白夜の炎

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ウィキリークスが明かすNSAの対日諜報活動

2015-07-31 16:32:18 | 政治
"Press Release
Today, Friday 31 July 2015, 9am CEST, WikiLeaks publishes "Target Tokyo", 35 Top Secret NSA targets in Japan including the Japanese cabinet and Japanese companies such as Mitsubishi, together with intercepts relating to US-Japan relations, trade negotiations and sensitive climate change strategy.

The list indicates that NSA spying on Japanese conglomerates, government officials, ministries and senior advisers extends back at least as far as the first administration of Prime Minister Shinzo Abe, which lasted from September 2006 until September 2007. The telephone interception target list includes the switchboard for the Japanese Cabinet Office; the executive secretary to the Chief Cabinet Secretary Yoshihide Suga; a line described as "Government VIP Line"; numerous officials within the Japanese Central Bank, including Governor Haruhiko Kuroda; the home phone number of at least one Central Bank official; numerous numbers within the Japanese Finance Ministry; the Japanese Minister for Economy, Trade and Industry Yoichi Miyazawa; the Natural Gas Division of Mitsubishi; and the Petroleum Division of Mitsui.

Today's publication also contains NSA reports from intercepts of senior Japanese government officials. Four of the reports are classified TOP SECRET. One of the reports is marked "REL TO USA, AUS, CAN, GBR, NZL", meaning it has been formally authorised to be released to the United States' "Five Eyes" intelligence partners: Australia, Canada, Great Britain and New Zealand.

The reports demonstrate the depth of US surveillance of the Japanese government, indicating that intelligence was gathered and processed from numerous Japanese government ministries and offices. The documents demonstrate intimate knowledge of internal Japanese deliberations on such issues as: agricultural imports and trade disputes; negotiating positions in the Doha Round of the World Trade Organization; Japanese technical development plans, climate change policy, nuclear and energy policy and carbon emissions schemes; correspondence with international bodies such as the International Energy Agency (IEA); strategy planning and draft talking points memoranda concerning the management of diplomatic relations with the United States and the European Union; and the content of a confidential Prime Ministerial briefing that took place at Shinzo Abe's official residence.

Julian Assange, WikiLeaks Editor-in-Chief, said: "In these documents we see the Japanese government worrying in private about how much or how little to tell the United States, in order to prevent undermining of its climate change proposal or its diplomatic relationship. And yet we now know that the United States heard everything and read everything, and was passing around the deliberations of Japanese leadership to Australia, Canada, New Zealand and the UK. The lesson for Japan is this: do not expect a global surveillance superpower to act with honour or respect. There is only one rule: there are no rules."

WikiLeaks Investigations Editor Sarah Harrison said: "Today's publication shows us that the US government targeted sensitive Japanese industry and climate change policy. Would the effectiveness of Japan's industry and climate change proposals be different today if its communications had been protected?"

Japan has been a close historical ally of the United States since the end of World War II. During a recent Presidential visit to Japan, US President Barack Obama described the East Asian country as "one of America’s closest allies in the world". Today's publication adds to previous WikiLeaks publications showing systematic mass spying conducted by US intelligence against the US-allied governments of Brazil "Bugging Brazil", France "Espionnage Élysée" and Germany "The Euro Intercepts"; "All the Chancellor's Men".

Read the full list of NSA high priority targets for Japan published today here.

WikiLeaks' journalism is entirely supported by the general public. If you would like to support more work like this, please visit https://wikileaks.org/donate."

https://wikileaks.org/nsa-japan/

7月30日(木)のつぶやき

2015-07-31 03:42:23 | EU

中国で急増している弁護士・活動家の拘束と市民の「維権運動」 ln.is/huffingtonpost… @HuffPostJapanさんから



7月29日(水)のつぶやき

2015-07-30 03:44:46 | EU

安倍首相の補佐官が10代の若者に論破されネットで話題ー安保法制に関するやり取り、まとめPVが35万超(志葉玲) - Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20150…


「安保法制は違憲」と断じられた安倍政権が「平和的生存権」を持ち出すので戦場ジャーナリストがツッコミ!(志葉玲) - Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20150…


山本太郎 安倍晋三を問いつめる 原発が弾道ミサイルで狙われたらどうするんだ!! 再稼働なんて出来ない【全34分】 youtu.be/XlC-oyJKSFs

tokiさんがリツイート | 223 RT

豊かな日本で「自由」を実感できないのはなぜか | ワールド | 最新記事ニューズウィーク日本版 ln.is/www.newsweekja…



日中交渉の実相/周斌の回顧

2015-07-29 18:30:40 | 政治
「周斌氏講演の(下)は、いよいよ1972年に行われた日中国交正常化交渉のエピソードが語られる。49年に中華人民共和国が成立したにもかかわらず、日本と中国の間には正式の国交がなく、日本にとっても中国にとっても外交上の最大の懸案の一つだった。71年の10月には中華人民共和国の国連加盟が認められ、台湾(中華民国)は国連脱退を表明した。

そのような情勢の中、日本では72年7月「コンピュータ付きブルドーザー」と言われた田中角栄内閣が発足。9月25日に田中首相は大平正芳外務大臣、二階堂進官房長官とともに、国交正常化交渉のため北京空港に降り立った。当日は秋晴れだったという。その夜、周恩来首相主催の歓迎晩さん会で述べた田中角栄首相のスピーチが大問題となった。(構成:週刊ダイヤモンド論説委員 原 英次郎)

※(上)から読む

大平・姫両外相の車中会談

 私は中日国交正常化交渉の全過程に参加しました。当時は4人の通訳がそれぞれ任務を分担し、私は外相会談と共同声明作りの通訳を担当しました。

 最初の問題はいわゆる「ご迷惑」スピーチです。歓迎晩さん会で田中さんが「わが国が中国国民に多大のご迷惑をおかけしたことについて、私は改めて深い反省の念を表明するものであります」とおっしゃったことです。

「ご迷惑」というのは中国では軽すぎる表現なんですね。当時、スピーチを聞いていた中国人はびっくりした。特に外交部(外務省)の人たちは怒っていました。「満州事変」から敗戦までの14年間に、当時、日本軍は中国で二千数百万人の中国人民を殺し、約2000億ドルもの経済的損失を与えたと言われていましたから。

 その時は周総理も黙って何も言わなかった。翌日の第2回の首脳会談で周総理が1時間半くらいにわたって「田中さん、これでは中国は納得しない。中国人民を説得するのは非常に難しい」と、抗議して田中さんを困らせた。これを聞いて大平さんは問題の緊急性、重要さを感じたようです。

 3日目は万里の長城を見学に行く予定でした。1号車には田中首相と、中国側は姫鵬飛外交部長(外相)、2号車には大平正芳外相と呉徳北京市長、3号車には二階堂官房長官とアジア担当の韓念龍外務次官が乗る予定でした。大平さんがこれを見て「万里の長城はいつでも行ける。私は姫外相との意見交換を必要としている」とおっしゃった。

 当時、万里の長城までの高速道路はまだできていないので、往復1時間半はどうしてもかかる。大平さんがその1時間半を利用して、車の中で姫外相と意見交換したいと言うので、それを受けて周総理は急きょ組み合わせを変えました。1号車が田中さんと呉徳北京市長。2号車には大平さんと姫鵬飛外相、3号車はそのままです。


周斌(しゅう・ひん)
1934年江蘇省生まれ。58年北京大学東方言語文学学部日本語専攻コース卒業後、中国外交部(外務省)に入り、日本語通訳として勤務。84年人民日報社国際部で記者業務。87年中国光大集団香港総部、92年香港*(日冠に辰)興集団高級顧問を務め2004年に退職。
 2号車の前の座席には運転手さんと警備の人が乗る。後部座席の大平さんと姫外相の真ん中に、私が座りました。通訳は私だけで、日本側の通訳は乗っていません。当時、私は車に酔うたちだったのですが、その時は全く酔いませんでした。とにかくうまく訳さないと大問題だと緊張していたからでしょう。

 車が出発するとまず大平さんが発言しました。「姫鵬飛さん、私はあなたと同い年です。私は日本の外務大臣であり、あなたも中国政府の外務大臣です。私たちはそれぞれの国、それぞれの人民のために議論をしてきたつもりです。いろいろ考えたのですが、今の私の感じではやはり歴史問題、つまり例の戦争にかかわる表現の仕方が問題だと思う。どうですか?」。すると姫外相は「続けて下さい。私は謙虚に聞きますから」と。

 大平さんはこうおっしゃいました。「姫鵬飛さん、私個人・大平は中国が指摘した考え方、中国の批判にほぼ賛成します。私の経歴を申し上げますと、一橋大学を出て大蔵省に就職しました。私は大蔵官僚として政府派遣で、約1年10ヵ月にわたって張家口を中心に中国の華北地域を3回視察しました。私が調査に行った時期は戦争の一番激しい時期でしたが、私本人は経済調査なので、鉄砲も持っていない。それでも私の目で見、体で感じたあの戦争は間違いなく中国に対する日本の侵略戦争で、これは弁解する余地がございません」。

 姫鵬飛さんは「そうです。ありがとうございます」と。すると大平さんはこう続けました。

「田中さんも敗戦直前に徴兵されて中国東北部の牡丹江に行ったが、鉄砲を持って戦争をやる直前に病気で倒れ、陸軍病院に入院した。結局、退院したらもう終戦だというので、鉄砲を撃ったこともありません。私がここで申し上げた認識は、田中さんも同じです。

 ただ、私は大平正芳個人ではなくて日本の外務大臣です。中国との交渉では日本国全体のことを考えなければなりません。日本が置かれている国際環境、特にアメリカとの同盟から、さらに自民党内においても反対者が多いし、日本社会でも反中勢力はかなり強い。そういうことを考えると、中国の考え方の全部を共同声明に書き込むことは難しい。しかしここに来た以上、私たちは最大の努力はする。命を懸けてやるつもりです。でなければ私たちは中国には来ません。北京に戻りましたら、ぜひ周恩来総理にそうお伝え下さい」。

 姫さんの返事は「確かに承りました」ということだけでした。そして、北京に戻ると姫さんは周総理のところに飛んで行きました。私はその時はついて行かず、会談内容を整理しました。

 その日のうちに大平さんがその会談を「車中会談」と名付けました。私は車中会談の内容を忠実に書きました。いまみなさんに説明したことに間違いはありません。一言も私は付け加えていない。もしも私が適当に証言を付け加えても、誰も反対者は出てこないでしょう。もう生き残っている証人は私だけだから。しかし、事実を両国民に伝えるのは、人間として、通訳としての最低の義務です。それは宣言できます。

参謀役を果たして叱られる

――万里の長城から戻って、その夜には第3回の大平・姫鵬飛会談が行われた。日中共同声明の最後のつめが行われたのだ。会談は午後10時に始まったが、時計の針は12時を回り翌28日に突入していた。

 翌日(29日)の10時には、共同声明の調印式です。ほかの文案は全部まとまっているのに、ここだけが問題として残りました。印刷工場の人も心配する。印刷工場の工員が隣で待っていて、結論が出たらすぐ工場に持ち帰り印刷をして、次の日の10時の調印式に間に合わせないといけないからです。

 すでに午前2時を回っていましたが、はっきり覚えています。大平さんがこのくらいの紙を取り出して「姫鵬飛さん、これは我が方の最終案です。これ以上日本は譲歩出来ない。どうですか」と。「日本国政府はかつて日本が戦争を通じて中国人民にもたらした大きな災いに対して、責任を痛感し、深く反省する―――検討してください」。

