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おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

アサギマダラ 5月中旬 宇都宮・羽黒山に飛来

2013年05月21日 00時55分43秒 | 昆虫

写真1 台湾あるいは南西諸島で発生し、羽黒山へ飛来したアサギマダラ 写真3 写真4と同一個体 2013/05/19撮影


写真2 羽黒山で発生し、台湾や南西諸島へ南下する前のアサギマダラ 2008/10/05撮影

写真3 写真4

 写真3・写真4 羽黒山の杉木立に舞うアサギマダラ 2013/05/19撮影

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1.宇都宮羽黒山に舞うアサギマダラ
 2013年05月19日、宇都宮市街地の北、羽黒山。
 クモガタヒョウモンを撮り、ロウバイの新しい実を撮り、スミレを撮り、杉木立を歩いていると、
 な! なんと、アサギマラダが飛んでいる、舞っている。
 停まれ! 停まれ! と懸命に追い、シャッターを切る、切る。
 はるばる、長距離を飛来してきたアサギマダラ。
 追いながら、シャッターを切りながら思い出す、
 2008年10月、秋、この山の自動車道脇でアサギマダラを撮った。

2.長距離を移動するアサギマダラ
 本種は前翅長5~6㎝の大型蝶、長距離を移動する。
 夏に日本本土で発生した本種は、秋に南西諸島や台湾まで南下して繁殖し生涯を閉じる。
 そこで発生した本種は春に日本本土まで北上して繁殖し生涯を閉じる。
 同じ個体が北上、南下する渡り鳥とは違う。
 1,500㎞以上移動する個体や1日あたり200㎞以上移動する個体がいる。
 移動調査は、捕獲した個体の翅の半透明部分に捕獲場所・年月日・連絡先などをマジックインキで記入(マーキング)して放つ。
 そのマーキングされた個体が再び捕獲された場所・日時で移動の日数と距離を知る。
 学名:Parantica sita タテハチョウ科

 引用・参考文献等:*フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』日本語版(2008年10月20日16:25最終更新);アサギマダラ
             *当ブログ2010年12月02日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影地:栃木県宇都宮市・羽黒山







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重宝な竹籠 ショイカゴ

2013年05月20日 00時00分00秒 | 農業

写真1 レタスいっぱい ショイカゴ


写真2 レタス入りショイカゴ(写真1)を背にバイクで帰宅の女性


写真3 ホーレンソウ収穫に向かう男性の背に籠 ショイカゴ


写真4 ゴミ捨てに行く女性 背にショイカゴ


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 今日、農産物の持ち運びに使われるのが合成樹脂製コンテナやビニール袋。
 されど、竹製の籠も便利に使われている。背負う籠や腰につける籠など。
 処は私の農村歩きの定路。
 背負う籠を当地ではショイカゴと呼ぶ。
 ホーレンソウ、レタス、ユウガオの実・カンピョウなどを入れて運ぶ。
 ゴミを入れて運ぶ人もいる。

 引用・参考文献等:当ブログ2013年04月11日03月14日写真201月10日写真42012年07月27日写真107月24日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2008年06月07日、写真3・写真4;2013年04月14日
 撮影地:写真1・写真2;栃木県河内郡上三川町、写真3・写真4;同県下野市

