はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

中池見湿地に風が吹く

2010-11-20 | 中池見

2010年11月20日(土曜日)
今日は「ナチュラリスト敦賀・緑と水の会」の創立20周年の記念パーティ。
いっぴんもちよりわいわい茶話会である。

20年前のビデオの上映もあった。

仲間たちの若々しい姿や、まだ幼かった子どもたちが中池見で遊ぶ姿が
画面いっぱいに映し出されると、なつかしさに「わぁ~」と声があがる。
仲間たちの地道な活動がガス基地建設から中池見湿地を守り、
ラムサール条約登録地をめざすまでになった20年の歳月とその想いが
画面と重なり、感動に胸がふるえた。

わたしが中池見湿地の運動に正式に加わったのは1995年からだ。
わたしのこれまでの15年は、まさに激動の15年だった。
人生の転換期でもあった。

一歩、足を踏み出す勇気を教えてくれた友人の恵子さんの一言が
今日はことのほか、思いいだされてならない。
「変えたいと思うあなたが動けばいい・・・」

そしてわたしは風を吹かせるために、わたし自身が風になると決めた。

風は行政や企業の進路さえ変えてしまうことを中池見湿地の保全運動が証明してくれた。
しなやかにしたたかに、そしてしつこく・・・今日も湿原の風は舞いつづける。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする