白夜の炎

原発の問題・世界の出来事・本・映画

同感

2011-03-18 19:32:26 | 原発
  以下の発言は、ニュー速クオリティ、の記事「プロ野球(セリーグ)が空気を読まず強引に開幕」に対する発言の一つ。

  (http://news4vip.livedoor.biz/archives/51762252.html)

  赤線を引いた部分に強く同感です。


 「29 名無しさん@涙目です。(中国・四国)

  2011/03/16(水) 23:06:32.72 ID:uPV0scqtO

  無観客でデーゲームを勝手にやってろ。

  観にいく奴は、そんな金に余裕あるなら募金しとけ馬鹿ども。

お知らせ

2011-03-18 19:25:15 | 原発
 震災に関する窓口の紹介です。


 東北地方太平洋沖地震 YAHOO! JAPAN 地震関連最新情報

「わたしたちにできること 節電 誤った情報拡散防止 募金…」

 http://weather.yahoo.co.jp/weather/2011sanrikuoki_eq.html


 日本赤十字社 「東北関東大震災義援金受付」

 http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html


 日本赤十字社 「重要なお知らせ」

 http://www.jrc.or.jp/

 また「SHEのバイクへの道」は素敵なサイトです。

 http://blog.goo.ne.jp/she4she4/e/0efa4194e0a79176c9765c1ed8f73756

 是非ご覧ください。

武田邦彦ブログからの転載-4

2011-03-18 19:08:12 | 原発
 武田邦彦氏のブログ。

 ポイントは政府発表の放射線量は一時間当たりのものが中心。

 しかし福島の20―30キロ圏や、その外側でもかなりの放射線量のところの人は一日24時間何日も放射線を浴び続けるのだということ。

 浪江町周辺の方は、危険、というのが結論です。





 「原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!

 政府とマスコミがごまかしを始めた。これはどうしてもすぐ多くの人が気がついて理解しておかなければならない。

 それは「1時間あたりの放射線」と「そこに住んでいる子供が受ける放射線」の問題だ。実に危険なごまかしを始めた。
 放射線の強さを「シーベルト」で示すが、これには「年間にあびるシーベルト」、「1時間あたりのシーベルト」、「白血病になるシーベルト」、「瞬時にあびるシーベルト」と4つある.

 この複雑なことを利用して、昨日から政府とマスコミは歩調を合わせてごまかし始めた。子供をもつ親はその責任から、絶対に次のことを理解して欲しい。(今、私は計算中)

・・・・・・・・・

 まず、法律で決められた「普通の人は一年に1ミリシーベルトまで(自然放射線を除く)」というのは、「1年間」だ。

 政府発表やテレビで報道しているシーベルトは「1時間あたりのシーベルト」だから、1ヶ月少し(42日)住んでいるところの場合、それを1000倍する必要がある。

 白血病になるシーベルトは約400ミリシーベルトで、これは1時間でも1年でもなく、そのままである。

 だから1時間400マイクロシーベルトのところに1時間いても大丈夫だが、1ヶ月あまり住んでいると白血病になる.


 レントゲンを受けると「一度に600マイクロシーベルト」の放射線を受けるが、これは瞬時である.

・・・・・・・・・どのぐらいで何が起こるか・・・・・・

4シーベルト       死ぬ

400ミリシーベルト   白血病

1ミリシーベルト(1年) 法律で定められた限界


・・・・・・・・・・・・

1)福島原発2号炉から放射線が漏れたときに枝野官房長官が発表した数値は1時間に400ミリシーベルト。

(もし、その場所に1ヶ月少し住んだら、400シーベルトになり死亡.その100分の1で死亡するから1日いたら死亡する)

2)文部科学省が3月16日に発表した福島原発から20キロの地点(福島県浪江町周辺)の放射線は1時間330マイクロシーベルトであった(1時間あたりと思う)。

そこに1ヶ月少し住んだら330ミリシーベルトになり、白血病になる数値・・・これをテレビでは「安全な放射線」と言っていた。)

3)3月15日頃の東京の高い値は1マイクロシーベルトぐらいだった。

東京に1ヶ月少し住むと、1ミリシーベルトで、1年ぐらい住むと子供はかなり危険。胃のレントゲンが1回で600マイクロシーベルトだから、1ヶ月で2回のレントゲンを受けることになる。)

・・・・・・・・・

【政府のトリック】

 政府やマスコミは「福島原発から20キロのところの放射線は、330マイクロシーベルトだから、胃のレントゲンの2分の1」という言い方をしている。だから安全という.

 しかしそれは「そこに1時間しかいない人」の事であり、住んでいる人ではない。だから、1ヶ月あまり住む人は330ミリシーベルトを浴びることになり、子供も親も白血病になるだろう.

すぐ待避しなければならない。決して「安全な放射線」ではないのだ。

・・・・・・・・・

 今、私(武田)は少し動揺している.

