おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

田んぼ の 中  潜み 動かないのは 何?

2011年08月26日 00時00分00秒 | 昆虫

写真1 浅く掘り込み、窪みを造り、潜み、動かない生き物


写真2 窪みは稲株の根元近く


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 タニシとアメリカザリガニを観察し撮っていたとき、なにやら生き物らしき物体。とにかく写真に収める。
 写真を、よーく視ると、窪みの中にいる。流れの少ない田んぼに窪み。これは意識して掘られたことを示す。対象は、単なる物体でなく生き物。
 さて、生き物でも、種類は何? トンボの幼虫、ヤゴか?
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年8月20日 撮影地:埼玉県幸手市
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タニシの移動跡  あなたは何を連想なさいますか?

2011年08月25日 00時00分00秒 | 動物

写真1 タニシの移動跡に様々連想


写真2 移動跡は繁殖の相手を求めて動いた跡。右は殻が大きいので雌? 


写真3 交尾のタニシ
 

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 2011年8月下旬
 埼玉県幸手市の高須賀池近くの田んぼ
 タニシの移動跡は抽象画や具象画の世界(写真1・写真2)
 ナスカの地上絵、砂漠の戦車轍などを連想させる

 様々連想しつつ視線を移すと交尾中のタニシ(写真3)
 日本のタニシは、オオタニシ、マルタニシ、ナガタニシ(琵琶湖の固有種)、ヒメタシニの4種
 件のタニシは殻の大きさから、オオタニシ、あるいはマルタニシ
 はたまた、有害外来種のジャンボタニシ(スクミリンゴガイ・注1)
 しかし、水面上の稲に桃色の卵塊が見当たらないので、ジャンボタニシではない
 ここでは、ひとまず、在来のオオタニシあるいはマルタニシと考える
 
 学名:Viviparidae タニシ科
 注1 田植え後約3週間までの水稲苗やレンコンなどを食べる
 引用・参考文献等:九州沖縄農業研究センターWebsite
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年08月20日 撮影地:埼玉県幸手市
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尻隠して鋏隠さず  アメリカザリガニ

2011年08月24日 00時00分00秒 | 動物

写真1 稲株の根元に穿つ穴、昼間潜むアメリカザリガニ。写真2と同じ穴


写真2


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 2011年8月下旬、埼玉県幸手市・高須賀池近くの田んぼ
 タニシの移動跡は抽象画や具象画(弊ブログ2011年08月25日

 視線を移すと赤の鋏2本
 稲株の根元の穴にアメリカザリガニ(写真1・写真2)
 この光景、筆者は初見
 畦の穴とアメリカザリガニを見たことある(弊ブログ2011年02月08日
 
 弊ブログ・2011年08月23日に紹介した朝帰りのアメリカザリガニ
 徹夜採餌を終え、上記のような穴への帰途と思われる

 さて問題は、穴を穿ち稲の根を切ること
 穴が増えると農業者は困る

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年08月20日 撮影地:埼玉県幸手市
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朝帰りアメリカザリガニ  危ない危ない

2011年08月23日 00時00分00秒 | 動物

写真1 アメリカザリガニ、5時すぎの朝帰り、道路を横断中


写真2 3羽のカラス、1羽がアメリカザリガニを食べられるか否か、品定め


写真3 カラスは、生きたアメリカザリガニを諦め、轢死片へ向かう
 

写真4 アメリカザリガニの轢死片をつつくカラス


写真5 15時すぎ、カラスが稲の落穂をつついている。さて、味は如何、カラス君


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 2011年8月下旬、早朝05時15分~18分
 農道横断中のアメリカザリガニ(写真1)
 カラスが興味を示してアメリカザリガニと対峙(写真2)
 しかし、生きたアメリカザリガニは口に合わないらしい
 諦めて轢死片に向かい、つつく(写真3・写真4)

 問題は稲の落ち穂つつき(写真5)
 今のところ、カラスは立毛稲穂を抜いて食べない
 しかし、知能の高いカラスゆえ、落穂に味をしめ、将来、立毛稲穂を抜いて食べる可能性あり
 くわばら、くわばら

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2009年08月29日 撮影地:埼玉県幸手市
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野鳥 バン  高須賀池 で 子育て

2011年08月22日 00時00分00秒 | 野鳥
写真1 スイレン群落のバンの親と5羽の幼鳥。葉の上を歩く幼鳥1羽、後の1羽も葉に上がろうとしている。ショウジョウトンボ(写真中央、下端の赤)が見守る。


写真2 餌を授受するバンの親子。親鳥は右。左の若鳥は1回目の繁殖の鳥?


写真3 おか・陸にあがったバンの成鳥。嘴の先端部は黄色、中央部から額まで赤。脚は、付け根が赤、残りは浅緑色。スイレンの葉やおかの草と同じような色、保護色?

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 本種・バンは体長33~38cm(翼開長50~55cm)、北海道や本州北部では夏鳥、関東地方以南では留鳥。埼玉県幸手市の高須賀池でも通年、写真のようなバンの姿がある。
 成鳥の嘴は、夏期、先端部が黄色で、他は赤色で額まで続く。これが、白の嘴をもつオオバンとの違い
 4~8月に1~2回繁殖。1回目の繁殖で育った若鳥が2回目繁殖の幼鳥を世話することもある。
 学名:Gallinula chloropus indica クイナ科
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真3;2009年8月29日、写真2;2009年7月18日 撮影地:埼玉県幸手市
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