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バイアスロン男子10kmスプリント

2006年02月14日 22時48分49秒 | トリノ五輪
ドイツのSven FISCHERがノルウェー勢を抑えての優勝。2位にノルウェーHalvard HANEVOLD。3位に同じくノルウェーのFrode ANDRESEN。ANDRESENは2回目の射撃でのミスが響いた。ノルウェーのOle Einar BJOERNDALENは射撃で3つ外し12位と精彩を欠いた。
日本勢トップは井佐英徳の40位。


アルペンスキー男子複合前半ダウンヒル

2006年02月14日 22時11分51秒 | トリノ五輪
アメリカのBode MILLERがトップに立った。2位スイスDidier DEFAGOに0.32秒の差をつけた。3位にイタリアのPeter FILL。スラロームに強いオーストリアのBenjamin RAICHは2.06秒差の13位。ノルウェーのベテランKjetil Andre AAMODTは一昨日のダウンヒルで負傷したため複合は欠場した。
このあとスラローム2本が行われ、合計タイムで順位が決められる。


クロスカントリースキー男子チームスプリント

2006年02月14日 21時02分26秒 | トリノ五輪
女子に続いて男子もスウェーデンが優勝。こちらも上位3チームの接戦だったが、Thobias FREDRIKSSON / Bjoern LIND 組が勝負強さを見せた。2位にノルウェー、3位にロシアが入った。
日本勢は決勝進出ならず。


クロスカントリースキー女子チームスプリント

2006年02月14日 20時58分35秒 | トリノ五輪
2人が交互に走る新種目チームスプリントを制したのはスウェーデン。Anna DAHLBERG / Lina ANDERSSON 組が接戦を制しての優勝。2位にカナダ、3位にフィンランドが入った。
日本は夏見円 / 福田修子 組が決勝に残り8位となった。


トリノ五輪第4日まとめ

2006年02月14日 07時52分23秒 | トリノ五輪
★バイアスロン女子15km個人
金 Svetlana ISHMOURATOVA(ロシア)
銀 Olga PYLEVA(ロシア)
銅 Martina GLAGOW(ドイツ)

★スノーボード女子ハーフパイプ
金 Hannah TETER(アメリカ)
銀 Gretchen BLEILER(アメリカ)
銅 Kjersti BUAAS(ノルウェー)

★スピードスケート男子500m
金 Joey CHEEK(アメリカ)
銀 Dmitry DOROFEYEV(ロシア)
銅 李康奭(韓国)

★フィギュアスケートペア
金 Tatiana TOTMIANINA / Maxim MARININ(ロシア)
銀 張丹 / 張昊(中国)
銅 申雪 / 趙宏博(中国)

☆カーリング男子
Session 1
NZL - SWE 3-6
ITA - GBR 5-7
NOR - USA 5-11
FIN - SUI 2-7

Session 2
GER - CAN 5-10
FIN - USA 4-3
ITA - SWE 5-7
GBR - NZL 10-5

☆カーリング女子
Session 1
NOR - USA 11-6
GBR - DEN 3-2
CAN - SWE 5-7
SUI - ITA 11-4

カーリングが開幕。カーリングは男女とも10ヶ国の総当りリーグ戦を行い、上位4ヶ国が準決勝進出となる。

☆アイスホッケー女子
A組 SWE - ITA 11-0
B組 FIN - SUI 4-0

☆リュージュ女子一人乗り
4走のうち2走を終えての成績
1.Sylke OTTO(ドイツ)
2.Silke KRAUSHAAR(ドイツ)
3.Tatjana HUEFNER(ドイツ)

ドイツが表彰台独占の勢い。

◆第5日

決勝種目は、クロスカントリー男女チームスプリント、アルペンスキー男子複合、バイアスロン男子10kmスプリント、リュージュ女子一人乗り、スピードスケート女子500m。

予選種目は、カーリング男女、アイスホッケー女子、フィギュアスケート男子。

成田童夢、今井メロの兄妹は大阪出身ということもあってか、二人の子供の頃からかなり頻繁にローカルのニュースで取り上げられることも多く、当時から強く印象に残っていた。それだけに今回の結果は残念だ。昨年二人はそれぞれコーチだった父親から独立したが、それが直接の原因かどうかは分からないものの、影響がなかったとは考えにくい。まだ若い、しかし世界での実績を持つ二人に対し、厳しく指導するコーチがいるのかどうか。男女ハーフパイプを見ていてそんなことを感じてしまった。


フィギュアスケートペア

2006年02月14日 07時18分35秒 | トリノ五輪
様々な意味でフィギュアスケートという競技の魅力、楽しさ、感動、ドラマを味合わせてくれた内容だった。

優勝はロシアが牙城を守った。Tatiana TOTMIANINA / Maxim MARININ 組は、新採点システムとなり、優勝争いが熾烈になる中でも、「強さ」というものを見せ付けてくれた。フィギュアスケートがジャンプなどの技の羅列ではなく、高度な技術なども含めて組み上げられたパフォーマンスであると改めて思い知らされる演技だった。中国勢の猛烈な追い上げの中で、重圧は想像を絶するほどだっただろうが、それを乗り越える強さに感銘を受けた。