 もし文部科学省が16日に発表した値が正しく、私の計算があっていれば、政府は直ちに浪江町の人をもっと遠く(風上)に待避させる必要があるからだ。

 でも、まったくその気配はない.なぜなのか?

 私の計算が間違っているのか? それでは浪江町の少し南の人はどうなのだろうか?たとえばある地点で測定してみるとその3分の1の100マイクロシーベルトのところに住んでいる人は、3ヶ月住むと白血病になる.子供はさらに早いかも知れない。

 もう一度、慎重に考えてみる.もしこの計算が本当なら大変だが、どこかに間違いがあることを願う.

 原子力の専門の人、チェックしてください。もし、この計算が正しいと大変ですから。間違えていたらすぐ訂正します。でも重要な事ですから。

南無三! 私の勘違いであってくれ!

(平成23年3月17日 午前9時30分 執筆)

放射線量の変動グラフ―東北・関東

2011-03-18 18:54:00 | 原発

 下記のサイトで3月14日から18日午前6時までの、

 岩手県、秋田県、山形県、新潟県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県の放射線量の変化を示すグラフが見られます。

 http://eq.wide.ad.jp/files/110318graphs_1600.pdf


 これをみると、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京で3月15日に大きく反応。16日にかけて影響が継続している。

 また福島の北に位置する各県では、やや遅れて影響が出たことが分かる。

 この中で岩手県だけは3/14頃が最も値が高く他と異なる変動を示している。

セリーグ予定通りの開幕、という報道に接して―感想

2011-03-18 18:33:42 | 原発
 セリーグが予定通り3月25日に開幕するという話を聞いていろいろなことを思った。


 経験上次のことは言える。

 ①とかく震災等が起きると、何もかも「自粛」ということで、明確な理由もなしに、場合によっては意義のある行事や試みが中止されることがある。


 またこんな事例もある。

 ②第二次大戦中ロンドンの市民は、ドイツ空軍の空襲に地下鉄や地下壕で耐えながら、お茶の習慣は変えなかった。

 そこにはドイツの攻撃にも自分たちは屈しない、という意思表示があったとされる。



 さて今回のセリーグ予定通り開幕についてである。

 まず①についていえば、新潟の地震の際、何でも「自粛」に疑問を持つようになったのは、震災から1-2カ月以上たってからだったと思う。

 ある程度生活が落ち着いてからのことである。


 またなんといっても今回の災害は規模が違う。死者・行方不明者の数にしてもとてつもない違いである。

 果たして現時点で、落ち着いてテレビで野球観戦をしようという人たちがどれほどいるだろうか。

 球場で応援する気になるだろうか。

 仮にそうしたとして、それをテレビで見せられる被災地の人たちは野球を楽しめるだろうか。


 また②についてはどうだろう。セリーグの開幕が震災から立ち上がることの強い意思表示になるだろうか。


 セリーグ予定通り開幕を強く主張したのは巨人であり、背景には球団経営の問題があると指摘される。

 しかし今球団のそろばんをはじいている時だろうか。


 野球ファン数百万人が機器・困難の中にある時、球団はまず支援に乗り出すべきではないか。


 私はやはり、開催の延期を主張する選手会の言い分に理があると思う。

 野球は棒で球を飛ばす競技である。

 それ自体には何の価値もない。

 それが大きな意味を持ち、ビジネスとしても成立するのはファンがいればこそである。


 今そのファンが命を失うか否かの瀬戸際にいるのに、まずそれを救うことを口にしない巨人経営陣―清武代表・渡辺オーナー等-の姿勢は、誠に冷酷だと思わないではいられない。

忘れないために―必要なこと記録箱 1

2011-03-18 18:04:21 | 原発
 これから災害に備えて、平時に考えておくべきことをメモしていく。

 今回は第1回

 ①原発を含む発電所、変電所、水道・ガス施設、石油関連施設、

  一定規模以上の企業の本社、拠点となる支社・営業所・工場、

  役所、学校(公私立の区分なく、幼稚園・保育園含む)、消防署、警察署、自衛隊施設、

  病院(吾人病院、個人医院含めて)、公民館、体育館などは、

  民間、公的部門の移管にかかわらず、災害時に公共的役割が期待される

  よってその建物はとにかく頑健に作ることと、その周辺環境・特に道路を整備しておくこと。


 ②上記施設、及び上記施設の責任者に衛星携帯電話を必ず持たせること。そのための専用衛星を打ち上げて運用すること。

 ③日本全体として土地に関する私権制限を実施する。その上で住宅は基本的に高層階の鉄筋・コンクリート造りとする。(海岸では必至)

 ④各種施設で働く人間のうち、防災要員とする者の明確化。ことに原発や病院などの施設については、普段から明確に役割を決め、徹底すること(特別な処遇を考えてもよい)。それ以外でも、防災訓練とともに、防災に責任をもつ者を明確にし、災害時の行動を徹底しておく必要がある。でないと自分自身の家族のことを優先しがちで、結果的に大事に至りがちである。

