#メルトダウン (#高田渡の「値上げ」の替え歌)
ずっと嘘だった / 斉藤和義 YouTube版 (歌詞付き)
今年の最後に。
ほんとは紅白で歌ってほしい。
今年を本当に象徴する局だと思う。
今年の最後に。
ほんとは紅白で歌ってほしい。
今年を本当に象徴する局だと思う。
「4月に全原発の停止濃厚 80年代以降では初めて
全国の商業用原発54基が4月に全て停止する可能性が強まったことが30日、共同通信のまとめで分かった。現在稼働中の6基は来年1月以降に定期検査で順次止まり、最後の北海道電力泊原発3号機が4月下旬に停止。検査中の原発再稼働にはめどが立っておらず、政府が現状を打開できなければ稼働する原発が完全にゼロとなる。
日本原子力発電の東海原発が1966年に初の営業運転を始めて以来、草創期を除くと全原発停止は極めて異例。電力各社が競って原発事業を推進した80年代以降では初めての事態となる。
事態が長期化すれば、火力、水力発電に頼る綱渡りの電力供給が続くことになる。」
(http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011123001001336.html)
これを機に原発をやめればいいだけのこと。
京都議定書からも離脱したことだし、いい機会ではないだろうか。
写真のようなことになるよりずっといいと思う。
全国の商業用原発54基が4月に全て停止する可能性が強まったことが30日、共同通信のまとめで分かった。現在稼働中の6基は来年1月以降に定期検査で順次止まり、最後の北海道電力泊原発3号機が4月下旬に停止。検査中の原発再稼働にはめどが立っておらず、政府が現状を打開できなければ稼働する原発が完全にゼロとなる。
日本原子力発電の東海原発が1966年に初の営業運転を始めて以来、草創期を除くと全原発停止は極めて異例。電力各社が競って原発事業を推進した80年代以降では初めての事態となる。
事態が長期化すれば、火力、水力発電に頼る綱渡りの電力供給が続くことになる。」
(http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011123001001336.html)
これを機に原発をやめればいいだけのこと。
京都議定書からも離脱したことだし、いい機会ではないだろうか。
写真のようなことになるよりずっといいと思う。
「ロシア北カフカスのイングーシ共和国の国境警備隊は、森で「雪男(イエティー)」を捕まえた。インターファクス通信がイングーシ共和国のマルシャニ社会発展相の発言を引用して伝えた。
マルシャニ社会発展相によると、はじめこの奇妙な生き物は、地元の農場の羊を盗んだ熊だと思われたが、その後、その熊が住んでいた森を調査した国境警備隊が、身長が約2メートルの奇妙な生き物を発見したという。
社会発展相によると、捕らえられた生き物はゴリラによく似ており、身長は約2メートルで黒っぽい色をしている。ゴリラとは違って歩行の際には「前脚」で支えることなく、人間のように垂直に歩くという。唸り声を上げ、奇妙な音を発している。この生き物は、メスではないかと見られている。
マルシャニ社会発展相によると、大きなゴリラには通常、長くて大きく重い腕があるが、捕獲された生き物の手は短く、人間のように二本足で立っているという。
社会発展相は、生き物は非常に脅えており、主に肉や植物を食べていると指摘した。
社会発展相は、数日後にこの奇妙な生き物を引き取るためにモスクワからイングーシ共和国に専門家らが到着すると伝えた。」
ロシアの声より→http://japanese.ruvr.ru/2011/12/29/63102776.html
マルシャニ社会発展相によると、はじめこの奇妙な生き物は、地元の農場の羊を盗んだ熊だと思われたが、その後、その熊が住んでいた森を調査した国境警備隊が、身長が約2メートルの奇妙な生き物を発見したという。
社会発展相によると、捕らえられた生き物はゴリラによく似ており、身長は約2メートルで黒っぽい色をしている。ゴリラとは違って歩行の際には「前脚」で支えることなく、人間のように垂直に歩くという。唸り声を上げ、奇妙な音を発している。この生き物は、メスではないかと見られている。
