はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

ふるさとの言葉

2023-03-27 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連
何日か前の福井新聞に
加藤和夫金沢大名誉教授が
「福井県の方言 ふるさとの言葉再発見」を
出版したという記事があった。

欲しいと思っているけど
まだ買っていない。

福井県の方言・・・といっても
嶺北と嶺南ではかなり違う。
嶺南でも敦賀と美浜・三方、小浜でも
アクセントやイントネーションが
少しずつ違うものだ。

敦賀市内だって地域によって
微妙に異なる。

昔々・・・
市民劇団の制作担当をしていたころ
とあるTV局のスタッフから電話があり
若狭の訛り(?)の指導をしてほしいと
頼まれたことがあった。

女優の林美智子さんに・・・である。
最初は、電話ごしに台本の読み合わせを
していたが、ロケのときに
常神まできてほしいと頼まれたのである。

しかもロケは早朝6時から・・・

スタッフの方には常神の言葉は
ちょっと違うし敦賀弁でしか
できないということは伝えてあった。

で、そのロケを見物していた漁師の
おかみさんたちがケラケラ笑いながら
「ワテラとチャウ・チャウ!」
「ネ~ちゃん、どこのもんや~」
と、お祭り騒ぎ・・・

スタッフさん曰く、
訛りが強すぎると日本全国の視聴者さんに
通じないので・・・とのこと。
あ~たぶん、
京都か若狭あたりなのかな~・・・
と、思ってもらえればいいんだそうな。

残念ながらこのドラマ
わたしは観ていないのである。
忙しすぎてテレビなんか
見る暇さえなかったからネ。

ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そを聴きにゆく

石川啄木の歌が身にしむ。

明日、時間があったら
加藤先生の本を買ってこよう!







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