 姫さんは慎重な方で「その紙を下さい」と。日本側の通訳が正しかったかどうかが問題ですが、一言も間違ってない。私は姫さんに「その通りです」と言いました。大平さんにここまで言われた以上、姫さんも応えなきゃいけない。しかし、なかなか応えない。その間だいたい3分くらい、これは難しい3分間でした。

 私はそのとき周総理による、通訳に対する一つの指示を思い出しました。通訳は、必要な時には参謀の役も務めよ、と。私も参謀の役を果たそうと思って小さい声で「姫部長、私が見たところ、これは認めてもいいでのはないでしょうか」と言いました。

 本人は参謀の役割を果たすべく自分に誇りを持って言ったつもりだったのですが、姫さんは「黙れ」と言って、力を入れて私の腿をつねりました。それから姫さんはこう発言をしました。「一つ提案がございます。10分間休憩に入りましょう。その後回答しますから」。大平さんは「賛成です」と応えました。

 私たちは迎賓館の18号館1階の会議室で交渉をやっていました。田中さんは同じ建物の2階にいらっしゃった。後で分かったことですが、田中さんは共同声明の書き方はすべて大平さんに任せていたそうです。大平さんには決定する権利がある。それでも大平さんはこの案はまだ田中さんに見せていないのでと2階に行く。これを見て大平さんは誠実だなと感心しました。

 一方の姫さんはパッと部屋を出ていって、どこに行ったか分からない。実は隣の建物に周総理が待っていました。周総理に報告に行ったんですね。姫さんは10分から15分して戻って来ました。そして「いろいろ検討した結果、あなたの案をすべて受け入れます」と言いました。この表現でいいというので、大平さん一行がものすごく興奮する。これがまとまらなければ、共同声明の調印が無理だったからです。

 私は翌朝のご飯の時に姫さんのところに行き、頭下げて「部長、夕べは大変失礼なことしました。おっしゃった通りです」と謝りました。

「君、外交部に入って何年目?」「確か12年です」「一通訳の君がこれでよいとは何事だ。これは歴史に残る文章ですよ。外交部長の私でさえ決める権限がない。12年間の外交官経験ではまだ不十分です。これを一生の教訓にしなさい」と。また批判されるんじゃないかと心配したのですが、「君の意見そのものは正しかったです。ただ、君の過ちは、言うべきではないということです。これを忘れないように」と。これで私は安心しました。

大平外相を信頼し切った周総理

――正常化交渉では台湾を巡る問題も大きな焦点の一つだった。日本政府は1952年に台湾にあった国民党政府の中華民国と日華平和条約(日台条約)を結び国交を開いていたからだ。

 台湾問題も議論が激しいテーマの一つでした。

 台湾問題については外務省の高島益郎条約局長が、第2回の首脳会談で発言したのがきっかけでした。

 中国側は田中総理の訪中の前に、訪中した公明党の竹入義勝委員長に、国交正常化の条件として、「復交三原則」を提示していました。一、中華人民共和国は中国を代表する唯一の合法政府である。二、台湾は中国領土の不可分の一部である。三、日台条約は不法であり、無効である――です。一と二については日本側も認めたのですが、三について日本側は非常に躊躇した。

 竹入さんたちの説明では「不法」であるというのは受け入れられない。というのも、この条約は日本の最高機関である国会が承認した。二十何年後に日本政府がこれは不法であると認めるということは、法律を無視、国会を無視で、田中内閣が倒れるというんですね。それなら「無効」はどうかと提案したが、無効も少し危ない、と。

 それで表現は中国に来てから議論しましょうということになっていました。それを、高島局長が首脳会談で、日台条約は「不法」なものだとは認められないと説明したわけです。周総理は最初我慢をして聞いていたのですが、「あなたたちはケンカをしにきたんですか?それとも問題を解決しに来たんですか」と怒りました。

 大平さんが「周総理、私に任せてください。高島の発言は個人の意見であり、不法に関する我が外務省の意見を説明したい」と。周総理は大平さんをもう信頼しきったのでしょう。具体的な表現の方法は大平さんに任せる、と。周総理はそのぐらい大平さんを信頼していた。

 日中共同声明の第2項で「中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する。第3項で中華人民共和国政府は、台湾が中国人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言の第8項に基づく立場を堅持する」となりました。中国の立場を理解し尊重するという表現で、原則の二についても同意するとは表現されていない。

 というのは、台湾については周総理もそれでよかったのです。理解し、尊重するならいいと。問題は「日台条約が無効であり不法である」をどうするかということでした。大平さんは日中共同声明の調印が終わった直後に、車で各国の記者が集まる北京民族文化宮のプレスセンターに向かいました。車で10分足らずです。

 大平さんは「アー」「ウー」と考え込んで、言葉がなかなか出てこないと日本でも有名だったわけですが、そこでは日本側の結論を明確に伝えました。「共同声明にはふれられていないが、日中関係が正常化した結果、日華平和条約はすでに存在の意義を失い、終了したものと認識する。これが日本政府の見解であります」と。不法であると言わず、終了したと認識する、と。私は急いで会見場からに戻って、すぐに周総理に報告しました。大平さんの発言がとても印象深かったからです。周総理は「わかった。大平さん信頼できる人物だ」と、ものすごく好感を抱いたようでした。

周総理の前で寝入った田中総理

 国交正常化交渉の全ての予定が終わって、次は上海に行くことになっていました。ところが、田中さんがもう上海行く必要はないでしょうと言い出したのです。大平さんはこれを聞いてびっくりして、事前に双方が決めた日程を変えるのは、大変な失礼にあたると田中さんを説得しました。同行するかどうか決まっていなかった周総理も、二人のところに来て「田中さん、私が上海までご案内する」と言いました。

