奇想庵@goo

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スノーボード女子パラレル大回転

2006年02月23日 23時43分46秒 | トリノ五輪
優勝候補本命、スイスDaniela MEULIが見事に金メダル獲得。男子に続いてスイス勢が勝利した。
決勝2回目でMEULIを抜いてトップに立ったかと思われた18歳の新鋭、ドイツのAmelie KOBERは思い切りのいい滑りを見せたがコースアウトとなり勝利を逃した。
3位にはアメリカのRosey FLETCHER。

日本の竹内智香は決勝トーナメントまで進んだが緒戦で敗退。家根谷依里は予選落ち。


バイアスロン女子4x6kmリレー

2006年02月23日 21時32分41秒 | トリノ五輪
優勝はロシア。第1走からリードを奪い、圧倒的な射撃の安定感で勝利を飾った。
2位にドイツ、3位にフランスが入った。

日本は第1走が射撃でミスをして大きく出遅れたが、第4走で最下位を脱して18ヶ国中16位となった。


トリノ五輪第13日まとめ

2006年02月23日 17時39分02秒 | トリノ五輪
★クロスカントリースキー女子スプリント

金 Chandra CRAWFORD(カナダ)
銀 Claudia KUENZEL(ドイツ)
銅 Alena SIDKO(ロシア)

★クロスカントリースキー男子スプリント

金 Bjoern LIND(スウェーデン)
銀 Roddy DARRAGON(フランス)
銅 Thobias FREDRIKSSON(スウェーデン)

★スノーボード男子パラレル大回転

金 Philipp SCHOCH(スイス)
銀 Simon SCHOCH(スイス)
銅 Siegfried GRABNER(オーストリア)

★アルペンスキー女子スラローム

金 Anja PAERSON(スウェーデン)
銀 Nicole HOSP(オーストリア)
銅 Marlies SCHILD(オーストリア)

★スピードスケート女子1500km

金 Cindy KLASSEN(カナダ)
銀 Kristina GROVES(カナダ)
銅 Ireen WUST(オランダ)

★フリースタイルスキー女子アエリアル

金 Evelyne LEU(スイス)
銀 李■娜(中国)
銅 Alisa CAMPLIN(オーストラリア)

★ショートトラック女子3000mリレー

金 韓国
銀 カナダ
銅 イタリア

☆カーリング男子
準決勝
USA - CAN 5-11
FIN - GBR 4-3

アメリカ対カナダは、6-5でカナダリードの第9エンドに、カナダが一気に大量5点を入れ、アメリカギブアップ。
フィンランドは第6エンドにラストストーンでミラクルショット。ガードとなるストーンが4つもあり、スティール(ラストストーンを持たないチームの得点)されそうな状況。そこで、浮いていた自軍のストーンに当てて、それを中央に押し込む「レイズ」という作戦。この生き返ったストーンはイギリスの第一ストーンを中央から少し外に押し出し、逆に第一ストーンの位置で止まって見事なレイズ成功となった。イギリス第一ストーンの側にあった自分達のストーンも得点となり一気に2点獲得。これでフィンランドに流れがいった。
第9エンドにイギリスが同点に追いついたものの、第10エンドのラストストーンはフィンランドとなり、これを確実に得点としてフィンランドが決勝進出。

☆カーリング女子
準決勝
NOR - SWE 4-5
SUI - CAN 7-5

ノルウェー対スウェーデンは第2エンドのスコアレス以外すべて1-0という接戦。第8エンドにノルウェーのサードのミスを突いてスウェーデンがスティールしたのが勝敗の分かれ目となった。
スイス対カナダは、第3エンドにスイスが3点取って試合を優位にした。カナダの追い上げは届かず、スイスが決勝進出。