リビヤ―反撃するカダフィに国連が反乱側(市民側)支援策を考慮

2011-03-18 17:44:10 | 国際
BBCのサイトからリビヤ関連のニュース

 (http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-12781009)

 
 ポイントは以下の通り。

 ①国連安全保障理事会は、飛行禁止地域設定を支持し、市民を守るためのあらゆる手立てを考慮するとしている。

 ②カダフィの勢力がいくつかの街を奪回している。

 当初制限空域設置にちゅうちょする姿勢を見せていたアメリカもこの間積極的な姿勢に転じていて、疑問を呈しているのはロシアやドイツである。

 アメリカはどうも各国から「無理やり求められて」制限空域の設定に乗り出す、という形を待っていたのではないか。

 ゲーツ国防長官が制限空域を設けるためには戦闘が不可欠だ、といった発言を繰り返したのは、いったん設定したらそれによってアメリカ軍は軍事行動を起こす、ということだったのではないかと思われる。


"The UN Security Council has backed a no-fly zone over Libya and "all necessary measures" to protect civilians short of an invasion.

It was not immediately clear what form intervention would take and when it would begin, though France signalled that action could start soon.

The resolution appears to give legal weight to attacks against Col Muammar Gaddafi's ground forces.

Col Gaddafi's forces have recently retaken several towns seized by rebels.

Rebel forces reacted with joy to the UN resolution in their Benghazi stronghold, but a government spokesman condemned UN "aggression".

Loyalist forces are bearing down on Benghazi, home to a million people.....以下略"

新潟から-2 旅館業組合の協力

2011-03-18 15:26:13 | 原発
 新潟県の民間宿泊施設の関係者が支援を申し出ている。

 とりあえず県の交流企画課企画調整グループ(025-280-5253)に連絡を取っていただければ、と思います。


 「新潟県旅館生活衛生協同組合及び日本ホテル協会新潟市協議会では、

東北地方太平洋沖地震の被災者で県内の宿泊施設に宿泊を希望される

方に対し、特別料金での提供を行うよう加盟施設に要請し、受入可能施設

に関するお知らせ(別紙)を県内に開設されている避難所、相談所に掲出

しております。

 なお、受入施設については、今後、順次増加する見込みです。

詳しくは下記をご覧ください。



本件についてのお問い合わせ先

 交流企画課企画調整グループ

 025-280-5253」

保安院の役人は敷地内・建物内に入って現状を確認せよ

2011-03-18 15:14:36 | 原発
 原子力保安院の役割とは何か。

 HPをみると以下のように書いてあった。

 「NISAは、エネルギー施設や産業活動の安全を守り、万一の事態に的確に対応するため、「強い使命感」「科学的・合理的な判断」「業務執行の透明性」「中立性・公正性」の四つを行動規範としています。

第一に「強い使命感」に基づき緊張感を持って業務を遂行します。

第二に、安全・保安行政の専門家として現場の実態を正確に把握し、「科学的・合理的な判断」のもとに行動します。

第三に、国民の皆様の信頼と安心感を得るため「業務執行の透明性」の確保に努めます。情報公開に積極的に取り組み、自らの判断について説明責任を果たしていくことを重視します。

第四に、「中立性・公正性」を大前提として安全・保安行政を遂行します。

 国民の皆様の暮らしを支えるエネルギーの安全や産業の保安をより確かなものとするために、私たちはこれら基本的な行動規範に基づいて、職務を遂行してまいります。」


 強い使命感を持っている人間たちがなぜ安全な場所、安全な場所に逃げるのか。

 自衛隊員も、消防も、警察も、東電も命をかけてやっているではないか。

 保安院は今のようなときにこそ必要な役所ではないか。

 中の状況が分からないなら、自分で見に行け。

 それで死んでもそれが「使命」ではないのか。

 「第一に「強い使命感」に基づき緊張感を持って業務を遂行します。」を実行してもらおう。

武田邦彦氏から転載-3 逃げられない人のために2

2011-03-18 14:52:12 | 原発
 武田氏のブログの転載3回目。

 今回は具体的な対処方法についてのアドバイス。

 まずは基本。

 考慮すべき点は放射線に、①光のようなものと、②電子があること。

 前者は遠くまで届くが、後者は質量があるので何かにぶつかると止まる。つまり一定の距離でとどまる。

 従って遠くへ移動することはやはり重要

 次に考慮すべきことは、放射線の発生源となる汚染物質のこと。

 この点についてはまず、体には放射線に対してもダメージから回復する能力があるので、①体力をつけ、免疫力を高めることが必要と指摘している。(←その意味でも避難所対策や遠くへの移転は重要だ)