マルシャニ社会発展相によると、大きなゴリラには通常、長くて大きく重い腕があるが、捕獲された生き物の手は短く、人間のように二本足で立っているという。
社会発展相は、生き物は非常に脅えており、主に肉や植物を食べていると指摘した。
社会発展相は、数日後にこの奇妙な生き物を引き取るためにモスクワからイングーシ共和国に専門家らが到着すると伝えた。」
ロシアの声より→http://japanese.ruvr.ru/2011/12/29/63102776.html
「「中国は欧州救えない」=債務危機で-元全人代副委員長
【香港時事】3日付の香港各紙によると、中国全国人民代表大会(全人代)の元常務副委員長(国会副議長)で著名なエコノミストの成思危氏は米国時間の1日、ワシントンで講演し、欧州債務危機について中国が欧州を救うことはできないと強調した。
成氏は「中国の外貨準備高は多いが、実際に使える資金はあまりない。もし米国の債券を売って欧州の債券を買えば、米国はどうなるのか」と指摘。「中国には(欧州救済の)気持ちはあっても力がなく、英雄のように欧州を救うということはあり得ない」と語った。
ただ、同時に「中国は米国も欧州も救えないが、ユーロ圏の崩壊は欧州だけでなく、世界中の国々にとって災難となるので、手助けはしたい」と述べ、中国政府は一定の支援をすべきだとの考えを示した。(2011/11/03-14:52)」
冷静な発言だと思う。
おそらく実態に沿ったものであろう。
【香港時事】3日付の香港各紙によると、中国全国人民代表大会(全人代)の元常務副委員長(国会副議長)で著名なエコノミストの成思危氏は米国時間の1日、ワシントンで講演し、欧州債務危機について中国が欧州を救うことはできないと強調した。
成氏は「中国の外貨準備高は多いが、実際に使える資金はあまりない。もし米国の債券を売って欧州の債券を買えば、米国はどうなるのか」と指摘。「中国には(欧州救済の)気持ちはあっても力がなく、英雄のように欧州を救うということはあり得ない」と語った。
ただ、同時に「中国は米国も欧州も救えないが、ユーロ圏の崩壊は欧州だけでなく、世界中の国々にとって災難となるので、手助けはしたい」と述べ、中国政府は一定の支援をすべきだとの考えを示した。(2011/11/03-14:52)」
冷静な発言だと思う。
おそらく実態に沿ったものであろう。
政府の事故調査委員会中間報告書は以下でダウンロードできます。
→http://icanps.go.jp/post-1.html
それから以下の、木下さんのブログも大変勉強になります。
→http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927
そして先日九電の圧力で出版が中止に追い込まれたと話題になった、田中優氏のブログは以下です。
→http://tanakayu.blogspot.com/
なお私が読んだ田中氏の本は、『原発に頼らない社会へ』ランダムハウス・ジャパン(¥1000)です。脱原発に必要な様々な技術の存在と、その実用化を阻んでいる電力会社・政府の仕組みを的確に指摘しています。是非一読を勧めます。
→http://icanps.go.jp/post-1.html
それから以下の、木下さんのブログも大変勉強になります。
→http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927
そして先日九電の圧力で出版が中止に追い込まれたと話題になった、田中優氏のブログは以下です。
→http://tanakayu.blogspot.com/
なお私が読んだ田中氏の本は、『原発に頼らない社会へ』ランダムハウス・ジャパン(¥1000)です。脱原発に必要な様々な技術の存在と、その実用化を阻んでいる電力会社・政府の仕組みを的確に指摘しています。是非一読を勧めます。
今年一年を振り返れば、何といっても3月11日の大震災・津波と、その後の原発の問題だった。
何の気なしに始めたこのブログに、つい力が入ったのも原発の問題があったからだと思う。
同時に自分自身の不勉強や、力の無さも痛感した。
