2009年8月16日(日曜日)
午後7時からはじまった松原海岸での
灯ろう流しと花火大会。
1950年の第1回から数えて今年は60回目。
日本海側で最高の1万3千発の花火がうちあがる。
1945年の敦賀空襲で亡くなられた戦没者の
慰霊を弔うためと町の復興を願って始まったと
いわれている。
子どものころから、
16日は「灯ろう流し」・・・と
呼びならされていたのに、
近頃じゃ、花火のほうがメインとなってしまった。
ほとんど、敦賀市内の商店でお金をおとさない
観光客さまばかりを集めて威勢よく
「花火」を打ち上げるイベントに
なんだかなぁ・・・と思っているのは
わたしだけじゃない。
おしょらいさんを送るために
松原海岸から灯ろうを流したくとも
今迄のように、気軽に行けなくなってしまった。
松原海岸へ向かう道路はすべて封鎖され
交通規制がかけられている。
お年寄りや身体の不自由な人には
出かけていくこともままならないのだ。
(駐車場が遠くて歩く距離が半端じゃない)
灯ろうを買いに行くのも大変やし、
とても流しになんかいけんわ・・・
と嘆くタミヨさんとふたり、
冷たいそうめんとおみやげの貝新の
しぐれ煮で夕飯を食べながら
家でRCNの中継をみることにした。
テレビの画面で花火が夜空にひろがって
2秒ほどすると
ドーン! と花火の打ちあがる音で
家がビリビリ震動する。
あ~、いややわ・・・
爆弾が落ちてきたみたいや
戦争中を思い出すわとタミヨさん。
昔は、1発あがると何分かせんと
次の花火、あがらんかったのに
最近のはすごいな~。
1時間半で1万3千発やてか・・・
この金、福祉にまわしたらええのに・・・
原発花火やな・・・原発がなかったら
こんなぜいたくな花火、できんで。
と、きれいやな~すごいな~と言いつつ、
しっかり批判もしてるタミヨさん。
名古屋からきている甥っ子たちは
タミヨさんお手製のおにぎりをもって
4時半すぎに会場へ向かったのだとか。
8時半に花火はおわったけれど、
帰ってくるのは、たぶん遅いだろう。
歩くしかないんだもの・・・
明日は、特別委員会でJR敦賀駅にいくことに
なっている。
市役所に8時50分集合だぁ!
起きられないといけないから
はやめに寝ます・・・