れないよう
おさえるための支持材。
したがって液肥などを与える必要があります。
さてハイドロボールに播種したトウモロコシも
ぐんぐん成長し始めました。
植付けまでもう少しです。
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トウモロコシの育苗

2018年04月06日 | 環境システム科
10日ほど前にチームが播種したトウモロコシが
もうこんなに大きく育っています。
トウモロコシの発芽適温は高く、なんと25〜30℃も必要です。
ところが南部町は春が来たといっても気温はまだ15℃以下。
加温しなければ最適気温は保てません。
このトウモロコシは植物生育用の培養器で育てられています。
この装置は優れもので、小型の冷蔵庫ぐらいの大きさですが
庫内の気温、光の波長を自由に換えることができます。
したがって庫内の気温26℃に保って先日播種したのです。
小さな装置なので何十株も育てられませんが
なかなか重宝しています。
農と工を融合させる環境システム科ならではの設備です。
さて本日4月6日は名農の入学式。
ピッカピカの1年生が芽を出します。
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