銀メダルは中国、張丹 / 張昊 組。最終演者ということで、金メダルを目指しスロー4回転サルコーに挑むが転倒し、張丹は左ひざを痛めて演技を中断。誰もが棄権すると思ったが、彼女は演技を続けることを決断し、張昊が気遣いながらサポートして見事な滑りを見せ、2位となった。その得点は高過ぎると思うが、見るものにそれで納得させる演技だった。

銅メダルも中国、申雪 / 趙宏博 組。趙宏博は昨年夏にアキレス腱断裂。決して万全ではない中で、このベテランのペアは観客を魅了する演技でメダルを獲得した。

新採点システムにより、上位8組に優勝、そしてメダルのチャンスがある熾烈な争いの中、個々の技の優劣というよりも、4分半の中で観客に訴えかけるものが強かったペアがメダルを手にすることになった。それは、フィギュアの魅力を存分に堪能することができた幸せな時間だった。

注目のアメリカ代表、井上怜奈 / John BALDWIN 組は7位。ショートプログラムではほぼ完璧な内容だったが、この日はスロートリプルアクセルに失敗。それでも優勝候補に挙げられていなかったこの組の活躍には拍手を贈りたい。


日本のメダルの可能性

2006年02月14日 06時10分45秒 | トリノ五輪
ブログ人のトラ場で「いよいよトリノ開幕!日本フィギュア勢はメダルを獲れる?」というお題。

トリノでメダル獲得の可能性があったのは、スノーボード男女ハーフパイプ、スピードスケート男子500m、フィギュア女子の4種目だった。そのうちこれまでに3種目でメダルを獲得できず、残る可能性はフィギュアなのだが、五輪の場合流れというものがかなり重要で、決して高いとは言えなかった確率はますます低くなってしまったと思う。

当初40%と予想していたが今なら30%くらいか。荒川が完璧に演じられればメダルに手が届くだろうが、今シーズン安定感に欠ける状況から立ち直れているとは思えない。期待はしているが、予想としては獲れない確率が高いと言わざるをえない。



スピードスケート男子500m

2006年02月14日 03時42分30秒 | トリノ五輪
結果的に上位4人の順位は変わらず、日本はメダルを逃した。
優勝したアメリカJoey CHEEKは2回ともただ一人34秒台で滑り、金メダルに相応しい勝利と言えよう。2位にロシアのDmitry DOROFEYEV。2回とも強い滑りを見せた。3位は韓国李康奭。最終組でプレッシャーのかかる中CHEEKに匹敵するような素晴らしい走りを見せて堂々の銅メダルとなった。

1回目4位につけた及川佑は、2回目も持ち味を発揮する滑りを見せたがわずかにメダルに届かず。加藤条治は2回目4位の滑りをしたが6位に留まった。長島圭一郎は13位、清水宏保は18位に終わった。
加藤にとって1回目に前走者転倒による整氷作業の中断が響いた形だが、そうした不運も含めてレースだ。これをバンクーバーに向けてのバネにして欲しい。


スピードスケート男子500m1回目

2006年02月14日 01時32分40秒 | トリノ五輪
1984年サラエボの北沢欣浩以来、1988年カルガリー黒岩彰、1992年アルベールビル黒岩敏幸、井上純一、1994年リレハンメル堀井学、1998年長野と2002年ソルトレークシティーで清水宏保と6大会連続でメダルを獲得しているこの男子500m。今シーズン加藤条治が清水宏保の世界記録を塗り替え、いい流れでトリノ入りした。
しかし、期待の加藤は前の組のトラブルで嫌な間合いが影響したのか精彩を欠いた滑りで11位に沈んだ。

トップに立ったのは唯一34秒台を出したアメリカJoey CHEEK。2位にロシアのDmitry DOROFEYEV、3位韓国の李康奭となった。
4位に日本人トップで及川佑。清水のライバルとして知られるカナダのJeremy WOTHERSPOONが5位に入った。

2回目のタイムとの合計で競われる500m。優勝争いはCHEEKがミスらなければほぼ確定とも言える大差がついたが、メダル争いは加藤あたりまでまだギリギリ圏内と言えるだろう。
ただ重圧のかかる中で1回目を上回るタイムを出せるかどうか精神面での強さが求められる。

決して高速リンクではないトリノという点を考えると、重圧のかかる加藤には厳しい大会かもしれないという予感はあったが、2回目には自分なりに満足できる滑りをして欲しい。メダルの可能性のある及川にも気負わずに滑って欲しいところだ。