 田中さんは大変喜んで、「一つ希望があります。それはあなたの専用機で行きたい。私の専用機は先に飛ばしてそこで待ってくれればいい。私と大平くんと二階堂くんと3人であなたの専用機を使って一緒に」と。周総理は「いや、私の専用機はソ連製のイリューシン18で古いし小さい」と断りました。田中さんは「いや、専用機の問題ではございません。2日前、姫鵬飛部長と大平くんとの車中会談が大変成功しました。私も機中会談をやりたい」と言われました。このやり取りも私が唯一の証人になりました。

 それで田中総理一行と周総理、姫外相、私たち通訳が周総理の専用機に乗り込んで、上海に向かうことになったのです。

 飛行機が空港を飛び立つと、小さなテーブルを囲んで座りました。すると5分も経たないうちに、提案者の田中さんがいびきをかいて眠ってしまった。大平さんが起こそうとすると、周総理はその手を抑えて「田中さんは北京で疲れているのだから、そっとしておいてください。私とあなたで機中会談やりましょう」と。これには大平さんが大変感動しました。通常、外交では総理と総理、外相と外相ですから。

 大平さんが語った主な内容は次の通りです。「田中と私は何年か前に同盟関係を結んだ。彼は大平あっての田中である。私も田中あっての大平である。それは非常に固い同盟関係です。今回、私たちが北京で約束したことは、私たち2人が政権を担当する間、必ず全部実行するから信頼して欲しい」と。

 周総理は「分かりました。信頼します」と言い、その後、大平さんが中国古典にものすごく詳しいことを打ち明け、「こんなものをつくったんですが」と漢詩をポケットから取り出しました。その漢詩はいまも外交部に保存されているはずです。とても気持ちのよい機中会談でした。

一通訳との約束を果たした大平外相

 大平さんの思い出をもう一つお話ししましょう。

 国交が開かれたので、73年3月に中国は東京に大使館を開設しました。その大使館開設記念パーティーに私も出席しました。日本側からは大平さんも来られたわけですが、初代の陳楚駐日大使と大平さんは初対面でした。私はすでに大平さんとは顔見知りですが、通訳だから後ろに下がっていました。

 すると、大平さんが私の前に来て握手をするんです。「周斌さん、北京ではお世話になりました。機中会談でも車中会談でも。あの会談は、日中関係の転換点でした」と言われました。私は「それは私の仕事で、大平先生こそお疲れさまでした」と応えました。

 次にこんなやり取りがあったのです。

大平「東京生活で何か不自由なことがあれば、私が何とかしますから」
私 「いや、あなたは外務大臣で私は中国の一通訳に過ぎません」
大平「いや、外交にはランク、階級はあるけれども、友人同士にはそれはないでしょう。必要な時には来てください」。

 最初、中国大使館はホテルニューオータニの15階を借りて事務所にしていたのですが、やはりホテルでもあり、15階なので非常に不便です。それで陳楚大使が私に、大平外務大臣の所に相談に行け、ただ大使館の名前は出さないで、あなた自身がホテルでは無理だ、と伝えなさい、と命じました。

 私は外務大臣室で、大平さんに事情を説明しました。さすがに大平さんも、「周さん、中国と違って外国大使館をどこに設立するかについては、日本政府は一切関知しない。とても無理です」と言うんです。というのは中国と違い、日本の場合、土地は全部私有制です。中国は全部国有制だから政府が何とかできる。

 私が「分かりました。帰ります」と言うと、大平さんが「いや、周さんからの相談だ。私が何とかします。一週間後に私の解決案が出るはずです。案が出たら、中国大使館に連絡します」、と。

 その一週間後に回答が来ました。陳楚大使が大使館員を連れて大平さんが提案する場所を見に行きました。それは旧郵政省のビルで、郵政省が撤退してまだ使う用途が決まってない。大平さんが自らの権限で半年か1年間は貸してくれるというのです。結局、あまりに広すぎて使いきれないということで、大平さんの努力は実りませんでしたが、心の中では一国の外務大臣が中国の一通訳ために、約束を果たしてくれたことに、また心を打たれました。


『私は中国の指導者の通訳だった――中国外交 最後の証言』岩波書店 周斌・著/ 加藤千洋・翻訳/鹿雪瑩・翻訳
 田中さんについての思い出も一つお話ししましょう。田中さん、大平さん、二階堂さんが万里の長城に行かれた時のことです。田中訪中と同じ年の2月にアメリカのニクソン大統領が訪中して万里の長城を訪れました。私が事前に田中さんに、「ニクソン大統領は第2ののろし台まで登られました」と、説明しました。

 すると田中さんは「私はさらに上に、もっと早いスピードで行く」と言って、第4ののろし台まで登られたのです。これは政治的な暗示ですよ。ニクソン大統領よりももっと早いスピードで中国との問題を解決するという。中国の記者の取材に「秦の始皇帝がこういう立派な万里の長城作り上げることが出来たんだから、私、田中も日本列島改造を成功して見せる」と答えています。田中さんは自信満々の人でした。

 一方、大平さんは「演説はあまりうまくありませんが、誠実で清潔な人という印象でした。中国側で最も評価の高い日本の政治家であることは間違いありません。

(終わり)」

http://diamond.jp/articles/-/75058

7月28日(火)のつぶやき

2015-07-29 03:44:39 | EU

7月31日(金)「先生も一緒に国会前に行きませんか?」

「学生の皆さん、学問と良識の名においてこの安保法制を廃案にしましょう」
#本当に止める pic.twitter.com/uClcIT0Cr7

tokiさんがリツイート | 487 RT

日本の母親たちが東京で平和行進「誰の子どもも殺させない」  ln.is/japan.hani.co.…


村田学長発言の同志社大で「緊急集会」 心に響いた留学生の発言 ln.is/ideanews.jp/ar…


日本の政治家や経済人の卑しいところは、だれもが勝ち馬に乗りたい、損をしたくないと考えているところだ。それが自民党政治を生み、安倍政権を支え、対米従属を永らえさせている。