 つぎに②連続的に放射線を浴びないことが重要で、そのために衣服の処理等が重要になる。この点は以下の本文を見ていただきたい。

 「原発 緊急情報(13) 逃げられない人のために  その2

・・・

 まず第1には、福島の原発から出てくる放射線には何種類かあるということです。まず、原発の内部にある強い放射線が四方八方に飛んでいくというものから受ける被曝です。

 飛んで来る放射線には2種類あって(学問的には3種類ですが、現在関係あるのは2種類です)、一つは光のようなもの。一つは電子です。

 光は、「遠くの光が見える」ように遠くまで進みます。もう一つの電子はものすごく小さいのですが、それでも形を持っている「物質」ですからコンクリートのビルとかそういうものにぶつかるとそこで止まってしまいます。

 空を飛んでいるヘリコプターはこの「光のような放射線と電子」の両方で被曝するのですが、原発の近くに住んでいる人は、原発との間に、小高い山とかビル等があれば、少なくとも電子の分だけは、被曝を受けないということになります。

 原発から遠ざかれば安全だというのは、このことを言っています。

・・・

 もう一つの放射線のもとがあります。

 それは、原発の装置や敷地の中にある「放射能の高い元素」が空気中を飛んでくる場合です。

 仙台とか東京等を遠くになると風に乗って飛んでくることになります。

 これは放射線を持った物質なのでややこしい問題があります。放射線物質を吸い込みますと体の中に入りますので、体の外からではなく、中からも被曝することになります。

 また、衣服につきますと、それが除かれるまで自分の体がその放射性物質から出る放射線で被曝することになります。これは外からです。

 現在の状態では、福島原発から20キロ程度のところの人は避難していますので、ここで説明した最初の放射線はあまり考えなくてもいいということになります。

・・・・・・・・・

 仙台から東京あたりの間に住んでいる人たちは、福島原発からある程度、放射性物質からの放射線を浴びると考えていいと思います。

 その場合、放射線と体の関係を少し知っておく必要があります。

・・・・・・・・・

 人間の身体は放射線に対して防御する能力を持っています。従って、一旦、放射線に当たると、その時には身体の一部がごくわずかですが損傷します。

 しかし、人間の体というものは、常に外部からの攻撃を防御することができるようになっています。例えば風邪のウイルスが体に入っても、体の抵抗力さえあればウイルスを撃退できるのと全く同じです。

 つまり、放射線に当たったらもうそれで終わりと思っている人がおられるのですが、普通の病気と同じように一旦放射線にあたっても、自分の体の抵抗力と免疫力が高ければ、元の体に戻してくれます。

 そうなると普通の病気と同じですからまず第1に体力をつけておくということが必要であることがわかります。

 私がやや放射線に対して楽観的なのは、放射線が弱いということではなく、人間の体が治す能力があることによります。人間は他の動物に対しても放射線で受けた傷を治す力が強いのです.

・・・・・・・・・

 そして第2には、「連続的に放射線を浴びない」ということです。


 放射線でも同じです。外部に出て放射線を浴びたと思ったら、そのあとは家の中に入り、しばらくじっとしていることです。それで回復をします。

 風で飛んできた放射性物質は外を歩いているときに、自分の体の衣服につきます。多くの放射性物質は水で洗えば取れますので、洗濯機で洗ってとるということが必要です。

 非常に厳密に言えば、1回汚染された服は着ない方が良いのですが(専門家でそんなことを言っている人もいますが、家庭生活では不可能です)、現実にはそうもいかないので、やはり注意して洗濯するというのがいいと思います。
下着が心配です。

 だから、ちょうど冬の季節でもありウインドブレーカーのように風を通さないような衣服を上に来て出かけて、それを洗うということができればベストです。

 外出を多くしなければならない人は、外から放射性物質を少しずつ家の中に持ち込むことになりますので、玄関先でそっと脱いで放射性物質が家の中にあまり入らないようにすることが大切でしょう。

 また放射性物質は結構、拭いて取れるものですから床等の拭けるところはできるだけ拭くことも大切です。

・・・・・・・・・

 原発に近いところ以外の放射線はほとんどこのような物質によってもたらされますので、家の中を密閉してその中にじっと入っていれば、被曝量は10分の1ぐらいにもなると言われています。

 もちろん、ストーブ等をたいていれば一酸化炭素中毒等になりますから適度な寒気が必要ですが、その場合でも直接リビングルームに外の風が入ってこないようにあまり生活しない小さな部屋があったらそこから寒気するように気をつけるのも有効です。

・・・・・・・・・
 
「放射線で損傷したところは体が直してくれる」ことと、「放射線は空気中にある小さな物質から来る」という二つを組み合わせますと

1) 外出を控えること、

2) 外出するときにはウインドブレーカーのようなものを着ること、マスクや帽子をかぶること、

3) 帰宅したら玄関先でそっと脱いで洗濯すること、

4) 連続的に外出しないこと、

5) 外出した人が放射線物質を家の中に持ち込んできてその放射線で赤ちゃんが被爆するということがないようにすること

などが有効
であることがわかると思います。

 もちろん、何らかの手段で2,3日でも遠くに行くことができれば、その間は放射線で損傷した体はすこし元に戻ります.

