2010年5月19日(木曜日)
廣瀬克哉さんをお迎えしての講演会は大盛況でした。
行政側からも部長や課長が多数、参加され
敦賀市以外の自治体の議員も参加していたようです。
敦賀市議会もこの4年でずいぶんと改革が進んできました。
試行錯誤を重ねながらではありますが
予算・決算の常任委員会が軌道に乗りつつあります。
請願や陳情においては、議員同士の議論も活発に
行われるようになり、
本会議での討論も、増えてきています。
しかしながら、「議会はなにしとるんや?」という
市民のみなさんの根強い不満があるのも事実です。
議会の傍聴にきていただくのを待っているのではなく
これからは議会として、市民のみなさんのもとへ
出向いていき、今、議会は何を議論していて
どのような問題点を話し合っているのかを
お伝えすることから、はじめる必要があります。
今日の講演会はまず、その第一歩としての勉強会でした。
講演会のあとは、廣瀬さんと議員との懇談会も開催。
多くの議員から
わたしたちの抱える疑問や今後の方向性について
質疑が相次ぎ、
廣瀬さんからは参考になる助言もたくさんいただきました。
議会基本条例を制定するために市民のみなさんと
いっしょに取り組んでいくその過程こそが
議会改革につながる道であり、議会改革そのものだと
確信しました。
もうすぐ6月議会がはじまります。
議会運営委員会での協議が楽しみです。
さて、充実した講演会と懇談会のあと、
記者クラブへ顔をだしたところ、
日本原子力研究開発機構のプレス発表の真っ最中・・・
原子炉を停止中なのに、いったい何があったのかしら?
またまた誤警報?
http://mainichi.jp/select/today/news/20100520k0000m040029000c.html
もんじゅ:また誤警報
原子炉停止中の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で
19日午前10時55分ごろ、原子炉補助建物屋上にある
「ナトリウム・水反応生成物収納設備」内の酸素濃度が
2%に上がったという警報が出た。
確認したところ濃度は0.2%で変化はなく、
日本原子力研究開発機構は誤作動とみて調べている。
蒸気発生器で伝熱管破損事故が起きた際にできる
水素などをためる設備で、火災を防ぐため窒素で満たし
酸素濃度をチェックしている。
濃度計は06年に交換し、今後点検する予定だった。