はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

敦賀市環境審議会でのじたばたCEF社 でも油断は禁物

2009-05-09 | 風力発電

2009年5月9日(土曜日)
昨日の環境審議会の報告です。

まずはCEF側の説明からはじまりました。
貴様、何様? 
ちゃんと名乗ってから説明に入れよ!
と、のっけから毒づくわたし・・・
(ついつい育ちがいいもんですから、ホホホ・・・)

のっけから、風力発電を12基建設すれば
杉の木260万本分に相当するCO2を削減できる
地元に貢献できる
子どもたちの学習の場に利用できる
などなどおいしい話がずらりと並ぶ・・・

説明の大半は、ビデオによる
いかにわが社(CEF)のドイツ製クレーンが
素晴らしい働きをするのか、
日本に1台しかなく、他社にも貸し出すほどなんだそうな
誰もそんな話、聞きに来てんじゃねぇよ・・・
(またまた、地金が・・・)

環境影響評価書案の説明だって、おざなりもいいとこ。

こんな胡散臭い説明でよくも全国の津々浦々の
町や村が受け入れたもんだわ・・・

さて、説明の後、質疑応答になったのですが
とある委員のかたから、もうすでに
建設が決まってるかのごとく
地元への工事などの受注がどのくらいあるのか、
はたまた、敦賀市に対しては
ちゃんと事業者に地元での受注をするように
申し入れているのかなどと、
傍聴の市民の失笑を買う質問がとびだしました・・・

市の部長は、おごかそかに
まだ、敦賀市は白紙状態ですと一言。

傍聴席からはあの人ほんとに環境審議会委員?
恥ずかしいわ~との声まで上がる始末。
敦賀市の意見をまとめるために、今日の審議会が
開かれてんでしょうが!

それでもって、こういう人に限り、
実に数えきれないぐらいの市の各種審議会や
協議会、委員会に大手を振って
委員でござい・・・といつまでも居座ってらっしゃる。
後進に道を譲れよ!
(話がずれてきましたね・・・)

そうそう、今回の傍聴には、議会からも
環境対策特別委員会の正副委員長はじめ事務局や
委員も参加しておりました。
さすが、敦賀市議会!

さて、環境への負荷を低減するために
極力、山肌などを削らないように既設の林道を
使うんだという説明にたいし、
委員の方から、建設予定の12基すべての場所に
林道がついているのかと質問が出れば、
何のことはない、林道があるのはごくわずか・・・
やっぱり、道路つけるんじゃないか!

風車は震度がどのくらいまでたえられるのか
と聞かれても、答えられない・・・
数年ごとに風車を塗り替えるさいの塗料は
何を使うのかにも答えられない・・・

担当者が答えられなくなるときまって
マイクを取り上げしゃべりだすご仁がきっと
CEFの社長なのだろう・・・

CEFの風力発電が建設され、いろんな被害が出ている
地域の方々に聞いていたとおりの
社長の受け答えに、ほんとだ! と感心してしまう。

審議会委員のみなさんもしっかり
事前に調べていらっしゃって
各地での低周波の被害のことや
バードストライクなどにも言及。

いちばん、相手をおびやかした質問は
これまで全国各地で建設してきたあとで、
判明した風力発電のネガティブなところはどこか・・・

これには、まさにしどろもどろの回答。

このあと、CEFには退席してもらい
審議会のメンバーだけによる討議がはじまりました。

CEFの対応に対し、かなり辛らつな意見が続出。
 おざなりな対応におどろいた
 胡散臭い会社だ
 こちらの質問にもまともに答えられない
 自然保護や野鳥の会など専門家の意見を聴く必要がある
 すぐに答申はできない
などなど、敦賀市の環境審議会は風力発電建設の問題に
かなりきびしい眼で審査をされています。

答申は専門家や市民のの意見聴取などを行ったあと
再度、審議会を開催して決定することになりました。

よかった、よかった・・・

しかし、気をつけていないと
CEFは5月中に、NEDOへ補助金の申請をするつもりでいます。

やはり環境影響評価書案の「案」をはずしただけの
評価書で申請してたんでしょうね・・・これまでは・・・

敦賀市は市や市民からの意見を反映した
正式な環境影響評価書を提出するように、
ぜひともCEFに注文をつけてほしいもんです。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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敦賀市を舐めてる ()
2009-05-10 22:11:10
風力発電での低周波数を出していけば、高速道路や鉄道なんからも出てきてそこで生活が出来ているとまでは強行には言って来ないでしょうが、そのような考えで乗り越えるでしょう。

直面した問題として予想されるのは、野鳥や動物たちでしょう、あの辺りからは殆ど見られなくなるでしょうし、猿、猪、熊の被害は多くなってくるでしょう。それと伴い風光明媚が悪くなる一方です

敦賀には原電があるのに何故と自問自答してみると、このような市は何でも受け入れやすいと思う事です,何度か説得していけば必ず折れるはずと言う目論見を持っているに違いないでしょう・・・でなければ港の「立入り禁止区域」にあれだけの物を置く事は無いでしょう。   賛成する議員さんが見たいものです

東京や大阪では敦賀は原電とゴミの町、それに風力発電がプラスされたら、市民は敦賀から恥ずかしくて他所へ行けなくなります。

なんと言われても良いじゃないですか頑張ってやってください、それこそ美女 はるみさまでしょう 
返信する
いつもありがとうございます (はるみ)
2009-05-22 23:32:49
虹さま
いつもコメントやメールをありがとうございます。

ほんとはおかしいとか、心の中では思っていても
なかなか、口に出したり行動で示したりするのが
不得手(おとなしいのかも・・・)な
敦賀市民・・・

まっ、わたしみたいに居直ってしまえば
どうってことないんですがね・・・

虹さんの応援、ほんとに心強く思ってます。
返信する
不採択や取消の可能性 (冬季雷)
2009-06-06 21:55:49
事実と異なる補助金申請などがあれば不採択や事後補助金返還などになりうる筈です
住民とのトラブルが解決されていない申請案件が不受理になって事例があります
返信する

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