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関ヶ原の戦の兵糧 アクマキ

2013年05月19日 00時00分00秒 | グルメ

写真1 切り分けたアクマキ 白砂糖をのせてある


写真2 鹿児島県姶良郡湧水町恒次の「ふるさと加工グループ」製アクマキ


写真3 孟宗竹の茶色の皮 アクマキに使う
 

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 端午の節、鹿児島の伝統食はカカランダゴとアクマキ(写真1・写真2)。
 アクマキを私たちはアッマッとも呼ぶ。
 アクマキの作り方は次のよう。
  1.木灰でアク・灰汁を作る。
    かつて、アクは煮炊きするカマドの灰からとっていた。
  2.アク・灰汁に糯米を1夜浸す。
  3.孟宗竹の皮を水に浸し、柔らかくする。
  4.水を切った糯米を孟宗竹の皮に詰めて包み、
    竹皮やシュロの細紐で2~3ヵ所縛る。
  5.縛った竹皮包みを、糯米を浸していたアク・灰汁に入れ
    水を足しながら3時間ほど煮る。
    米粒が飴色に変化したらできあがり。
 食べる際、竹皮を剥ぎ、アクマキを左手に持ち、
 糸の一方を口にくわえ、他方を右手で動かし切っていた。
 切り分けたアクマキは、黒砂糖や白砂糖、キナコなどをつけて食べる。
 アクマキを、薩摩藩は関ヶ原の戦いに兵糧として持参したと云われる。

 引用・参考文献等:『さつまの味めぐり<3> ふるさとお菓子の歳時記』
             発行:鹿児島県食生活改善推進員連絡協議会 平成4年
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2013年05月12日、写真3;2012年04月21日
 撮影地:写真1・写真2;埼玉県久喜市、写真3;鹿児島県姶良郡湧水町

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昭和1桁生まれのおじいちゃん 息子さん夫妻と田植え

2013年05月18日 00時00分00秒 | 農業
 
写真1 昭和1桁生まれのWさん お嫁さんと一緒に息子さんの田植えを見守る



写真2 Wさんの息子さんが田植機を操作


写真3 親子2世代で田植え 田植えは承継される? お嫁さんは携帯椅子に座る



写真4 Sさんは独りで田植え


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1.多機能田植機で省力・軽労
 田んぼでは、シロカキを終えて均平にドロドロ耕土が固まると田植え、水稲苗の移植。
 今の田植機は高機能。
 田植えの際いっしょに遅効性肥料・基肥と速効性肥料・追肥を散布できる田植機や、
 さらに病害虫や雑草防除の薬剤も散布できる田植機がある。
 その結果、田植機は省力化などに大きく寄与し、労働時間はここ50年間に10aあたり155時間から26時間へ、約1/5に軽減。
 これが規模拡大を促したり、阻止している。

2.大型連休に田植え 家族模様を見る
 私の近所では大型連休に田植えの田んぼが多い。
 Wさんはシロカキ(弊ブログ2013年05月16日)の翌日05月06日に田植え。
 跡取りの息子さんが田植機を操作(写真2)。
 Wさんとお嫁さんが見守る(写真1)。
 Sさんは、住居隣なりの水田を独りで田植え(写真4)。

 引用・参考文献等:弊ブログ2013年04月14日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2013年05月06日、写真3・写真4;同月05日
 撮影地:埼玉県久喜市
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懐かしく味わう カカランダゴ

2013年05月17日 00時00分00秒 | グルメ

写真1 カカランダゴ:左 カカランハ・サルトリイバラの押し葉:右


写真2 カカランハ・サルトリイバラの葉


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 2013年04月28日、沢原高原からの帰途、
 “カカランハがある、これがカカランハだよ”と妻に教えられ撮る(写真2)。
 妻は押し葉にする(写真1)。
 カカランハと聞けば、カランダゴを思いだす。一般にはカカランダンゴ。
 端午の節句、鯉幟の泳ぐ頃、アクマキを食べる頃、
 祖母がカライモを主原料にカカランハで包んだ団子を作っていた。
 伝統の食文化。
 写真のカカランダゴは「弥五郎の里 かからん団子」。
 (株)津曲食品(鹿児島県曽於市大隅町月野)の商品。
 小豆あんに砂糖と米粉を混ぜてカカランハで挟み、蒸してある。
 懐かしく食味。カライモより甘く美味い。

 引用・参考文献等:当ブログ2013年05月13日11日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2013年05月03日、写真2;同年04月28日
 撮影地:写真1;埼玉県久喜市、写真2;鹿児島県姶良郡湧水町

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