福山委員「歴代法制局は集団的自衛権行使を、様々誘惑がある中でも認めて来なかった。これこそが法的安定性だ。横畠長官、正気にかえって辞任すべきだ。東大出て法制局トップに立ったエリートのあなたが、いっときの安倍政権なんかと心中する必要ない」と一喝。「目を醒せ、魂売った」との野次も飛ぶ。

tokiさんがリツイート | 97 RT

「ヘイトスピーチ許さない」ポスター、ようやくあちこちで見られるようになってきました。街中で発見したら、このハッシュタグを付けて写真と場所を投稿してください。法務省への応援と「圧力」のために(^^)

#ヘイトスピーチ許さないポスター

tokiさんがリツイート | 1 RT

若者たちは、反応が速い。ビラ配り中「あ、読みました」。医学生「看護や薬学は、女性でも本当に心配です」。中学生、TVに映った安倍を見て「この人、戦争するの?」と、不安な眼差しを向けてきます。子供たちまで不安にする「戦争法案」は撤回を。 pic.twitter.com/cgNOOeGytz

tokiさんがリツイート | 28 RT

@yab887 @litera_web
「安保法制のターゲットは中国」「米国と共に南中国海の中国を叩く」日本の複数の週刊誌とウェブサイトは安倍晋三首相の驚くべき発言を掲載した。 pic.twitter.com/VJlU7bTSEE

tokiさんがリツイート | 6 RT

@03_shu @Land2291 @yab887 @litera_web 安倍一派の嫌韓・嫌中には何等の根拠-例えば経済的紛糾や軍事的圧力-がない。戦前の日本人の差別観そのままに、ただ嫌い、ただ不愉快、というのが原点。

1 件 リツイートされました

「違憲」認識は広がった。 長谷川恭男早大教授  (東京新聞) pic.twitter.com/F5v428epnC

tokiさんがリツイート | 3 RT

参院本会議、共産市田副委員長の「法体系破壊のクーデター」との追及に、首相「法体系破壊との指摘はあたらない」。しかし首相補佐官は「法的安定性関係ない」。どちらが政権の本音か。もちろん後者だ。
本音は隠せない。「論理的整合性と法的安定性」―安倍政権の取り繕いは身内の発言で崩壊した。

tokiさんがリツイート | 283 RT

■小出裕章先生
「お米は福島原発事故が起きるまで0.1Bq/kgしか汚染されていなかった。それを100Bqまで許す事は1000倍まで許す事。そんな食べ物を子どもに与えていいとは思わない。何とかやめさせたい」 pic.twitter.com/giyLtPIW5w

tokiさんがリツイート | 171 RT

@konotarogomame こんなことより安保法制についてのシンポでもやるように。


「ヘイトスピーチの被害者をきちんと映し出さなければ」 安田浩一vs.松江哲明【対談】 ln.is/huffingtonpost…


日本の厄介な歴史修正主義者たち(Japan Times, 14 April) ln.is/blog.goo.ne.jp… @tenjyoseikaさんから


これからの行動提起 「学者100人記者会見」における発表 (内田樹の研究室) ln.is/blog.tatsuru.c…


日本は「人身売買の送り先」=11年連続、評価変わらず―米年次報告(時事通信) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150728-… こういう事態こそ「緊急事態」ではないのか。



7月27日(月)のつぶやき

2015-07-28 03:41:14 | EU

戦争の痛みを伝えていかなければならない 塚本晋也監督が「野火」の映画化を急いだ理由 | 映画界のキーパーソンに直撃 - 東洋経済オンライン ln.is/toyokeizai.net… @Toyokeizaiさんから


「FT買収競争」に敗れた会社の次の一手とは? 独アクセル・シュプリンガーの戦略を読む | 欧州 - 東洋経済オンライン ln.is/toyokeizai.net… @Toyokeizaiさんから


西欧に対する「イスラムの怒り」とは? 内藤正典・同志社大学教授に聞く(前編) | パリ連続テロとイスラム、そして日本 - 東洋経済オンライン ln.is/toyokeizai.net… @Toyokeizaiさんから


【風評じゃないよ】
■全世界が測定結果を踏まえて輸入禁止にしている日本の食品
この図はごくほんの一部分です
詳細はこのサイトで→
kingo999.web.fc2.com/PDF/kensa.pdf
≪いつまで政府や電力会社に都合よく騙されてるの?≫ pic.twitter.com/5JGOoxnbUM

tokiさんがリツイート | 117 RT

昨日、磯崎首相補佐官が、まだ参議院での安保法制の審議も始まっていないのに「9月中旬までに何とか終わらせたいと思っていますが…」「法的安定性は関係ないんですよ」等々の不適切な発言をしたと報道されています。あきれる発言です。
今朝の理事懇談会で厳重に抗議をいたしました。

tokiさんがリツイート | 450 RT

安倍「お友達官邸」崩壊:FACTA online ln.is/facta.co.jp/ar… @factaonlineさんから


【寺田ともかさんのスピーチ全文書き起こし】 goo.gl/NYHJxq


中国の国家安全法は戦争法か | ワールド | 最新記事ニューズウィーク日本版 ln.is/www.newsweekja…


Japan Times の記事から「日本の厄介な歴史修正主義者たち」 #BLOGOS ln.is/blogos.com/out…


日本の厄介な歴史修正主義者たち(Japan Times, 14 April) goo.gl/vHuyHd


米空軍のドローンパイロット、相次ぐ退職者の理由は「ストレス」 ln.is/wired.jp/2015/… @wired_jpさんから 朝家を出て人を殺してから家族の待つ家に帰る。そんなことに耐えられる人間がいるわけはない。アメリカの異常さが端的に表れている。