☆アイスホッケー男子

SUI - SWE 2-6
FIN - USA 4-3
RUS - CAN 2-0
SVK - CZE 1-3

NHLの現役選手がほとんどいないスイスだが、予選リーグではカナダ、チェコを破る大活躍。しかし、実力に勝るスウェーデンが力でスイスをねじ伏せた。
前回大会銀メダルのアメリカだが、今大会は予選でも苦戦続き。全勝で予選を突破したフィンランド相手に常に先行される苦しい試合展開となった。それでも第3ピリオド15分過ぎに1点差に追いつき、わずかな可能性を見出したが、猛攻もゴールには結びつかずにメダルのチャンスを逸してしまった。
決勝戦でもおかしくない顔合わせとなったロシア対カナダ。第2ピリオドを終わってもスコアレスと引き締まった試合。第3ピリオド早々にパワープレイからロシアが先制。カナダはパワープレイのチャンスをことごとくつぶしていく。カナダの選手たちのフラストレーションが貯まり、つまらない反則から一人少なくなったところでロシアに駄目押しのゴールを決められジ・エンド。
準々決勝で唯一の番狂わせとなったのが、スロバキア対チェコ。全勝で予選を突破したスロバキアは台風の目と見られていたが、チェコの前に散った。第1ピリオド、ショートハンドからチェコが先制。第2ピリオドにも追加点を取り、試合を優位に運ぶ。第3ピリオドにようやくスロバキアが1点を返し、猛攻を繰り出すがチェコ本来の守備力の高さがここで発揮された。終了直前に空のゴールにチェコが流し込み3-1で勝敗が決した。

☆ショートトラック

予選は、女子1000mと男子500m。
女子1000mは小澤美夏は予選通過したが、神野由佳は予選落ち。またも判定に泣かされた。男子500mは、寺尾悟は予選通過、長野の金メダリスト西谷岳文はいいレースをしたものの最終ラップで2位に上がった直後にミスで抜き返され予選落ちとなった。

◆第14日

決勝種目は、バイアスロン女子4x6kmリレー、カーリング女子、フィギュアスケート女子、フリースタイルスキー男子アエリアル、スノーボード女子パラレル大回転の5種目。

予選種目はなし。

いよいよフィギュア女子フリー。とにかく自分が納得できる演技をしてくれれば、と切に願う。


ショートトラック女子3000mリレー

2006年02月23日 05時37分22秒 | トリノ五輪
見応えのある勝負だった。
韓国がスタート直後の転倒で一瞬えっ!と思ったがこれは再スタート。

悲願の金を狙う中国がいいスタートでA決勝が開始。カナダが序盤から何度か仕掛けるが、中国-韓国の上位2国の体制は変わらない。イタリアは徐々に遅れていく感じ。
中盤で、カナダの仕掛けのタイミングで韓国が前に立ち、それを中国が追う展開に。中国はなかなか韓国を捉えられない。残り2周アンカーにタッチされ、韓国は逃げ切りを図る。一方、カナダが猛烈な追い上げで中国を抜いて2位に浮上。中国は力尽き3位でフィニッシュ。

韓国はこの種目4連覇を達成。この最もリスキーな競技で常に勝ち切った勝負強さは驚愕の思いだ。

そして、そのリスキーさに翻弄され続けた中国が今回もその試練を与えられた。おそらくタッチ後の混戦の中での接触で失格の判定。金はおろか、メダルさえ逃してしまった。
中国のこの競技を支え続けたシンボル的存在、楊揚。中国に冬季五輪初の金メダルをもたらした大エース。だが、彼女も29歳。1500mのB決勝では力の衰えが感じられた。彼女の最後に金メダルをと思って見ていたが、残念な結果に終わった。

繰り上がって地元イタリアが銅メダルとなった。


フリースタイルスキー女子アエリアル

2006年02月23日 04時37分58秒 | トリノ五輪
1回目の演技を終えて、中国勢が1位から3位までを独占。このまま表彰台を占めるのかと思われたが、よもやの展開に。