ブログの大半はニュース記事等の転載で、自分の言葉はわずかだった。
人の文章を読むのは数分でも、それを書くのは大変なことだ。
自分の力の無さは前提で、やはり書かざるを得ないのは、限りなく厄介な原発事故の問題だ。
中でも、事故そのものの深刻さ以上に、この国のエリート達の問題だ。
エリートとよばれる官僚や、それに連なる人々。
東電のような半官半民企業の幹部や、首都圏の大規模メディア等。
彼らが、如何に無責任であり、なにより責任を問われず、のうのうとしていられるということに、暗澹たる気持ちだ。
・・・・・・・・・・・・・
日本のメディアは、中国の高速鉄道事故についてあれこれ論じたが、あのような事故はいってみれば「その場限り」のものであり、原発事故のようにこのあと事実上無制限に対処し続け、苦しみ続けなければならない性格のものではない(死傷者の数も比較にならないほど少ない)。
にもかかわらず中国では、中国では50名をこえる関係幹部が処分され、なかには職を解かれただけでなく、刑務所に行くことになる人もでた。
また新幹線の建設計画は一時凍結され、大幅な見直しが実施された。
それに対して日本では、東電、保安院、経産省、その他関係者の誰ひとり刑事罰に問われていないというのはどういうことか。内部でも処分がされたという話を聞いたことがない。
企業のコンプライアンスをめぐる議論等などお笑い沙汰だ。
しかも肝心かなめの政府の事故調査委員会は、関係者の処罰を最初から目的にしないと言っている。
ということは事故を引き起こした責任者が、今後も社会的影響力を持ち続けるということだ。
実際今回の事故の原因を作ったような学者が、電力会社と仲のいいテレビ局や、福島をはじめとするあちこちの自治体で大きな顔をして話をしている。
その結果、放射線の被曝問題でも、相も変わらず、危険だ、いや安全だと不毛な議論が続いている。
なぜチェルノブイリや、それに関係して活動してきた世界各国の研究者や医師を招いて対策を講じないのか。
正確な汚染地図を作製して、そこから人を対比させ、福島原発周辺の高台に、あらゆる放射性廃棄物の集積施設を作り、その近辺は完全な閉鎖地区にする他ないのは明らかではないだろうか。
今福島で自宅の庭の表面を掘り起こしたりしながら、赤ん坊を育てているお母さん達。
すぐ退避しなさい。
そして待避先で東電と役所、そして政府を相手にした訴訟を展開しなさい。
でないと子供ががんになりかねません―そしてあなたも。
そうなった後で、何を言っても、どんなに嘆いても、その子の人生はないのですよ。
・・・・・・・・・・・
来年はいい年にしよう、とみなが言う。私もそうなったらいいと思う。
でも、私はならないだろうと思う。
なぜなら今年を惨憺たるものにした人たちが平然とその地位にい続けているからだ。
それを変えること。それが来年をいい年にすることではないのか。
問題を起こした人々の責任を明確にし、処罰することのできる社会でなければ、本当に未来はないと思う。
それはこの国に正義がないということと同義だと思うからだ。
正義なき国に未来はない・・・。
正義を取り返すために自分たちが行動すること、それが来年をいい年にする唯一の方法だ。
神頼みなど役に立たないのは周知の事実だ(賽銭など無駄だ―義捐金にして送ろう)。
来年は、行動の年にしたいと思う。
何の気なしに始めたこのブログに、つい力が入ったのも原発の問題があったからだと思う。
同時に自分自身の不勉強や、力の無さも痛感した。
ブログの大半はニュース記事等の転載で、自分の言葉はわずかだった。
人の文章を読むのは数分でも、それを書くのは大変なことだ。
自分の力の無さは前提で、やはり書かざるを得ないのは、限りなく厄介な原発事故の問題だ。
中でも、事故そのものの深刻さ以上に、この国のエリート達の問題だ。
エリートとよばれる官僚や、それに連なる人々。
東電のような半官半民企業の幹部や、首都圏の大規模メディア等。
彼らが、如何に無責任であり、なにより責任を問われず、のうのうとしていられるということに、暗澹たる気持ちだ。
・・・・・・・・・・・・・