 このようなことを十分に注意すれば、原発に近い人は別にして、
「東京と福島との間に住んでいる人、仙台あたりの人は比較的安全になる」
ということができると思います。

・・・・・・・・・

 これに関連した少し専門的なことに言及します。

 400ミリシーベルトぐらいの放射線を浴びると多くの人が白血病になりますし、100ミリシーベルトぐらいでも免疫力の弱い人は白血病になる場合があります。

 しかし、この100ミリシーベルトとか、400ミリ シーベルトというのは、比較的短い時間に被曝した場合のことです。

 例えば1時間に100ミリシーベルトを浴びた人はかなり危ないのですが、1ヶ月間で100ミリシーベルトを浴びても、その間に自分の体が直していきますので安全サイドになります。

 でも、1ヶ月の場合、どのくらい安全になるかは極めて複雑です。

 女性と男性との問題、赤ちゃんとお年寄りの差等多くのことがありますでなかなか一概に1時間で100ミリシーベルトを浴びたらそれは1ヶ月でどのぐらいかということを具体的に示すことはできません。

 そこで、このブログでは1時間に浴びた量で1ヶ月の打撃を示しています。つまり打撃を受ける上限を言っているということになります。
(平成23年3月18日 10時 執筆)

IAEAの警告―原発の耐震基準

2011-03-18 14:41:43 | 原発
 以前にも伝えたが再度掲載する。内容がより詳しくなり、IAEAが日本政府の警告していたことが分かった。

 2008年12月のことだが、当時日本政府・関係省庁の役人、特に保安院がどう対処したのか徹底した検証が必要だ。


「「日本の原発耐震基準は時代遅れ」=IAEAが08年に警告か―ウィキリークス

時事通信 3月17日(木)18時40分配信

 【ベルリン時事】

 英紙デーリー・テレグラフは17日までに、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電の内容として、国際原子力機関(IAEA)が2008年12月、日本の原発の耐震基準は時代遅れで、大規模な地震が発生した場合、「深刻な問題」が生じる恐れがあると警告していたと伝えた。

 同紙が引用した公電によると、東京で開かれた原子力安全保障に関する主要8カ国(G8)会合で、IAEA当局者は日本の原発耐震指針は過去35年間で3回しか更新されておらず、IAEAが指針を再調査していると説明したという。

 IAEAの天野之弥事務局長は16日の記者会見で、「ウィキリークスで伝えられたことにはコメントしない。原発の耐震基準は常に更新するよう取り組んできた」と述べた。」

武田邦彦氏のブログから-2

2011-03-18 14:14:54 | 原発
 武田氏のブログの転載。保安院がいかにひどいものであるかを指摘。

 現場を知らず許認可権限だけ持っている。

 以下を是非とも参照のこと。

 「原発 少し落ち着いたので・・・「保安院という化け物」

・・・・・・・・・

【なぜ、保安院の人は謝らずに威張っているのか?】

 日本の原子力行政は、原子力委員会が推進、原子力安全委員会が抑制ということになっていたが、政府がいつの間にか、原子力安全・保安院というのを作り、「抑制機関無しの原子力行政」を始めた。

 そのため、安全を考えて抑制する立場だった「原子力安全委員会」は国民に代わって、直接、原子力の安全を守ることができなくなった。

 原子力安全・保安院は全権を持ち、電力会社や原子力安全委員会などに強い影響を持つようになった。これがテレビで見た保安院の人の傲慢な態度にあらわれていた。

 保安院は常に原発に口を出し、俺の言うことを聞かなければ認可しないぞと言い、そして現場を知らないという状態で推移していた。

 このことが「地震で破壊する原発」を作ってきた原因であり、さらに「震度6など想定していなかった」とか「地震対策はしてきたが、津波が起こるとは知らなかった」などという奇妙な言い訳を作り出す原因にもなっている.

・・・・・・・・・

 テレビにでた保安院の人は謝りもせず、傲慢な態度に終始した.これは「事故は俺が起こしたのではない」ということだが、「原発の安全に責任を持つ」という気持ちが無い人が、「原発の安全規制の権力を持っている」ということだからだ。

 彼らは規制について強い権限を持っている.だから電力会社は認可をもらうためにペコペコしなければならない。でも事故が起こったら知らない顔をする・・・役人が入るとこのようになる。

 今、事故が進行中だが、保安院は登場しても混乱するだけだ。東京電力と政府だけで進めてもらいたい。

 また気象庁は全力を挙げて風向と、原子炉からのガスがどのように流れるか、コンピュータを使用して早く全力で計算して欲しい.

 気象庁はこのような時にこそコンピュータを国民の安全のために使い、何時、どこに放射線物質が移動するのか、ハッキリして欲しい.

