ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

父子の休息・・・お留守番!

2010-07-17 | 2~3歳
 
アリエスを思いながら夕暮れの空を見上げる・・・ワオーン


 激流下りの翌日、女性陣はお出かけ。いつもアリエス(だけじゃなく「親犬」も)世話してくれているアリ子母に、ちょっとしたお休みのプレゼントだ。とはいっても、三十何年も、母の日や誕生日をまともに祝っていなかった穴埋めには到底ならないが。

 男性陣、すなわちアリエスとアリ男はふたりで留守番だ。遠出のアウトドア後でくたびれてもいるだろうし、何よりごはんが心配だ。あー心配だ心配だ!・・・計画した時はアリ子母がそんな風に渋ったのに、いざとなると私のほうがあれこれ気になって仕方がない。結果、はたし状みたいに長々とロールした申し送りメモをアリ男に復唱させることになったのだった。アリ男は嫌がる風でもなく、ヨユウの表情ではたし状を読みながら物品の場所を確認した。大丈夫かよー・・・おっと、アリ男のおかずの場所を教えるのはすっかり忘れてたよ・・・今日だけはビールも焼酎も飲み放題だ。もしかしてそれで笑顔?

 思い出の場所で食事したり、騒がしくショッピングしたりしてホテルに到着。普段の身の丈に合った生活では味わえないホスピタリティをびっくりしながら味わって、夕刻には外を散歩。空を見ると、いつもアリエスと川辺で見上げる夕焼けや雲を思い出す。会いたいなぁどうしてるかなぁ大丈夫かなぁ。・・・と、見計らったようにメールが。「うんち無事終了(それの絵文字)」。うんうん、ようやった!そしてグッドタイミングッ!

 その後もアリ男の「調合」によるごはんも食べ、色々して、おとなしく寝付いたという。・・・って何回連絡取ってんだよ。アリ男にとっては、休みも何もあったものではない。アリ男えらいなぁ、ありがとうよぉと、私達もやっと安堵したのであった。

 仕事に出るアリ男を見送り、しばらくひとりで留守番して、アリエスは私達を出迎えた。普段は、立ち上がってゲートに前足をかけても私には触らないのだが、今回は「ちょっとどこ行ってたのよー」とばかりに前足でバコバコする。母ちゃんも会いたかったぞ・・・
 室内はきれいに片付き、アリエスのおもちゃ箱も遊んだ形跡がありながらきちんとしまわれている。フード入れのタッパーも何もかもピカピカに洗われて、日光消毒に付されている。おわーっ。すごいな、アリ男!!アリ子母も、「負けた・・・」とつぶやいていた。

 後に聞いたところによると、私達が出かけてからアリエスはその戸口のそばに伏せてずっと動かなかったそうだ。時々体を寄せて甘えてきたり、夜中には2階の私の部屋を見に行ったりしたという。なんだよー泣けるじゃないかよー・・・。アリ男はわざわざ布団を階下に持ってきて居間で寝たのだそうだ。

 ともあれ、父子の「はじめてのお留守番」は上出来で終了。ふたりとも、ボートに引き続き200点満点!この夏、アリ男はものすごく株を上げたのだった。