日本のメディアは、中国の高速鉄道事故についてあれこれ論じたが、あのような事故はいってみれば「その場限り」のものであり、原発事故のようにこのあと事実上無制限に対処し続け、苦しみ続けなければならない性格のものではない(死傷者の数も比較にならないほど少ない)。
にもかかわらず中国では、中国では50名をこえる関係幹部が処分され、なかには職を解かれただけでなく、刑務所に行くことになる人もでた。
また新幹線の建設計画は一時凍結され、大幅な見直しが実施された。
それに対して日本では、東電、保安院、経産省、その他関係者の誰ひとり刑事罰に問われていないというのはどういうことか。内部でも処分がされたという話を聞いたことがない。
企業のコンプライアンスをめぐる議論等などお笑い沙汰だ。
しかも肝心かなめの政府の事故調査委員会は、関係者の処罰を最初から目的にしないと言っている。
ということは事故を引き起こした責任者が、今後も社会的影響力を持ち続けるということだ。
実際今回の事故の原因を作ったような学者が、電力会社と仲のいいテレビ局や、福島をはじめとするあちこちの自治体で大きな顔をして話をしている。
その結果、放射線の被曝問題でも、相も変わらず、危険だ、いや安全だと不毛な議論が続いている。
なぜチェルノブイリや、それに関係して活動してきた世界各国の研究者や医師を招いて対策を講じないのか。
正確な汚染地図を作製して、そこから人を対比させ、福島原発周辺の高台に、あらゆる放射性廃棄物の集積施設を作り、その近辺は完全な閉鎖地区にする他ないのは明らかではないだろうか。
今福島で自宅の庭の表面を掘り起こしたりしながら、赤ん坊を育てているお母さん達。
すぐ退避しなさい。
そして待避先で東電と役所、そして政府を相手にした訴訟を展開しなさい。
でないと子供ががんになりかねません―そしてあなたも。
そうなった後で、何を言っても、どんなに嘆いても、その子の人生はないのですよ。
・・・・・・・・・・・
来年はいい年にしよう、とみなが言う。私もそうなったらいいと思う。
でも、私はならないだろうと思う。
なぜなら今年を惨憺たるものにした人たちが平然とその地位にい続けているからだ。
それを変えること。それが来年をいい年にすることではないのか。
問題を起こした人々の責任を明確にし、処罰することのできる社会でなければ、本当に未来はないと思う。
それはこの国に正義がないということと同義だと思うからだ。
正義なき国に未来はない・・・。
正義を取り返すために自分たちが行動すること、それが来年をいい年にする唯一の方法だ。
神頼みなど役に立たないのは周知の事実だ(賽銭など無駄だ―義捐金にして送ろう)。
来年は、行動の年にしたいと思う。
「南海トラフ:震源域、2倍に拡大 西日本もM9想定--内閣府検討会
西日本の太平洋沖に延びる「南海トラフ」で発生する巨大地震と津波について、内閣府の検討会は27日、想定する震源域と波源域を最大で従来の約2倍に拡大する中間とりまとめを公表した。
東海、東南海、南海の3地震に加え、宮崎県沖の日向灘南部なども連動する恐れがあると想定。地震の規模は暫定値でマグニチュード(M)9・0とした。同検討会は今後、想定津波高などの検討を進めるが、防災対策の大幅見直しを迫られそうだ。【八田浩輔、池田知広、神保圭作】
国はこれまで、南海トラフで想定する巨大地震の震源域を、駿河湾から高知県沖にかけての約6万平方キロ、規模は最大M8・7と想定していた。今回の見直しで、規模は3倍近くになり、震源域は東日本大震災よりも広い約11万平方キロになる。
同検討会は「あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大地震・津波を検討する」との考えに基づいて検討。古文書や津波堆積(たいせき)物から過去の津波高などを調査した最新の研究成果を反映させた。
その結果、南海トラフで繰り返し起きる巨大地震のうち、300~500年に1回は津波が特に大きくなると分析。こうした地震が最後に起きたのは、1707年の宝永地震だった。また、高知県内の堆積物の分析から、約2000年前に発生した津波が最大級の可能性があるとした。
