ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

アリエスの庭

2012-05-18 | 4~5歳
 ある日、庭の芝生にピョコンと突き出している雑草を抜いた。かの有名な、スズメノカタビラである。手が届くところにもう1本あったのでまた抜いた。近くに1本・・・。ってな具合に、気が付いたら一面引っこ抜かれた雑草だらけになった。そして芝はきれいになった。・・・なにこれ。おもしろーーい!!

 翌日からは本腰を入れた。バケツ、ごみ袋、園芸用手袋を準備してひたすら抜き取る。無心になれて、足腰のストレッチにもなって、きれいにもなる。ほんとに楽しくなっちゃって、私の草取り熱がはじまったのだった。

 いったん全面を抜いてしまえば、あとは気づいたら取ればいいので楽ちん。でも、昨日は確かになかった場所に、今朝はピコッと穂が立ち上がっている。地べたについていた先端が持ち上がっただけなのか、一雨ごとに成長するのか定かではないが、びっくりする。あれ、なんで昨日は見えなかったんだろう?と。

 発見!!草取りって人生とか、物を考えることに似てるよ。できたーと思ってこちらから眺めると、たしかにきれいになっている。ところが、別の方向から見直すと、どうして??と不思議になるような見落としが、たくさんある。あちらこちらから見て、よく考えないといけないんだなと、小さな庭で妙に哲学的になる。

 人に見せる庭、花を楽しむ庭、といろいろあるだろうが、我が家の庭はひたすらアリエスのためである。そして少しだけ、周りに植えた木々の緑で家族の歴史を思い出す。
 そういうわけだから、アリエスが爽快にうんちをすることができ、足さばき良く走ることができる状態を目指す。

 アサメシ前の1時間、母ちゃんは超デカ麦わら帽子をかぶって、毎日頑張っているよ。アリエスのヤツが運動後のひと寝入りでムニャムニャしてる間にねー



生垣の下も潜ってドクダミを掃討しましたよー


芝刈り後。ハゲちょろけたところは穴をあけて目土をいれました


「ボクも上から眺めたいです」と出てきました


そっちじゃないよっ