おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記

愚直…

2008年03月11日 | 将棋(全般)

 ウチの将棋教室では右四間が流行っている。M川さんオススメの戦法で、おサルをはじめとする振り飛車党には頭の痛い戦法でもある。 (後手三間では右四間を受けきれないので…)

 しかし、将棋の戦法に万能戦法はないわけで、攻撃態勢に手数がかかる。(飛車角銀桂を全部使おうとする欲張りな戦法だから) 24で、子どもたちの将棋を見てると、相居飛車で速攻をかけられてワンサイド、対振り飛車ではイロイロな受け方に迷わされていて、なかなか勝ち星をあげられない状態が続いている。

 例えば振り飛車が△3二金と上った形。受けに重心を置きつつ、大駒の交換に備えているトコロに、子どもたちは真正面からぶつかっていく。 気分は203高地の要塞にバンザイ突撃する日本兵… 死屍累々である。

 何も相手の固い、待ちかまえているトコロへ行かんでもエエのに…と思うのだけれど。おサルなら極力△3二金にさわらない指し方を模索するのだけれど。 

 読みと大局観というかイメージというか、読みの技法というか、そういうのをしっかり教えずに、ただただ「読め!」というのは教え方に問題あるね。 

 「何」を「どのよう」に『読んで』、「指し手を決める」のか。そいうことを教えなくては…。

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