日本の厄介な歴史修正主義者たち(Japan Times, 14 April)

2015-07-27 17:33:35 | 政治
「海外メディアは連日安倍政権の歴史修正主義と国際的孤立について報道している。
ドイツの新聞に対してフランクフルト総領事が「親中国プロパガンダン」と抗議したことが、世界のジャーナリストたちに与えた衝撃を日本の外務省も日本のメディアも過小評価しているのではないか。
日本では「政治的主人たち」(political masters)に外交官もジャーナリストも学者も無批判に屈従しているのが、外から見るとどれほど異様な風景なのか、気づいていないのは日本人だけである。

日本の厄介な歴史修正主義者たち(Japan Times, 14 April)
by Hugh Cortazzi(1980-84 英国駐日大使館勤務)

日本の右翼政治家たちは海外メディアの報道を意に介さないでいる。彼らが外国人の感情に対する配慮に乏しいのは、外国人を蔑んでいるからである。

右翼政治家たちは日本をすべての面で称讃しない外国人、日本の歴史の中に暗黒面が存在することを指摘する外国人を「反日」(Japan basher)、日本の敵とみなしている。このような態度は日本の国益と評価を損なうものである。
Frankfuter Allgemaine Zeitungの特派員が東京を離れる際に寄稿した記事を海外特派員協会のジャーナルの最近刊で読んで、私はつよいショックを受けた。この新聞は職業上私も知っているが、センセーショナルな物語を掲載したことはないし、つねに事実の裏付けを取っていることでドイツでは高い評価を受けているまっとうな新聞である。

この新聞の特派員が以前安倍政権の歴史修正主義に対して批判的な記事を書いたときに、フランクフルトの日本総領事が、おそらくは東京からの指示に従って、同紙の外信部のシニア・エディターを訪れ、記事に対する抗議を行った。

日本総領事は特派員の書いた記事が事実に反する証拠を示すことなく、この記事には金が「絡んでおり」、レポーターは中国行きのビザを手に入れるためにプロ中国的なプロパガンダを書いたとして記者と新聞を侮辱した。このような発言は単に不当であるのみならず、許すことのできないものである。

残念ながら、このケースは単独ではない。1月にはニューヨークの日本総領事がアメリカの評価の高い教育出版社であるMcGraw-Hillに対して、ふたりのアメリカ人学者が書いた「慰安婦」についての記述を削除するように要請した。出版社はこの要請を拒絶して、日本政府当局者に対して執筆者たちは事実を適切に確認していると答えた。
具体的に何人の「慰安婦」が日本帝国軍兵士のために奉仕することを強制されたのか数字を確定することは不可能だろう。だが、この忌まわしい営みが広く行われていたことについては無数の証言が存在する。売春を強要されたのは韓国人女性だけに限られない。

日本の歴史修正主義者たちは南京虐殺についても事実を受け入れることを拒絶している。この場合も、現段階では被害者の数を確定することはできない。しかし、日本人自身を含むさまざまなソースからの証言は日本軍兵士によって南京のみならず中国各地において無数の残虐な行為が行われたことを確証している。この事実を指摘する者はただ事実をそのまま述べているだけで、中国のプロパガンダに与しているわけではない。

私自身数ヶ月前に尖閣列島については論争が存在するという記事を書いた。北京の反民主主義的態度に対する私の反感は周知のはずだが、にもかかわらず、私もまた中国のプロパガンダを繰り返し、中国を利しているとしてはげしい罵倒を浴びた。

日本の学校の歴史教科書について、英国メディアはそれが南京虐殺と「慰安婦」問題を控えめに記述しているという事実を伝えるに止めた。イギリス人戦時捕虜と強制労働者が泰緬鉄道建設において何千人死んだか、シンガポールと香港で、日本人がジュネーブ協定にも日本人自身の道徳律にも違背して、どんなふるまいをしたのかについて日本の歴史教科書に何が書いてあるか(あるいは何が書かれていないか)について、われわれイギリス人はこれまでコメントしたことがない。怨恨の思いを甦らせることで戦後の日英関係を損なうこと望まなかったからである。だが、もし日本人が歴史的事実を希釈したり記録から削除したりしようとするなら、それは両国の関係を傷つけることにしかならない。

日本の歴史修正主義者によって標的とされた学者やジャーナリストたちは、当然ながら歴史修正主義者たちが歴史資料から消し去ろうとしている事実をさらに掘り下げ、そこに耳目を集めるように努めるだろう。日本の歴史修正主義者たちのふるまいは私にはナチやソ連のコミュニストが駆使したオーウェル的な「ダブルスピーク」や「二重思考」を思い起こさせる。

英国の知日派の人々は「アベノミクス」と国防問題に見通しについては意見がそれぞれ違うが、日本の歴史修正主義者を擁護する人はひとりもいない。

最近の曽野綾子によるアパルトヘイト擁護の論の愚劣さは英国の日本観察者に衝撃を与えた。日本ではこのような見解が真剣に受け止められ、活字になるということがわれわれにはほとんど信じがたいのである。安倍晋三首相がどうしてこのような意見の持ち主を教育政策のアドバイザーに任命することができたのか私たちには理解できない。
また、日本人の知的で教育もある人たちが『日本人論』家たちによって提出されている日本の独自性についての思想を流布しているのも、われわれ非日本人には理解しがたいことのひとつである。日本はたしかに独自な国だが、それを言えば世界中どこの国だってそれぞれに独自である。日本人は1億2千万人以上いる。全員が別の人間である。日本と日本人の性格についての一般化はせいぜい近似的なものにしかならない。

