2009年8月9日(日曜日)
タミヨさんちで、夕飯を食べながら
テレビを見ていたら
(『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』)
テロップが流れた。
関東地方全域で震度4から3の地震の速報だ。
時間は午後7時56分ごろ。
震源地は東海道南方沖で震源の深さは3340キロ、
地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定。
東京都練馬区も震度4とでていたので
息子にメールで安否を確認。
息子からは、震度4とはしらなんだと返信があった。
その後、敦賀でも震度1というテロップが
でたけれど、うちらはな~んにも
感じんかったなぁ・・・
今回の地震はかなり広範囲に及んでいた。
ただ大きな被害はでていないので胸をなでおろす。
地震より、台風と豪雨による土砂崩れなどの
被害のほうが甚大だ。
台湾の大きなホテルが川の中へ倒れていく映像には
びっくりした。
こちらも宿泊客は避難していたので
最悪の状態はまぬがれたという。
台風がまたひとつ、日本へむかっている。
おおきな被害が出ないことを祈るばかりである。
台風9号は
中心の気圧は994ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルで、
中心から半径170キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いているという。
1時間に15キロの速さで北上中。
梅雨明け宣言のあとも、大気が不安定な状態が
続いていて、局地的な豪雨が各地で
大きな被害をもたらしている。
敦賀では、夜になって気温がぐっと下がった。
弱った体にとって、涼しいのは大助かりだが
このまま、冷夏が続けば
農産物への被害もおおきくなり、
農家も消費者も悲鳴を上げることになる。
さて、こちらのニュースはフランスから。
きのうの風力発電アラートで届いた。
景観を悪化させる風車の乱立に
反対運動が全国規模で広まっているという。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aSV0eJOCmTm4
モンサンミッシェルに風力タービン似合わない
-フランスで風車論争
記者:Tara Patel
8月6日(ブルームバーグ):
クリーンエネルギーの普及を目指すフランス政府の
計画に黄信号がともっている。
田園地帯の住民らが風力発電所の建設凍結を求めて
運動を開始したからだ。
仏政府は向こう10年間で国内の風力発電量を
7倍に増やす計画。・・・
住民らの反対に伴いEDFエネルジー・ヌーベルや
GDFスエズなど同国の電力企業が計画している
プロジェクトの妨げになる恐れがある。
今週始まった全国的なキャンペーンは、
風力発電の経済的利益と、田園地帯や世界遺産の
モンサンミッシェルなどの観光資源の
「景観を悪化させる」害についての議論を
呼び掛けるものだ。
このキャンペーンを率いるイブ・ベリヤック氏は、
「風力タービンは村々に争いを引き起こす可能性がある」
として、「複雑で非常に政治的な問題であり、
もっと議論が必要だ」と指摘した。
仏政府は2020年までに風力発電による発電容量を、
最大2万5000メガワットと原子炉7基分に
相当する規模に引き上げる方針だ。
今年初め時点の風力発電容量は3400メガワット。
20年までにエネルギーの2割を再生可能な資源から
得るという欧州連合(EU)の目標を超えたい考えで、
代替エネルギーの源として風力を
最有力と位置付けている。
同期間内に150億ユーロ(約2兆600億円)の
投資も見込んでいる。
しかし、エクサンBNPパリバのアナリスト、
ヨハン・テリー氏は、地元の反対や
自治体の慎重姿勢から
「目標達成は難しいだろう」と話す。
新たな風力発電施設建設プロジェクトに反対し、
近年には「ボン・ド・コレール(怒りの風)」など
抗議団体が次々誕生した。
ベリヤック氏は3日のインタビューで、
工業団地並みの風力発電所は景観を損なう上に、
地元に雇用も生まず、鳥を殺し、エネルギーを
作り出す効率的な方法ですらないと力説した。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
akinoshita2@bloomberg.netEditor:
Fumihiko Kasahara記事に関する
記者への問い合わせ先:
Tara Patel in Paris at tpatel2@bloomberg.net
Last Updated: August 6, 2009 04:20 EDT