おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記

スマートな将棋

2009年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 コータ君が石川で指してきた将棋から。 大苦戦の発端は下図から(コータ君が後手)

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 ゴキゲン中飛車へはよくある手っぽいのだが、飛車先の歩が突いていないためここから▲7七銀△5五歩▲6六銀で、5五に銀が出てくるのを止められない。 

 序盤早々こんなところを抑えられて良いはずもないのだが、その後の指し方も芸がないというか(小学生には酷な言い方だと思うのだけれど…) ハシに2手かけたり、5筋の位を取り戻そうとして手損を重ねたりしているうちに、これ以上ない形からの攻めを浴びてしまう。

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 今風の将棋観だと『作戦負けは穴熊で緩和』というか、しくじったと思ったらすぐに玉を固める方針にスイッチするのが当たり前(?)だし、全国レベルの小学生だとこういうことも普通にするんだろうなぁ。 こういうとこはどうやって教えればいいんだろうと思う。

 若干期待してるのは、ゆ~君がウッキーの中飛車に対して、コータ君と同じように金無双にした後で、「ありゃ、金上がっちゃった」と言いながら銀冠に組み替えてさらに馬を引きつけた

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 (マジで大山先生がゆ~君の中に舞い降りたのかとオモタ…) こういう将棋を他の子に見せつけつつ(圧倒しながら)、影響を与えてくれればいいのだけれど。 (ゆ~君自身これ分かってなくて勝ちきれないんだけどね 苦笑) 

 こういう賢い?勝ち方が好きそうな、ゆ~君・ユーキッチ君、あとちょっと違うけどリョウセイ君あたりが、『鋭さ』だけでなく『総合力』の将棋で、リュウ君やコータ君に思い知らせてくれれば… って、ナカナカ無理か(苦笑)

 しかし、ホント難しいイロイロな要素を含んだ問題だなぁ…

 

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