またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

スプリングバレーでホットビールを飲む

2008-02-13 | お出かけ
記録的な大寒波が訪れて、
吹き付ける冷たい風に震え上がる。

生麦にあるキリン横浜ビアビレッジに
ホットビールを飲みにいくことにした。

京急の生麦駅からは徒歩で約10分だ。

今日は工場見学はせず、まっすぐに
ブルワリーレストランに入る。
一昨年に来たときの記事はこちら


まず一番にホットビールを頼んでシラフで味わうべし、と
意気込んでいたわりに、実際に席についてみると
最初からアレを頼む気になれなかった…。

というわけで、スプリングバレー。

コクと苦味がきいて美味しかった。


ヴァイツェン。

バナナ香はあまりしなかったけれど、
わりにあっさりした味わい。
フルーティで苦味は少ない。


そろそろ心の準備ができたのでメニューを手に取ると、
なんとホットビールは2種類に増えていた。

無難なほうからいこうかな。


ホットヴァイツェン。

液体としては180mlくらい。

電子レンジで温めたとおよぼしきヴァイツェンには
最初からハチミツが入っており、熱すぎずぬるすぎず。

レモンスライスとクローヴ2粒が添えられている。

そのまま一口飲む。
ハチミツの味と香りがはっきりしていてとても飲みやすい。
ビールという感じがしないので、
いきなり出されてもあまり違和感がないかも。

ほわんと温かいグラスを手に、気持ちが和んでいく。
クローヴを1粒いれてみた。ぱっと香りが開く。

ヴァイツェンにもほのかな酸味があるけれど、
レモンスライスを入れて、さらに味が変わるのが楽しい。

これはもう一杯頼みたくなるくらい気に入った。


さて真打のホットスタウト。

運ばれてきたときに、店員さんから
少し飲んで量を減らしてから砂糖を入れてくださいと
言われた。急に泡だつのだそうだ。

アドバイスに従い、そのままで2口ばかり飲む。
先日、自作したホットビールと、そんなに変わらないですね…。

黒ビールを温めると、苦味と酸味がきつく感じられる。
それが私にはいまひとつ馴染めない。

よし、砂糖を1粒いれてみよう。

急にモコモコと泡が立つ。
まだかきまわしてもいないのに!

この砂糖は溶けやすいようで、
グラスを揺するだけでも、底でハラハラと崩れていった。
そして、甘くなることでホットビールもぐんと飲みやすくなる。

この砂糖に秘密が?


砂糖を2粒とも入れてシナモンでかきまわす。
不思議なことに、2粒目の砂糖では泡が立たない。
グラスの中で何が起きているのだろう。

最初に2口飲んだのを差し引いて、
ホットスタウトが実質100ml、温度は45度くらいかな。
そこに角砂糖を2個。

かなり甘くなるので、これなら飲めるわあ…。

自作するときにはビールを150ml程度にし、
砂糖をたっぷり入れるのがコツなのかも。


「意外に美味しかった」と9割の人が答えたという
このスタウトのホットビールだけれど、
標本数が知りたい、標本数が。