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スピードスケート男子500m1回目

2006年02月14日 01時32分40秒 | トリノ五輪
1984年サラエボの北沢欣浩以来、1988年カルガリー黒岩彰、1992年アルベールビル黒岩敏幸、井上純一、1994年リレハンメル堀井学、1998年長野と2002年ソルトレークシティーで清水宏保と6大会連続でメダルを獲得しているこの男子500m。今シーズン加藤条治が清水宏保の世界記録を塗り替え、いい流れでトリノ入りした。
しかし、期待の加藤は前の組のトラブルで嫌な間合いが影響したのか精彩を欠いた滑りで11位に沈んだ。

トップに立ったのは唯一34秒台を出したアメリカJoey CHEEK。2位にロシアのDmitry DOROFEYEV、3位韓国の李康奭となった。
4位に日本人トップで及川佑。清水のライバルとして知られるカナダのJeremy WOTHERSPOONが5位に入った。

2回目のタイムとの合計で競われる500m。優勝争いはCHEEKがミスらなければほぼ確定とも言える大差がついたが、メダル争いは加藤あたりまでまだギリギリ圏内と言えるだろう。
ただ重圧のかかる中で1回目を上回るタイムを出せるかどうか精神面での強さが求められる。

決して高速リンクではないトリノという点を考えると、重圧のかかる加藤には厳しい大会かもしれないという予感はあったが、2回目には自分なりに満足できる滑りをして欲しい。メダルの可能性のある及川にも気負わずに滑って欲しいところだ。


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