(平成23年3月15日 執筆)」

武田邦彦氏のブログから

2011-03-18 13:45:30 | 原発
 ここでも武田氏のブログからの転載。

 一番初めのころに書かれたもの。

 日本の原発がいかにもろく、それをマスコミ、政府、関係者一体となって隠ぺいしてきたかが書かれている。

「原発、緊急情報(1)


 福島の原発が危機に陥っています。

 日本は地震国で、今度の地震が相当大きいと言っても震度6程度の地震は普通に起こることです。「普通に起こる地震で原子力発電所が破損する」と思っている国民はいるでしょうか?

 政府やNHKなどのマスコミは「原子力発電所は安全に作られている」という幻想を国民に与えてきたのです

 わたくしは4年程前、「日本の原子力発電所は地震によって倒れるようにて設計されている」と発言しましたが、ほとんど相手にされませんでした。でも、私は現実に原子力安全委員会で基準を確認し、それに対して発言を繰り返してきたのです。

 でも、自主公開の原則を持つ原子力なのに、そんな議論はまったく伝わらず、まさか日本の原子力発電所が地震によって損害を受けることはあり得ないと、日本人は素直に信じていたのです。

 さらに、原子力発電所を抱えている自治体の首長や知事も「原子力発電所は大丈夫だ」といい、通産省の保安院も絶対に大丈夫だと繰り返してきました

 しかし、原子力発電所の地震基準を見ればわかるように地震が起きた時には「残余のリスク」という表現でもともと原子力発電所が壊れる可能性を強く意識しているのです。

・・・・・・・・・

 これについてわたくしは原子力安全委員会でたびたび発言をし、原子力発電所が地震で壊れるという基準を作るなら、
 
 1) まず地震で壊れるということを国民に知らせること、

 2) 付近住民に逃げるためのオートバイと、ヨウ素剤を配ること、

 3) このような地震基準を認める我々(委員)が原発の周辺の住民と同じだけ被爆するべきだとまで言ったのです。


 安全委員会には常にマスコミが隣にいて NHK や朝日新聞はそのことをよく知っていますが報道しません。そして事故が起こると「原発は何をやっているのだ」というようなことを言うのです。

 しかし、テレビを見てそのことに気が付いた人がいます。つまり、福島原発があんなに酷い状態になっているのに原子力保安院や先生方が冷静に対応しているからです。

 冷静なのは「想定の範囲内」だからです。

 つまり関係者は「地震で原子力発電所が壊れる」ということは承知の上なので、原子炉が壊れてもさほど驚かないということを意味しているわけです。

 しかし国民には全く違うこと言ってきました。だから国民の中には震度6ぐらいの地震で原子力発電所は壊れるということは想像もしていなかったでしょう。

 現実的には、チェルノブイリなどと違い軽水炉というのは、それほど危険ではないのですが、今回のように水位が下がったり、炉にヒビが入ったりすれば、相当大きな事故に発展する可能性があるのです。

・・・・・・・・・

 まず、風上に逃げることです.被爆は風によって変わります。風下が危険です. また子供は甲状腺のガンの可能性がでますのでヨウ素剤が必要ですが、これはすぐには手に入らないと思います
.

 政府の言うことは当てになりません。

 人間のやることですから想定外のことが起こることは当然です。


 まして今度のように地震で壊れることが想定の範囲内で行われている原子力発電所では、想定の範囲内で壊れたときに、周辺の住民がヨウ素剤を飲めるようにしなければなりません。

 今回の原子力発電所の事故について、まず第一回として緊急に書かなければならないこと書きました。
(平成23年3月12日 執筆)

武田邦彦



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(C) 2007 武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ


放射線の健康被害―武田邦彦氏のブログから

2011-03-18 13:23:16 | 原発
 武田邦彦字のブログから放射線被害について書かれたものを転載する。

 ご本人の了解を得ていませんが、がお許しいたたければ幸いです。

 ポイントは以下の通り。

 ①茨城北部、原発の近く、福島市等はやや危険。

 ②東京まで来ると今のところまだ危険な状態にはない、

 ③データが部分的なので、全体的な見通しができない、

 ④健康な大人と、妊婦もしくは赤ちゃんとでは、放射線の感度が相当違うので、誰を基準にするかで危険度がちがう。

 ・・・後半を読んでいただければ分かるように,武田氏は赤ん坊は一般人より10倍ほど影響を受けやすいとの仮定で計算しているが、その場合自体が極めて深刻になりうることが示されている。

  このほかニコニコ動画での発言では、風向きによって影響が異なるので、風のデータを持っている気象庁がデータを完全に公開することを求めている。

 アドレス : http://takedanet.com/2011/03/11_0ba1.html

 「原発 緊急情報(11) どこがまでが危ないか:計算結果

 緊急情報の(11)で、放射線による健康被害について、昨日から政府やNHKが間違ったことを言い始めたので、少なくとも緊急にそれを言っておかなければいけないと思い記事を書きました。

 ・・・

重要な事だったので、もちろん、自分としては正しいと思うことを書いたのですが、万が一と思ってチェックをしてもらいましたが、考え方、計算などは基本的な間違いはありませんでした。