震源域と波源域については、宮崎県内の調査で宝永地震などによる堆積物が見つかったことから、西端を日向灘南部まで拡大。国の地震調査研究推進本部が東海地震と富士川河口断層帯(静岡県)が連動する可能性を指摘したため、東端は同断層帯まで延ばした。
北側の震源域については従来、深さ30キロまでのプレート(岩板)境界面を想定。より深い領域の地震活動の調査から、最大同約40キロ付近まで拡大した。
さらに、南側については、南海トラフから深さ約10キロまでの浅い領域を新たな波源域として設定。これにより、津波高は従来想定の2倍程度になる地点も出る可能性がある。同検討会は来春までに、震度分布や津波高を推計して公表。国はこれを基に来秋までには被害想定をまとめる方針。」
NHKで先日やっていた、高知大学・北海道大学の先生方の努力のたまものだろう。深謝。
(→http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/1225.html)
問題はこれをどう生かすかだ。
番組で紹介されていた事例では、想像を絶する―どの程度の規模化の推測は出されなかった―大津波が過去にあった証拠が示されていた。
しかも発生間隔から見て明日にでも起こって不思議ではないことが明かだった。
となると対処方法も緊急に、相当の無理をしないと不可能なのではないか。
海岸線から5キロ程度は居住地区は作らない、などとしただけでも大混乱だと思う。
しかしそのために政治的に決断を下し、土地に対する権利を制限し、強制的な立ち退きを含む地域の再編成をやらないと、壊滅的な打撃を受けそうだ。
これは政治家だけの問題ではなく、主権者である国民一人一人の決意の問題だ。
もう一度3011の津波の様子を思い浮かべよう。
あれを繰り返さないためなら、どのようなことだってすると心に誓ったはずではなかっただろうか。
西日本の太平洋沖に延びる「南海トラフ」で発生する巨大地震と津波について、内閣府の検討会は27日、想定する震源域と波源域を最大で従来の約2倍に拡大する中間とりまとめを公表した。
東海、東南海、南海の3地震に加え、宮崎県沖の日向灘南部なども連動する恐れがあると想定。地震の規模は暫定値でマグニチュード(M)9・0とした。同検討会は今後、想定津波高などの検討を進めるが、防災対策の大幅見直しを迫られそうだ。【八田浩輔、池田知広、神保圭作】
国はこれまで、南海トラフで想定する巨大地震の震源域を、駿河湾から高知県沖にかけての約6万平方キロ、規模は最大M8・7と想定していた。今回の見直しで、規模は3倍近くになり、震源域は東日本大震災よりも広い約11万平方キロになる。
同検討会は「あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大地震・津波を検討する」との考えに基づいて検討。古文書や津波堆積(たいせき)物から過去の津波高などを調査した最新の研究成果を反映させた。
その結果、南海トラフで繰り返し起きる巨大地震のうち、300~500年に1回は津波が特に大きくなると分析。こうした地震が最後に起きたのは、1707年の宝永地震だった。また、高知県内の堆積物の分析から、約2000年前に発生した津波が最大級の可能性があるとした。
震源域と波源域については、宮崎県内の調査で宝永地震などによる堆積物が見つかったことから、西端を日向灘南部まで拡大。国の地震調査研究推進本部が東海地震と富士川河口断層帯(静岡県)が連動する可能性を指摘したため、東端は同断層帯まで延ばした。
北側の震源域については従来、深さ30キロまでのプレート(岩板)境界面を想定。より深い領域の地震活動の調査から、最大同約40キロ付近まで拡大した。
さらに、南側については、南海トラフから深さ約10キロまでの浅い領域を新たな波源域として設定。これにより、津波高は従来想定の2倍程度になる地点も出る可能性がある。同検討会は来春までに、震度分布や津波高を推計して公表。国はこれを基に来秋までには被害想定をまとめる方針。」
NHKで先日やっていた、高知大学・北海道大学の先生方の努力のたまものだろう。深謝。
(→http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/1225.html)
問題はこれをどう生かすかだ。
