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クロスカントリースキー男子4x10kmリレー

2006年02月19日 19時50分25秒 | トリノ五輪
地元イタリアが期待に応えて優勝を飾った。天候は悪かったが、この日はイタリアの優勝を期待して多くの観衆が詰め掛けた。その声援に後押しされ見事な勝利。
前半クラシカルでは上位8チームまでが10秒以内と大混戦。そこから、前回大会で僅差で2位となった悔しさを知るメンバーがトップを守り、ゴール前では国旗を持ってヴィクトリーラン。
2位争いはドイツがスウェーデンをわずかに抑えて銀メダル。イタリアのライバルと目されたノルウェーは5位に終わった。


トリノ五輪第9日まとめ

2006年02月19日 07時13分35秒 | トリノ五輪
★クロスカントリー女子4x5kmリレー

金 ロシア
銀 ドイツ
銅 イタリア

★バイアスロン女子10kmパシュート

金 Kati WILHELM(ドイツ)
銀 Martina GLAGOW(ドイツ)
銅 Albina AKHATOVA(ロシア)

★バイアスロン男子12.5kmパシュート

金 Vincent DEFRASNE(フランス)
銀 Ole Einar BJOERNDALEN(ノルウェー)
銅 Sven FISCHER(ドイツ)

★アルペンスキー男子スーパーG

金 Kjetil Andre AAMODT(ノルウェー)
銀 Hermann MAIER(オーストリア)
銅 Ambrosi HOFFMANN(スイス)

★アルペンスキー女子複合

金 Janica KOSTELIC(クロアチア)
銀 Marlies SCHILD(オーストリア)
銅 Anja PAERSON(スウェーデン)

★スピードスケート男子1000m

金 Shani DAVIS(アメリカ)
銀 Joey CHEEK(アメリカ)
銅 Erben WENNEMARS(オランダ)

★スキージャンプラージヒル個人

金 Thomas MORGENSTERN(オーストリア)
銀 Andreas KOFLER(オーストリア)
銅 Lars BYSTOEL(ノルウェー)

★ショートトラック女子1500m

金 陳善有(韓国)
銀 崔恩景(韓国)
銅 王濛(中国)

★ショートトラック男子1000m

金 安賢洙(韓国)
銀 李昊錫(韓国)
銅 Apolo Anton OHNO(アメリカ)

☆ボブスレー男子二人乗り

1.ドイツ1
2.カナダ1
3.スイス1

4回滑るうちの前半2回が終了。上位はまだまだ混戦。日本は26位。

☆カーリング男子
Session 9
GER - USA 5-8
SUI - GBR 5-6
FIN - NOR 7-3
CAN - ITA 6-7

<暫定順位>
1.イギリス 6-1
2.フィンランド 5-2
2.アメリカ 5-2
4.カナダ 4-3
4.イタリア 4-3
6.ノルウェー 3-4
6.スイス 3-4
6.スウェーデン 3-4
9.ドイツ 1-5
10.ニュージーランド 0-6

下位2チームを除くとまだまだ決勝トーナメント進出の可能性がある感じ。

☆カーリング女子
Session 8
GBR - ITA 9-5
RUS - SUI 4-7
SWE - DEN 10-5
JPN - CAN 5-2

Session 9
JPN - SWE 7-8
GBR - NOR 4-8
ITA - USA 3-11

<暫定順位>
1.スウェーデン 7-1(予選通過)
2.ノルウェー 5-2
2.スイス 5-2
4.カナダ 4-3
4.イギリス 4-3
6.デンマーク 2-4
6.日本 2-4
6.ロシア 2-4
9.アメリカ 2-5
10.イタリア 1-6

日本はスキップ小野寺歩が見違えるような出来でカナダを下したが、予選トップを走るスウェーデンに一歩も引かず延長戦まで戦ったもののわずかに力及ばず、2勝4敗と苦しくなった。この調子がもう少し早く出ていればと悔やまれるところだが、残り3戦をなんとか勝って決勝トーナメント進出の可能性を広げて欲しい。

☆アイスホッケー男子

A組 ITA - GER 3-3
A組 CAN - SUI 0-2
A組 CZE - FIN 2-4
B組 KAZ - RUS 0-1
B組 SWE - LAT 6-1
B組 SVK - USA 2-1

<暫定順位>
A組
1.フィンランド 3-0(予選通過)
2.カナダ 2-1
3.スイス 2-1
4.チェコ 1-2
5.ドイツ 0-2-1
6.イタリア 0-2-1

B組
1.スロバキア 3-0(予選通過)
2.スウェーデン 2-1
3.ロシア 2-1
4.アメリカ 1-1-1
5.ラトビア 0-2-1
6.カザフスタン 0-3

予選ということもあってまだ本調子でない国もあるが、決勝トーナメントの組み合わせも絡んで順位は上げておきたいところ。A組はドイツ、イタリアがやや力が落ちるので、上位4ヶ国は順当に来ると思われる。カナダ、チェコといった優勝候補がまだエンジンがかかっていないが、このあと波に乗っていけるかどうかが注目。B組はラトビアがアメリカに引き分けたことで混戦模様。絶好調のスロバキアを除くとまだまだ力を出せていない感じだ。特にアメリカは早く建て直さないと予選突破にさえ苦しむかもしれない。