1回目5位のスイスEvelyne LEUがBack/Full-Full-Fullを見事に成功させてトップに立つ。4位だったオーストラリアAlisa CAMPLINは成功するも難易度の差でLEUには及ばず。
いよいよ残るは中国の3人。徐囡囡は演技がやや乱れて得点が伸びず。優勝候補の大本命李妮娜は素晴らしい演技をするも、難易度の差でわずかに得点が届かず2位。
最後の一人は郭心心。彼女もBack/Full-Full-Full。成功すればもちろん金メダル。しかし、まさかの着地失敗。メダルが消えた。

中国勢を抑えて、LEUが金、李は銀止まりで、銅にはCAMPLINとなった。


閑話休題

2006年02月23日 04時19分16秒 | トリノ五輪
ショートトラック女子1000m予選。神野由佳がまたも微妙な判定で敗退。
あれは審議だろ、とは思うんだけどねぇ・・・判定はともかく。

で。

逆に言えば、神野はショートトラックに向いてないのかなぁとも。押されたらすぐに転べば、確実に審議にはなったわけだしね。サッカーのシミュレーションじゃないけど、スポーツに演技は必要。特にこういう競技は。
500mのときもそうだったしね。


それよりある意味ショッキングだったのは、アイスホッケー男子でのアメリカの敗北。
確かにフィンランドは勢いがあったけど、アメリカがここで負けるとは・・・。
既にスウェーデン、フィンランドが勝ち上がり、ロシアと対戦する北米はカナダを残すのみ。予想がまったくできない展開だ。
残念なのはアイスホッケーの生中継が全然ないこと。昨日もどうでもいいカードは生放送してたのに、準々決勝で重要な試合は放送しないって・・・_| ̄|○


スピードスケート女子1500km

2006年02月23日 03時00分55秒 | トリノ五輪
カナダCindy KLASSENがただ一人1分55秒台で優勝した。1000m銀メダル、3000m銅メダル、チームパシュートでも銀メダルを獲っており、これで4つ目のメダル。
2位もカナダKristina GROVES。3位に3000m金メダリスト、オランダのIreen WUSTが入った。

日本は田畑真紀の15位が最高。


アルペンスキー女子スラローム

2006年02月23日 02時53分26秒 | トリノ五輪
スラローム2回目は霧と雪の中の決戦となった。開始直後はそれほどでもなかったが、徐々に周りが全く見えないくらいの真白な世界の中で、なかなか攻めることができなくなった。
1回目30位の選手から逆順にスタートするが、17位だった地元イタリアのChiara COSTAZZAの快走を後続の選手が抜けない状況が続く。やっと彼女を抜いたのは8位だったドイツAnnemarie GERGだった。
1回目6位、スラロームに強いオーストリアのMarlies SCHILDは、そのGERGを1秒以上上回るタイムで滑り切った。まるで霧も雪もないかのような素晴らしい滑り。
続いて女王クロアチアのJanica KOSTELIC。今大会2個目の金メダルを目指しての滑りは、しかし、SCHILDにわずかに及ばない。
フィンランドTanja POUTIAINENが滑り終わり、残り3人となったとき、大きな変化が訪れる。これまでコースを覆っていた霧が晴れ、コースの大部分が見通しの良い状況へと変わった。
この恩恵を大いに受けたのが1回目2位のオーストリアNicole HOSP。チームメイトのSCHILDを上回るタイムで滑り、彼女からトップの座を奪い取った。
0.45秒差のリードを持つスウェーデンのオールラウンダーAnja PAERSONが残るのみ。過去オリンピックで獲ったメダルは銀1個銅3個と最も輝くメダルには縁がなかった。
PAERSONはスタートからいい滑りを見せ、後半少し落ちたものの0.29秒差でHOSPを上回った。女王KOSTELICの陰に隠れることの多かったオールラウンダーについにゴールドメダルが。

日本勢は星瑞枝27位、廣井法代29位、関塚真美38位となった。