番組で紹介されていた事例では、想像を絶する―どの程度の規模化の推測は出されなかった―大津波が過去にあった証拠が示されていた。
しかも発生間隔から見て明日にでも起こって不思議ではないことが明かだった。
となると対処方法も緊急に、相当の無理をしないと不可能なのではないか。
海岸線から5キロ程度は居住地区は作らない、などとしただけでも大混乱だと思う。
しかしそのために政治的に決断を下し、土地に対する権利を制限し、強制的な立ち退きを含む地域の再編成をやらないと、壊滅的な打撃を受けそうだ。
これは政治家だけの問題ではなく、主権者である国民一人一人の決意の問題だ。
もう一度3011の津波の様子を思い浮かべよう。
あれを繰り返さないためなら、どのようなことだってすると心に誓ったはずではなかっただろうか。
「ロシアの声」からの転載です。全ロシア世論調査センターによれば、2011年の重大事故に、ロシア人は東電の原発事故を選んでいます。
以下関連した事柄も含めた記事になっています。
「ロシア人が考える今年2011年の重大ニュースが明らかとなった。全ロシア世論調査センターが発表した結果によると、リビアでの戦争、日本の福島第一原子力発電所での事故が2011年の重大ニュースに選ばれた。
3月11日に発生した福島第一原発での事故は、原子力の平和利用についての問題を投げかけた。多くの国の首脳らは、原子力の利用を拒否する可能性について声明を表した。
ドイツでは福島第一原発での事故後、電力供給における原発が占める割合を40パーセント削減する決定が承認された。ドイツの例に続き、スイスやイギリスでは原発を廃止する方針が決定した。ロシアの専門家ルビノフ氏は、ベルギーも原発を廃止する計画だと述べ、次のように語っている。
「世界全体で、原子力エネルギーの発展速度が遅くなっているように感じられる。現在、多くのプロジェクトが中止されている。」
ロシア国立研究センター「クルチャトフ研究所」のクハルキン専門家は、ロシアでは福島第一原発での事故から2ヵ月後にストレステストが実施されたと述べ、次のように語っている。
「全ての原子力発電所で、新たな要素を考慮に入れた検査が実施された。我々はこのテストに真剣に取り組んだ。全てのニュアンスに目を向けた。『フクシマ』での出来事は、我々の原発をさらに注意深く検査する必要性を提示したが、ロシアでは原発廃止に関する話は出ていない。」
別の重要問題として、放射線が人体に及ぼす影響がある。日本での原発事故に伴い、一連の国々は一時的に日本からの食品の輸入を禁止した。気象学大学のカルリン学長は、過剰な懸念が示されているとの見解を示し、次のように語っている。
「『フクシマ』での事故は地域的な性格を持っており、別の国への悪影響は何もなかった。主な危険性としては、食品に放射能が蓄積される恐れがある。」
ロシア国民は他の国の人々と同様、苦しい状況の中で落ち着いた態度を示し、あらゆる苦難を耐え抜いた日本人の精神性に驚きを表し、褒め称えた。日本では数千人が極限的な状況に陥ったが、被災地でさえ日本人は自制心を保ち、互いに助け合った。世界がそんな日本人に敬意を表した。」
(http://japanese.ruvr.ru/2011/12/26/62920381.html)
以下関連した事柄も含めた記事になっています。
「ロシア人が考える今年2011年の重大ニュースが明らかとなった。全ロシア世論調査センターが発表した結果によると、リビアでの戦争、日本の福島第一原子力発電所での事故が2011年の重大ニュースに選ばれた。
3月11日に発生した福島第一原発での事故は、原子力の平和利用についての問題を投げかけた。多くの国の首脳らは、原子力の利用を拒否する可能性について声明を表した。
ドイツでは福島第一原発での事故後、電力供給における原発が占める割合を40パーセント削減する決定が承認された。ドイツの例に続き、スイスやイギリスでは原発を廃止する方針が決定した。ロシアの専門家ルビノフ氏は、ベルギーも原発を廃止する計画だと述べ、次のように語っている。
「世界全体で、原子力エネルギーの発展速度が遅くなっているように感じられる。現在、多くのプロジェクトが中止されている。」
