はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

心あたたまるワンシーン

2017-07-17 | 日々の暮らし

きっと、あなたも見たことがあるドラマのワンシーン・・・

乗り物の中でけが人や急病人がでると、

車内放送で

「乗客のみなさまのなかに、お医者さま、看護師さまは

いらっしゃいませんか・・・」と呼びかけるあれ・・・だ。

 

まさに、そのシーンに昨日の帰りの電車で遭遇したのである。

 

米原駅で停車中のしらさぎでそれは起きた。

 

6号車から乗車しようとしていた乗客が

しらさぎの車体にぶつかり転倒したという。

で、くだんの車内放送が流されたのだ。

 

わたしたちが乗っていた3号車の女性が

なんと、ふたりも6号車のホームへ向けて走っていった。

お医者さんも乗車していたという。

 

救急車も到着して、ぶじ病院へ配送されたという

車内放送は、それから20分ほど後だった。

 

3号車に女性たちが戻ってきたときには

車内の空気もホッと緩んだように思えた。

 

声には出さないけれど、だれもが「ありがとう」と

心の中で拍手していたと思う。

 

電車は、おおはばに遅れたけれど、

車掌さんに文句を言う人は一人もいなかった。

心あたたまるワンシーンは、忘れられない思い出になった。

 

コメント
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