ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

保父志望

2009-04-17 | 1~2歳
 今日も4ヶ月と5ヶ月の子犬ちゃん達に出会い、ずっとそばに居たアリエス。子犬に負けてやりながら(実は本気?)遊ぶ彼の表情は、本当に柔和で幸せそうだ。お乳が出ないのがむしろ不自然なほど。これは彼の性格であり才能であり、そして喜びであるのだろう。

 これまで、アリエスのできないこと苦手なことをさせようと必死になってきた。必要なことだからこれからもやめるわけにはいかないが、彼の好きなこと得意なことをもっと楽しませてやりたいなとも思う。それが他の人や犬の役立つことであれば、さらにさらに素晴らしいことだ。たぶん自分が生んだ子と同じように、親とはあれこれやらせてみたり子の能力を探ったり誤解したりするものなのだろう。私は自分のやってみたいことばかりを考えてアリエスと時間を共有しようとしてきた。

 彼はジャンプなどのヒトとダイナミックな動作をするとき笑顔であり、小鳥と遊ぶのが楽しく、雪と水を愛し、ヒトを追跡したりモノを探し出したりするとき集中力を発揮し、子犬の世話を焼いているとき一番いい目をしている。それはどれも私が想像し得なかったものだ。シェパードだからという理由。犬種や年齢や性別や去勢したか否かでしか分類できない貧弱な想像力。アリエスが授かったものをそのまま受け入れるという思いは、心の中で確実に大きくなってゆく。私もだんだん親になるのだろうな。

 貫禄の滑り出し

 しかし・・・ 

 押され放題

 でも耳ペタで大満足