・・・・・・・・・

その結果をまとめますと、

1) 原発の近くの町や、茨城県の北の地域、福島市等はすでにやや危険な状態にある、

2) 東京まで来ると今のところまだ危険な状態にはない、

3) データが部分的なので、全体的な見通しができない、

4) 健康な大人と、妊婦もしくは赤ちゃんとでは、放射線の感度が相当違うので、誰を基準にするかで危険度が変わってくる、

・・・・・・・・・

 ニコニコ動画の生放送でお話した通り、わたくしは政府の責任者としてではなく、「家庭のお父さん」として判断をしています。

 家庭のお父さんという意味は、家には妊娠した人もいるでしょうし、赤ちゃんもいるでしょう。それから楽観的な見方もあるし、悲観的な見方もあります。

 その中でわたくしは、やや頭の隅に赤ちゃんを考え、極端に悲観的ではなく、でも多少は「万が一」ということも頭に入れて計算をしています。

 これは「事実をそのまま見る」ということとも相反することではありません。つまり、赤ちゃんは現実にいますし、原発の処理がうまくいけば汚染はなくなっていきます。逆に1ヶ月ぐらい続くこともあるのです。

 そして私は福島に住むお父さんとして、「このままいった場合、子供を少し遠くにやったほうがいいかどうか」ということを考えたのです。

 さらに、今日だけのことを考えるわけにも行きません。今日のデータだけを使うのではなく、おおよその今後の変化も加味しました。

・・・・・・・・・

重要なことですから。前提を細かく説明しておきます。

 【第一】
 まず、政府や NHKがどのように間違って言っているかというと、

 1) 1時間あたりの放射線というを値は、わたくしたちにはほとんど関係がないのに、1時間あたりの放射線の値      を言っていること、

 2) それを全く関係のないレントゲンの場合などと比較していることです。

 つまり、「1時間当たりの放射線が1ミリシーベルト」だったとします。これを仮に1秒あたりの放射線でいれば、0.3マイクロシーベルトになり、「全く問題のない放射線の強さ」になります。

 逆に、1年あたりの放射線とすると、約9シーベルトになるわけですから、「全員が死亡する放射線の強さ」になります。

 わたくしの注意点の第一は、政府や NHK が1時間当たりの放射線の強さを、それと関係ないレントゲンの量などと比較をしていることです。

 1時間あたりの放射線の強さは専門家にはある目安になりますが、「自分がここにいてよいのか、子供をここにおさせていいのか」ということを考える時には無意味な数字だからです。

 ・・・・

【第二】
 一方、例えば、1ミリシーベルトのところ(1時間あたりでも1秒あたりでも)にいても、それは24時間ずっと外にいる時です。

 現実的には、冬場でもありますし24時間外にいるということはありません。

 どんなに長い間外にいてもせいぜい6時間ぐらいでしょう。

 ですから例えば1ミリシーベルトという時にはそれを4分の1にして0.25シーベルトとして計算するのがよいと思います。

 ただ家によっては換気の状態が違いますので、なかなか一概には言えないということがあります。かなり密閉性の良い家にいて、ほとんど外出しなければ10分の1ぐらいというデータもあります。

 逆に、外から帰って来ても服の外に放射性物質がついているときに、それを綺麗に払わなければ被曝する時間は長くなるということになります。

【第三】
 また、赤ちゃんや妊婦が普通の人よりどのくらい感度が高いかということはなかなか難しくて、一概に言えません。

 おおよその目安は、赤ちゃんや妊婦は普通の人の10倍ぐらい安全性を見たほうがいいというところでしょう。

 赤ちゃんを育てている人はこのことがとても心配だと思いますので、今後も少し調べていきたいと思います。

 今のところ、わたくしは家のお父さんとして、「自分はまあ大丈夫だけれども妊娠している女性もいるから、安全を見たほうがいい」というように考えています。

【第四】
 最後に、今日のデータを使うか、今後1週間ぐらいに予想されることのうち「やや悪い方を使うか」という問題があります。

 今日のデータだけを使えば、良いデータもあれば悪いデータもあります。また、今後1週間を考えると予想が外れることもあります。

 しかし、福島原発の問題で冷却がうまく行き沈静化してしまえば、それはそれで良かったのではないかと思います。

 危険を煽りすぎるという批判は必ずありますが、原発が上手く安全になったときだけのことを考えるのも問題です。
福島原発の容器が破裂して今の10倍ぐらいの放射線がでるようになったときのことを考えておけば、お父さんとしての責任は果たせるのではないかと思います。


・・・・・・・・・

 そこで、計算に入ります.