ロシア国立研究センター「クルチャトフ研究所」のクハルキン専門家は、ロシアでは福島第一原発での事故から2ヵ月後にストレステストが実施されたと述べ、次のように語っている。
「全ての原子力発電所で、新たな要素を考慮に入れた検査が実施された。我々はこのテストに真剣に取り組んだ。全てのニュアンスに目を向けた。『フクシマ』での出来事は、我々の原発をさらに注意深く検査する必要性を提示したが、ロシアでは原発廃止に関する話は出ていない。」
別の重要問題として、放射線が人体に及ぼす影響がある。日本での原発事故に伴い、一連の国々は一時的に日本からの食品の輸入を禁止した。気象学大学のカルリン学長は、過剰な懸念が示されているとの見解を示し、次のように語っている。
「『フクシマ』での事故は地域的な性格を持っており、別の国への悪影響は何もなかった。主な危険性としては、食品に放射能が蓄積される恐れがある。」
ロシア国民は他の国の人々と同様、苦しい状況の中で落ち着いた態度を示し、あらゆる苦難を耐え抜いた日本人の精神性に驚きを表し、褒め称えた。日本では数千人が極限的な状況に陥ったが、被災地でさえ日本人は自制心を保ち、互いに助け合った。世界がそんな日本人に敬意を表した。」
(http://japanese.ruvr.ru/2011/12/26/62920381.html)
「【泊原発の廃炉を求めて提訴】
2011年8月、北海道泊原発3号機が運転を再開。福島第一原発事故の後に世界で初めて運転を再開した原発となった。同月には’08年のプルサーマル計画シンポジウムでのやらせ問題も発覚し、計画は当面白紙に。疑惑が高まる泊原発の廃炉を求めて、市民団体「泊原発の廃炉をめざす会」が11月11日に札幌地裁へ提訴した
◆「昔、原発があった」と早く言えるように
福島の事故が起きるずっと前から地元で反原発の活動を続けてきた草の根運動家、斎藤武一氏。
泊村からわずか5km離れた岩内町に生まれ育った斎藤氏は、原発の温排水の影響を調べるため、30年以上も岩内港の海水温を測ってきた。温排水のせいで海水温は平均0.3度上昇している。0.1度の変化で魚は生息地を変えるので、今では特産品だったスケソウダラが捕れなくなった。’90年に岩内で見つかった突然変異のバラを世間に訴え、北海道の市町村別がん死亡率を自力で調べて死亡率1位が泊で2位が岩内と知り、さらに原発近隣区域の雨と乳がん死の関係を探ると年間降雨量が最も多い小樽市で乳がん死亡率が最も高いことを突き止めた(放射能の影響を知らせる専門の調査はまだない)。まるで草の根の科学者のような人だ。「廃炉の会」では、原告団の代表を務めている。
「原発なんて何もいいことはない。子供たちが心配だし、毎日、海は温められ殺されている。北海道には、原発の前に150年くらい開拓の歴史がありました。次は、原発をなくして真の民主主義を確立していくための“新しい開拓の時代”をつくりたいですね」
新雪のように真っ白で仄かな理想が、そこにあった。
エネルギー技術の日進月歩を思うなら原子力発電はもはや旧式のもの、と呼んでもいいのだろう。発電所の建設に膨大なコストがかかり、万一、事故を起こしたときの損害費用は無限大。熱効率も30%と低いから大量の放射性廃棄物が空へ海へと流れ出る。実は北海道電力は北ガスとの共同事業で’18年より小樽港にて液化天然ガスを用いた火力発電を開始する予定でいる。こちらのほうの熱効率は60%を超える。今年10月に発表されたこの新案を好意的に解釈するなら、もしかしたら北電自身そろそろ原発を卒業したがっていて、代替エネルギーを真剣に考え始めた、と想像することもできるのだが……。いずれにせよ原子力発電は人間の理学の想像力が作り上げた怪物。怪物を早々に退治しなければ、日本の明るい復興は見えない。
札幌地裁への提訴を終えた「廃炉の会」は11月13日に記念講演会を開き、700人の聴衆を札幌市民ホールに集めた。北海道帯広市に生まれ、札幌に暮らす小説家・池澤夏樹氏が講演を行った。
池澤氏は「原子力発電は、スピードはあるがハンドルがない自動車のようなもの。最終的にコントロールできるのは人間の倫理観だろう」と語り、こう締めくくった。