日本人論家たちは、歴史修正主義者と同じく、現実世界の外側にある泡の中で暮らしているように私には見える。明治時代の彼らの父祖たちと違って、彼らは日本の外にある世界をほんとうは知らない。彼らには現実の海外の友人がいない。彼らこそ経済的にも政治的にも急激にグローバル化している世界において日本がおのれの正当な地位を獲得するための努力を妨害しているのである。

バブル期において、ロンドンにはたくさんの日本人が行き来していた。だが、今では日本人の影は薄い。英国当局の学生に対する規制の厳しさも一因かもしれないが、やはり主な理由は日本人が海外に出かける気力を失っていることだろう。ロンドンに来る日本人たちはもう妻子を連れてこなくなった。子どもの教育や老いた親の介護が彼らに「単身赴任」を余儀なくさせているのだ。日本人ビジネスマンや外交官の中にはロンドン滞在を一種の一時的な苦役と見なしている人たちさえいる。
日本の外交官たちは彼らの政治的主人の要望を実行しなければならない。それゆえフランクフルトやニューヨークの総領事が本国からの指令に従って行動したということを私は理解している。しかし、それでも日本の外務省は外交官に指示を出す前に、まず彼らの政治的主人に対して、歴史的事実は恣意的に変更することはできないこと、ジャーナリストや学者に対する検閲は反対の効果をもたらしがちであることを理解させるべく努めることを私は希望するのである。」

http://blogos.com/article/110145/

【寺田ともかさんのスピーチ全文書き起こし】

2015-07-27 16:45:37 | 政治
「【寺田ともかさんのスピーチ全文書き起こし】

日時 2015年7月15日(水) 場所 梅田ヨドバシカメラ前  主催 SEALDs KANSAI

こんばんは、今日はわたし、本当に腹がたってここにきました。
国民の過半数が反対しているなかで、これを無理やり通したという事実は、紛れもなく独裁です。
だけど、わたし、今この景色に本当に希望を感じてます。
大阪駅がこんなに人で埋め尽くされているのを見るのは、わたし、初めてです。この国が独裁を許すのか、民主主義を守りぬくのかは、今わたしたちの声にかかっています。

先日、安倍首相は、インターネット番組の中で、こういう例を上げていました。『喧嘩が強くて、いつも自分を守ってくれている友達の麻生くんが、いきなり不良に殴りかかられた時には、一緒に反撃するのは当たり前ですよね』って。ぞーっとしました。
この例えを用いるのであれば、この話の続きはどうなるのでしょう。友達が殴りかかられたからと、一緒に不良に反撃をすれば、不良はもっと多くの仲間を連れて攻撃をしてくるでしょう。そして暴力の連鎖が生まれ、不必要に周りを巻き込み、関係のない人まで命を落とすことになります。
この例えを用いるのであれば、正解はこうではないでしょうか。
なぜ彼らが不良にならなければならなかったのか。そして、なぜ友達の麻生くんに殴りかかるような真似をしたのか。その背景を知りたいと検証し、暴力の連鎖を防ぐために、国が壊れる社会の構造を変えること。これが国の果たすべき役割です。

この法案を支持する人たち、あなたたちの言うとおり、テロの恐怖が高まっているのは本当です。テロリストたちは、子供は教育を受ける権利も、女性が気高く生きる自由も、そして命さえも奪い続けています。
しかし彼らは生まれつきテロリストだった訳ではありません。なぜ彼らがテロリストになってしまったのか。その原因と責任は、国際社会にもあります。9.11で、3000人の命が奪われたからといって、アメリカはその後、正義の名のもとに、130万人もの人の命を奪いました。残酷なのはテロリストだけではありません。
わけの分からない例えで国民を騙し、本質をごまかそうとしても、わたしたちは騙されないし、自分の頭でちゃんと考えて行動します。

日本も守ってもらってばっかりではいけないんだと、戦う勇気を持たなければならないのだと、安倍さんは言っていました。だけどわたしは、海外で人を殺すことを肯定する勇気なんてありません。かけがえのない自衛隊員の命を、国防にすらならないことのために消費できるほど、わたしは心臓が強くありません。
わたしは、戦争で奪った命を元に戻すことができない。空爆で破壊された街を建て直す力もない。日本の企業が作った武器で子供たちが傷ついても、その子たちの未来にわたしは責任を負えない。大切な家族を奪われた悲しみを、わたしはこれっぽっちも癒せない。自分の責任の取れないことを、あの首相のように『わたしが責任を持って』とか、『絶対に』とか、『必ずや』とか、威勢のいい言葉にごまかすことなんてできません。

安倍首相、二度と戦争をしないと誓ったこの国の憲法は、あなたの独裁を認めはしない。国民主権も、基本的人権の尊重も、平和主義も守れないようであれば、あなたはもはやこの国の総理大臣ではありません。
民主主義がここに、こうやって生きている限り、わたしたちはあなたを権力の座から引きずり下ろす権利があります。力があります。あなたはこの夏で辞めることになるし、わたしたちは、来年また戦後71年目を無事に迎えることになるでしょう。

安倍首相、今日あなたは、偉大なことを成し遂げたという誇らしい気持ちでいっぱいかもしれません。けれど、そんな束の間の喜びは、この夜、国民の声によって吹き飛ばされることになります。
今日テレビのニュースで、東京の日比谷音楽堂が戦争法案に反対する人でいっぱいになったと見ました。足腰が弱くなったおじいさんやおばあさんが、暑い中わざわざ外に出て、震える声で拳を突き上げて、戦争反対を叫んでいる姿を見ました。
この70年間日本が戦争せずに済んだのは、こういう大人たちがいたからです。ずっとこうやって戦ってきてくれた人達がいたからです。
そして、戦争の悲惨さを知っているあの人達が、ずっとこのようにやり続けてきたのは、紛れもなくわたしたちのためでした。ここで終わらせるわけにはいかないんです。わたしたちは抵抗を続けていくんです。