 一昨日からのおおよそのデータを参考にして、「赤ちゃんがいる家庭で、福島原発の容器が破裂して、放射線が10倍ぐらいになったとき。最低でも1ヶ月ほどは一日の4分の1は外にいる状態で、今のところで生活しても良いか」ということで計算します。

そうすると、

{元のデータ(1時間あたりのシーベルトの平均値)}*10(赤ちゃん)*10(容器破裂)*0.25(外にいる時間)*1000(1時間と一ヶ月少しの時間の比率)
=1時間あたりのシーベルトの平均値×25000

となります。

 読者の方で大人の人は計算の値を10分の1に、原発は今の状態より悪くならないと思う人は10分の1にしてください。

 ここで原発が今より10倍の放射線の漏えいになるとしたのは、政府が「福島第一3号炉に水を追加するには17日が限度だ」とコメントした「限度だ」ということを今より10倍としました。(「限度だ」では計算できないから)

 つまり、以下の計算は、
{今のところに1ヶ月以上は住むつもりで、赤ちゃんがいて、福島原発が今より少し悪くなる}
ということが前提です.
・・・・・・・・・

1) 浪江町の人
 文部科学省が測定した時の放射線が最大で330マイクロシーベルト、最低が160マイクロシーベルトだったので、これをそのまま平均して考えると(一日平均、もしくは今までの累計はデータが手元にありません)、

毎時245マイクロシーベルト*25000=約6シーベルト

     計算結果:死ぬ。

容器が破裂しない場合:
245マイクロシーベルト*2500=約600ミリシーベルト

     計算結果:白血病になる。

2) 高萩市 14日22時から15日22時まで1日間

平均放射線 毎時約2マイクロシーベルト
計算:2*25000=50ミリシーベルト

  計算結果  法律の許容値の50倍。白血病の4分の1


3) 福島市  文科省データ  毎時20マイクロシーベルト

     (一日の平均値不詳)
計算  20*25000=500ミリシーベルト

  計算結果  白血病

4) 東京   いろいろなデータが毎時0.1から1マイクロシーベルトぐらい

計算   0.1or1*25000=2or25ミリシーベルト

  計算結果  法律の許容値の2から25倍程度。

        やや危険。
となります。

 これは「危険を煽ることも、内輪に計算することもしない」場合です.

 このように計算しますと、

1) 原発に近い人は風上の遠いところに移動した方が良い、

2) 福島、高萩ぐらいのところの人はやや危険で、原発が沈静化すれば良いし、容器が破損すると逃げた方が良い、

3) 東京はまだ少し余裕がある


ということになります。

 この計算結果は多くの方からの情報でまた修正しますが、福島、茨城の地域のデータでは時間あたり3マイクロシーベルトぐらいがでているので、赤ちゃんや妊婦の方は注意した方が良い、東京はまだ少し余裕があるという事になりました。

 やや予想より厳しい結果になりましたが、これは赤ちゃん係数10、原発の悪くなる係数10が効いています.赤ちゃんや妊婦はデータをさらに調べます.また原発が悪くなる係数はそれぞれの予想によって考えてください。

 (自衛隊のヘリコプターの測定値は毎時80ミリシーベルトぐらいだったが、昨日はさらに高かったと報告されている.80ミリシーベルトでは1時間から4時間で白血病などになる。自衛隊員も可哀想だ.)
(平成23年3月17日午後2時 執筆)


福島の放射線量減少せず

2011-03-18 12:59:52 | 原発
 福島等に関する放射線観測データを朝日新聞が以下のように伝えている。

 明らかに福島県内の数値は高い。これはもう5―6日継続している。

 福島市の12.90マイクロシーベルトは、2日ほど前は20マイクロシーベルトを超えていた。

 白河市は今も20マイクロシーベルトを超えている。


 4日間96時間20マイクロシーベルトとすると、累積被曝量は、1920マイクロシーベルト、1.920ミリシーベルトとなる。

 明らかに危険な数値だ。年間の自然被曝量に近くなっている。ここ数日でである。

 直ちに予防のため、幼児、赤ん坊、15歳以下の子供、妊婦にヨウ素剤を投与しなさい。

 ヨウ素剤は後になって投与しても遅いのだから。




「放射線、依然として高レベル続く 周辺自治体で観測(朝日新聞Web版 3/18 13時現在の記事)

 東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、福島県や茨城県など周辺の自治体では、17日午前現在も、通常より高い放射線量を記録している。

 ・・・・・

 17日朝の観測値は、1時間あたり、茨城県北茨城市で1.27マイクロシーベルト

 栃木県那須町で1.32マイクロシーベルトなど。

 福島県内ではさらに高い値が続き、午前11時現在、南相馬市が3.32マイクロシーベルト、

 白河市が3.20マイクロシーベルト。

 福島市では12.90マイクロシーベルトを観測した。


 ピーク時(15日午後7時)の23.88マイクロシーベルトに比べると低くなったが、依然、12~13マイクロシーベルト台で推移している。

 一方、首都圏では、川崎市で0.0713マイクロシーベルト、さいたま市で0.064マイクロシーベルトなど、平常時の上限をやや上回る値だ。」