◆第10日

決勝種目は、アルペンスキー女子スーパーG、ボブスレー男子二人乗り、クロスカントリースキー男子4x10kmリレー、スピードスケート女子1000mの4つ。

予選種目は、カーリング男女、フィギュアスケートアイスダンス、フリースタイルスキー女子エアリアル、アイスホッケー男子。

日本のメダル獲得ゼロを受けて、国内の盛り上がりは下がる一方って感じだけど、競技そのものの面白さをもっと知って欲しい気がする。勝ち負けや順位といった結果よりも、スポーツ本来の楽しさに目を向けて欲しい。


ショートトラック男子1000m

2006年02月19日 06時30分48秒 | トリノ五輪
韓国、安賢洙が1500mに続いて金メダルを獲得。2位も1500mと同じく李昊錫で、韓国がワンツーフィニッシュを飾った。
決勝に、韓国二人、アメリカ二人、中国一人と激戦が予想されたが、前半からApolo Anton OHNOと安賢洙が競り合う展開。終盤、前を滑る安にOHNOが仕掛けることが出来ず、後方から一気に来た李にも抜かれOHNOは3着。
ソルトレークシティーから続く因縁に一応のピリオドが打たれたと言えるかもしれない。
1500mでは中国勢が屈し、1000mではアメリカ勢が屈した。韓国勢の強さばかりが目立つショートトラックだ。


ショートトラック女子1500m

2006年02月19日 06時20分05秒 | トリノ五輪
いくつか判定に疑問も残ったが、韓国勢の強さは突出していた。決勝7人のうち3人を占めたが、準決勝3組の全てを1位で通過してのものだった。
決勝は予想通り韓国勢が中心で展開。この3人に迫るのが500m金メダリストの中国王濛。だが、最後の1周で王濛は接触もあって追い上げられず、韓国が表彰台独占かと思われた。
判定の結果は、韓国辺チョンサとロシアTatiana BORODULINAの失格。これで王濛が3位に入り表彰台独占は阻んだ。優勝は陳善有、2位に崔恩景。
日本の神野はB決勝2着と好走し、7位入賞となった。


スキージャンプラージヒル個人

2006年02月19日 03時55分29秒 | トリノ五輪
ノーマルヒルで1回目2位から2回目大失敗ジャンプでメダルを逃したオーストリアThomas MORGENSTERNが、同じく1回目2位から前回の屈辱を晴らし140mの大ジャンプを決め、金メダルに輝いた。
同じオーストリアのAndreas KOFLERは1回目1位で、MORGENSTERNの大ジャンプを見てのスタート。ここで彼も139.5mの大ジャンプを見せたが、着地が乱れ、ポイントで0.1点及ばず銀メダルとなった。
3位はノーマルヒル金メダリスト、ノルウェーLars BYSTOEL。

2本をまとめた岡部孝信は8位。葛西紀明は1回目は距離が伸びなかったが2回目はいいジャンプで、2回目だけなら5位という成績だった。総合では12位。原田雅彦に代わって出場の一戸剛は1回目16位となかなかのジャンプを見せたものの2回目に失速し25位。伊東大貴は2回目に進めなかった。


スピードスケート男子1000m

2006年02月19日 03時18分08秒 | トリノ五輪
世界記録保持者Shani DAVISが見事に金メダルを獲得した。
アメリカ勢の勢いがこの日も留まらない。5000m金メダリストChad HEDRICKが前半でトップに立ち他の選手にプレッシャーをかける。500m銀メダルロシアのDmitry DOROFEYEVはクロスゾーンで同走の選手に前をふさがれ記録が伸びず。
後半に入りHEDRICKの記録を破ったのが、同じアメリカのShani DAVIS。ただ一人1分8秒台を出した。続いて、500m金メダリストJoey CHEEKが韓国李奎爀と共にDAVISを上回るペースで滑るが、わずかに届かずその時点で2位と3位。最終組のオランダの二人も、いいペースで滑るものの3位と5位に終わった。銅メダルはErben WENNEMARSでスケート王国オランダはかろうじてメダルを死守した。

日本勢は今井裕介の20位が最高。


アルペンスキー女子複合

2006年02月19日 00時11分03秒 | トリノ五輪
女王Janica KOSTELICがトリノで最初の金メダルを獲得した。ソルトレークで3つの金メダルを獲得した彼女は、しかし、トリノで体調不良を理由にダウンヒルを欠場。満を持して登場した複合で、回転で2位につけ、ダウンヒルでトップタイムで逆転した。
回転でトップに立ったオーストリアMarlies SCHILDが銀メダル。ダウンヒルに強いスウェーデンAnja PAERSONが4位からひとつ順位を上げ、銅メダルに輝いた。
オーストリアは2位のほか4位5位6位と上位を占めたもののKOSTELICには及ばなかった。