「原子力エネルギーは結局のところ人間の手に負えない。だから『昔、原発があった。怖いもんだったねえ』と早く言いたいものです」
取材・文/長谷川博一」
2011年8月、北海道泊原発3号機が運転を再開。福島第一原発事故の後に世界で初めて運転を再開した原発となった。同月には’08年のプルサーマル計画シンポジウムでのやらせ問題も発覚し、計画は当面白紙に。疑惑が高まる泊原発の廃炉を求めて、市民団体「泊原発の廃炉をめざす会」が11月11日に札幌地裁へ提訴した
◆「昔、原発があった」と早く言えるように
福島の事故が起きるずっと前から地元で反原発の活動を続けてきた草の根運動家、斎藤武一氏。
泊村からわずか5km離れた岩内町に生まれ育った斎藤氏は、原発の温排水の影響を調べるため、30年以上も岩内港の海水温を測ってきた。温排水のせいで海水温は平均0.3度上昇している。0.1度の変化で魚は生息地を変えるので、今では特産品だったスケソウダラが捕れなくなった。’90年に岩内で見つかった突然変異のバラを世間に訴え、北海道の市町村別がん死亡率を自力で調べて死亡率1位が泊で2位が岩内と知り、さらに原発近隣区域の雨と乳がん死の関係を探ると年間降雨量が最も多い小樽市で乳がん死亡率が最も高いことを突き止めた(放射能の影響を知らせる専門の調査はまだない)。まるで草の根の科学者のような人だ。「廃炉の会」では、原告団の代表を務めている。
「原発なんて何もいいことはない。子供たちが心配だし、毎日、海は温められ殺されている。北海道には、原発の前に150年くらい開拓の歴史がありました。次は、原発をなくして真の民主主義を確立していくための“新しい開拓の時代”をつくりたいですね」
新雪のように真っ白で仄かな理想が、そこにあった。
エネルギー技術の日進月歩を思うなら原子力発電はもはや旧式のもの、と呼んでもいいのだろう。発電所の建設に膨大なコストがかかり、万一、事故を起こしたときの損害費用は無限大。熱効率も30%と低いから大量の放射性廃棄物が空へ海へと流れ出る。実は北海道電力は北ガスとの共同事業で’18年より小樽港にて液化天然ガスを用いた火力発電を開始する予定でいる。こちらのほうの熱効率は60%を超える。今年10月に発表されたこの新案を好意的に解釈するなら、もしかしたら北電自身そろそろ原発を卒業したがっていて、代替エネルギーを真剣に考え始めた、と想像することもできるのだが……。いずれにせよ原子力発電は人間の理学の想像力が作り上げた怪物。怪物を早々に退治しなければ、日本の明るい復興は見えない。
札幌地裁への提訴を終えた「廃炉の会」は11月13日に記念講演会を開き、700人の聴衆を札幌市民ホールに集めた。北海道帯広市に生まれ、札幌に暮らす小説家・池澤夏樹氏が講演を行った。
池澤氏は「原子力発電は、スピードはあるがハンドルがない自動車のようなもの。最終的にコントロールできるのは人間の倫理観だろう」と語り、こう締めくくった。
「原子力エネルギーは結局のところ人間の手に負えない。だから『昔、原発があった。怖いもんだったねえ』と早く言いたいものです」
取材・文/長谷川博一」
アーサー・ビナードさんのお話_(8月18日)
大分前のものですが、重要なことを話されています。
ちなみに北海道泊村のがん発生率は道内一位のようです。
⇒http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-788.html
このサイトにはピアー度三のこのラジオでの発言の原稿おこししたものも含まれています。
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みんなで作る放射線マップ(http://minnade-map.net/)というサイトがあります。
のぞいてみると福島や茨城方面と、首都圏は数多くの方がモニターされていますが、それ以外の地方は閑散たるものです。
私もマップに参加しました。
みなさんもぜひとも参加しましょう。登録の画面は下の通りです。
⇒http://minnade-map.net/regist.php
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