武力では平和を保つことができなかったという歴史の反省の上に立ち、憲法9条という新しくて、最も賢明な安全保障のあり方を続けていくんです。わたしは、この国が武力を持たずに平和を保つ新しい国家としてのモデルを、国際社会に示し続けることを信じます。偽りの政治は長くは続きません。
そろそろここで終わりにしましょう。新しい時代を始めましょう。
2015年7月15日、わたしは戦争法案の強行採決に反対します。ありがとうございました。」


7月26日(日)のつぶやき

2015-07-27 03:46:30 | EU

7月最後の金曜日は学者の会との共同行動です!SEALDsが始動して、6月から毎週金曜日の抗議行動はじめて、ここまできました。全然出来てないこともあるし、反省もある。だから、一人ひとりが、やれることやっていきましょう!
#本当に止める pic.twitter.com/uClcIT0Cr7

tokiさんがリツイート | 855 RT

『報道特集』 がついに中曽根元首相の「土人女を集め慰安所開設」文書を報道! 息子の弘文が慰安婦否定の責任者ってなんの冗談? ln.is/lite-ra.com/20… @litera_webさんから


ドイツが許されて日本が許されない本当の理由/石田勇治氏(東京大学大学院教授)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150725-…


予定通り
★閣議決定の日から18歳狙い撃ち!
【大々的に自衛官募集始まる!】
■赤紙なき経済的徴兵制の開始! pic.twitter.com/0js46uoBeg

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「首相は衆院での論戦を「憲法論に終始した」と不満を漏らした。だが合憲だとの合理的な説明が全くできていないために、そこが繰り返し議論になるのは当然だ。」東京新聞:火事と武力行使 全く違う 例え話ではぐらかし:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi…

tokiさんがリツイート | 5 RT

東京オリンピックの食事に福島県産を使用へ!遠藤五輪相が導入意向!選手村などに福島の料理!
saigaijyouhou.com/blog-entry-735…
ワールドカップの二の舞を演じさせたいわけだ
本田が被曝症状を悪化させたのもWCの福島食だった

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サンモニ
安保法制を通すことに熱意を燃やす公明党山口代表に対して、元公明党副委員長の二見さんは連立を離脱するよう猛反対。 pic.twitter.com/juAlc2Inij

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人を殺すとその人間は必ず深刻なダメージを受ける。逆に人助けはその人に喜びと活力を与える。人は支えあい助け合っていくように作られている。だからこそ殺人は犯罪なのだ。人が殺しあう戦争と、そこでの殺人を免責にするという発想は、人間の否定だ twitter.com/yoniumuhibi/st…


[【安保関連法案】「反対の声が将来に歯止めをかける」ー孫崎享氏に聞く] ln.is/ukmedia.exblog…


【日本最大の右派集団『日本会議』】
■特別顧問 安倍晋三、麻生太郎
■顧問 谷垣禎一、石原慎太郎、亀井静香
■賛成「合憲」の御用学者、長尾一紘(中央大)、百地章(日大)、西修(駒沢大)三人とも見事に日本会議の関係者 pic.twitter.com/jrWvJNal3h

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@kitahamamikiya @hivere 今回の安保法制問題をめぐる戦いの中で、右翼、が市民の敵だと明確になってきたように感じる。

2 件 リツイートされました

言葉にごまかされるな

米国は朝鮮戦争で宣戦布告してません…
ベトナム戦争も宣戦布告せず
「国防」として戦い続けました

集団的自衛権はいわば「包装紙」 破ると
「戦争」という中身が出てくるんです

   アーサー・ビナード氏

_ pic.twitter.com/U2XW9sVECj

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★拡散!【日米原子力協定】
【福島原発の裏事情】
■番組制作者達の身の安全が心配になるほどのレベルです
■ザ・スクープスペシャル「原発と原爆 ~日本の原子力とアメリカの影~」→
dailymotion.com/video/x12zo4r_… pic.twitter.com/PFDUWg5GnE

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女性セブンが20代から80代の女性500人に、有名人で「いちばん嫌いな男」を調査。

第1位:安倍晋三

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国会前デモ。警官が大量動員されている理由。官邸前のときに撮られたこの写真をもう一度撮られたくないから。歩道に人を押し込めて、集まった人の数を少なく見せたい。こんな写真撮られたら、世論によってさらに追いつめられる。だからだね? pic.twitter.com/B0ZNrEBCgd

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「愛国心という言葉は悪党の最後の隠れ家」とは英国の哲学者の名言だが、「法と秩序」は腐敗政治家が人民の批判を非合法視するときの常用句だ。法と秩序と言い、法治国家と言うが、その実態は警察国家なのだ。

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【とめよう!戦争法案 集まろう!国会へ 7.26国会包囲行動】始まりました! pic.twitter.com/0uDO6P5NMB

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しかしもうSEALDsが先輩になるのか。はやっ!! pic.twitter.com/25yaCA6Gyy

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ともかさん》安倍総理。
民主主義が生きてる限り、私達はあなたを権力の座から引きずり下ろす権利がある。
私達は来年、戦後71年目を無事に迎えるでしょう。
(iwj原佑介 @MrSARU )
iwj.co.jp/wj/open/archiv… pic.twitter.com/O5QE4LoysX

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16時の告知!『戦争法案廃案!7.28日比谷集会&デモ』28日(火)18時半~ 日比谷野外音楽堂 主催:戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 ツイートボタンで拡散を!詳細→ sogakari.com/?p=494 twitter.com/48daisyukai/st…

tokiさんがリツイート | 11 RT

いいね、これ。拡散!お願いします!大拡散! twitter.com/178kakapo/stat…

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@kazsoul @tatangarani このままの勢いでゼネストに突入すれば、いかなる政権でも倒せる。

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