はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

乳がんの死亡率があがっている・・・

2009-09-03 | 医療と健康関連

2009年9月3日(木曜日)
今日は朝から、1日、市役所でヒアリング。

お昼は市役所の近くの喫茶店でひとりランチ。

お行儀悪いのは承知で、新聞片手にランチを食べた。
まるでおっさん・・・だわ。
福井新聞にがんの記事が載っていたので後でコピーしなくちゃ
と、その時は思ったのに、店を出たとたんにきれいさっぱり
忘れてしまった・・・
しかも、携帯をお店のテーブルに置きっぱなしにしたまま。
お店の人が携帯を持って市役所のすぐそばまで追いかけてきてくれて
初めて気づく情けないわたし。

今、パソコンに向かいながら、え~っと今日は一番先に
どこの課へ行ったんだったっけ?
どんな順番で各課をまわったのかさえ、思い出せない・・・

教育委員会へは、午前中? それとも午後?

最近、毎日がこんな調子・・・
今日中に全部回るつもりだったのに、ヒアリングから話が
横道にそれて、ちょっともりあがってしまったせいで、
まわりきれなかった。

今回の補正予算は国庫補助がやたら多いのだけど、
政権交代で国の補正予算が凍結や見直しになったら
どうなるの・・・というのが横道への発端だった気がする。

かなり疲れてきたし、おうちへ帰ろう・・・とエレベーターの
下りのボタンを押したはいいけど、なんか忘れてる気がする。

そうだ、議会事務局へ行かなきゃ・・・
教育委員会の事務の自己点検・評価報告書が議会のほうへ届けられたんだった。
もらって帰らなきゃ・・・

5時過ぎに我が家へ帰ってきてみれば、
健さん・娘・孫の3人が祭りへ出かけるところだ。
いくら祭り大好きはるみでも、出かける気力は残っていない。

部屋でパソコンの前に座り、メールを確認しながら
そのまま眠ってしまった・・・

はっ! と気がつけば7時前。
タミヨさんがきっと家の前でイライラしながら待ってるに違いない。

タミヨさんちは、気比神宮の駐車場へはいる参道の真ん前・・・
祭りと正月は、参詣の人お車が列をなし、
駐車場へ入りきれなかった車が道の両側に路上駐車をするのだ。
道路の片側は駐車禁止になっているから、
完全に違反駐車なのに警察もぜったいに取り締まりには来ない。

車庫に車が入っているのにお構いなしで家の真ん前にとめていくのだ。
買もんにもいけんわ・・・帰ってきたら家の前に
車がと止まっとって、車庫に入れられんにゃもと怒るタミヨさん。

祭りのときは御影堂前(めんどまえ)から相生町にかけての
メインストーリートが歩行者天国になるから
裏道はすべて車で埋まってしまうのだ。

今日なんか、駐禁の取り締まりやったら、警察も大儲けできるのにね。
お祭りだからそんな無粋なまねはしないんでしょうねぇ・・・

さて、福井新聞の記事がwebに載っていました。
乳がんの死亡率が年々、増えているという統計も出ています。

今回の補正予算の中にも無料検診のための費用が計上されていました。
早期発見・早期治療が何より大切。
全国に比べ検診率が低い福井県の中でも特に、敦賀市の検診率は
最低ラインです。

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8321

              小さくて見えない・・・とほほ・・・

死亡率は肝、肺、乳、前立腺↑胃↓ がん登録、対策の武器に

胃がんの死亡率が低下し、肝、肺、乳、前立腺がんの
死亡率は上昇している―。
福井県立病院の医師が行った「地域がん登録」のデータと
全国の推計値との比較分析で、
福井県のがんの傾向が浮かび上がってきた。
検診の推進など、今後のがん対策への活用が期待される。

県内では、県医師会が中心となって
1984年に地域がん登録がスタートした。
がん患者の診断と治療、経過に関する情報は、
各医療機関や市町から県のがん登録室に集積される。
患者の県外流出が少ない上に医療機関などの自主的届け出率は約8割と高く、
DCO(死亡情報のみの登録)が5%前後と低いため、
登録の精度は極めて高い。

この登録データを使い、厚労省の地域がん登録研究班のメンバーでもある
県立病院外科医長の服部昌和さん(49)は昨夏、
胃、大腸、肝、肺、乳、子宮(体部、頸(けい)部(ぶ))、前立腺の
七つのがんについて、85年から2004年までの
年齢調整罹(り)患(かん)率と死亡率の傾向を調べ、
直近の10万人当たりの増減率を数値化、
男女別に厚労省データと比較した。

その結果、男女とも年間の10万人当たりの死亡率が
肝がんと肺がんで上昇傾向に。
中でも、前立腺がんが5・04(全国マイナス0・09)、
乳がんは3・37(同1・26)と上昇幅が大きかった。

前立腺がんは検査技術の発達による早期発見から
罹患率上昇につながった半面、
高齢化により死亡率も上昇したとみられる。
乳がんは死亡率の上昇が罹患率より高く、
早期発見の必要性がうかがえる。

子宮がんは、体がんと頸がんを個別に見ると、最近は増加傾向にある。
「頸がんは30歳以下の罹患が増えており、
原因となるヒトパピローマウイルスのワクチンによる
予防など対策が必要」と服部さんは指摘する。

罹患者が最も多い胃がんの死亡率は、
男性でマイナス2・60(同マイナス3・37)、
女性はマイナス3・64(同マイナス3・59)
とそれぞれ減少傾向を示した。
 
服部さんは「死亡率の減少には、検診と治療の進歩が大きい。
県内では長く、胃がんの早期発見・治療に各医療機関が
取り組んできた」と話す。
ここ20年ほどで、胃がんが早期がん(粘膜層、粘膜下層)で
見つかる割合は30%から55%程度になり、5年相対生存率は、
88~03年の15年間で8%上昇した。
取り組みの成果が、がん登録で裏付けられた格好だ。

ただ、県内市町や職域で行われる胃がんなどの
検診の受診率は高いとは言えない。
県によると、検診で見つかるがんの比率は、
がん患者全体の25%以下。
服部さんは「胃がんと大腸がん、肺がん、子宮がん、乳がんは
検診受診が第一」と強調する。
加えて「肺がんは禁煙を、肝がんは多量のアルコール摂取を控え、
肥満の解消を。
がん予防には生活習慣の改善が欠かせない」と指摘する。

米国では71年にがん対策法が制定され、90年代に入り罹患率、
死亡率とも下がっている。
がん登録も法律で義務化されており、服部さんは
「正確なデータに基づいた対応が、米国の成果に結び付いた。
福井のがん登録も開始から25年たち、
長いスパンで傾向を分析することが可能になった。
がん対策の有効な武器になる」と話している。

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