まさか、この△1三角と狭いところに打った角が深慮遠謀の手だったとは(感嘆 単に△3四飛▲同飛△同金の時の▲2二角成を防いだだけだと。
先に▲3三歩成△同銀▲同角成△同金▲同飛成と2枚替えされて、これは先手がいいんじゃなイカ? そこで△2二角打ともう一枚、この飛車角のフォーメーションは珍しいんじゃなイカ。
まさかこの飛車角が、2二角→9九角成~8九馬~7九馬、2四飛→3四飛~3七飛成、そして1三角は6八の金を取って詰み…とか、夢のような手順。
なんちゅう将棋を見せてくれたんや…
この△1三角打~△2二角打は、おそらく控え室のプロ達も予想していない、村田五段の才能を表した手順だと思う。 快心譜?傑作?それくらいの好局。
18時45分のJRで高山から東京へ向かわれたんだけれど、名古屋に行く特急の最終便ということもあって、改札口から長蛇の列ができてる位の満杯(夏休みも最後だし)。
自由席の切符しかないということで、急遽こちらでグリーン車を確保した甲斐があったかと。とにかく勝ってもらえてヨカッタヨカッタ。やっと今回のバローが終わったな、とホッとひと息。