このところ毎日夕方に、健さんから電話が入る。
手術後、血液を抜くために差し込んだドレーンが
外せない状態らしい。
食べ物や水分を飲み込むときには、ノドの痛みもあって
スムーズにいかないとも言っていた。
まだ、入浴も許可がおりていないらしく
早く風呂に入りたい! とこぼす健さん。
手術から1週間・・・
回復が遅いのは、歳のせいもあるだろうけれど
口から食べるものを摂れないことが原因かもしれない。
当事者にしかわからない身体や心の痛みに
かける言葉もほんとうに難しい。
なんせ健さんはわたしと違って、繊細さんだから・・・
わたしは子どものころ家族や親せきから
「ドウウスな子」と言われていた。
敦賀弁(しかも昔々の)で
鈍感とか横着、可愛げがないという意味で
使われていたらしい。
現在では耳にすることのない言葉だ。
確かに鈍感力と横着さで生きてきたのかな~・・・と
思えるところは多い。
ドウウスなとこはわたしの長所! と勝手に解釈して
明日もがんばるわ・・・