今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「メゾン・ド・ポリス」8話の感想

2019-03-03 10:45:20 | ドラマ

終盤に入ってきました。今までの穏やかな雰囲気を一変させるとんでも展開が起こりました。

昨日はテンポが速かったですね。
藤堂さんが縛られて撃たれた画像を送られ一億用意しろという強迫電話が来ました。メゾンドポリスの面々はただただ驚くばかり。
送られてきたスマホからの電話です。次々にあれこれ命令され、四人は従うしかありません。
しかも同じ部屋に、フリーライターの葵さんの娘もいるのです。

30分の間に1億を用意しろというのですが、時間は刻々と過ぎていきます。バタバタしている間に牧野が美砂という人を連れて登場。
彼女たちも巻き込まれていきます。
電話の声は更に要求します。そして、こともあろうに預かっている女の子の母親まで人質に取られてしまいました。

1億なんか用意できないと言うと、それと同じくらい価値のある情報を出せと言います。
そして、伊達が個人的に調べている高藤建設の情報を、牧野が持ち出してスマホに見せます。
が、それは切り抜きなどしかありませんでした。なおも牧野は家の中を探し出そうとします。

しかし、メゾンドポリスの連中は気づいていました。これを仕掛けたのが誰であるかを。
な・なんと!それは牧野だったのでした。高遠建設について知りたがっていた連れの人、美砂さんも。ライターともグルだった。娘まで‥

なんと言うことでしょう!一番犯罪から遠いと思っていた牧野が仕掛けた狂言だったのです。
普通ここまでするか?おじさま達の眼力はすごかった。牧野の芝居なんかとっくに見抜かれていたのでした。
絶句‥
しかし見ている方は、牧野がそこまでする意味がピンと来ないのでした。

「高遠建設の黒い闇」みたいな事をしきりに言うのですが、それが何なのか、中身を言わないのでただ吠えてるだけのように見えてしまいます。
そんな大事な事なのか。そんにあくどいことなのか。

そうしておじさまたちに全て見通されていた牧野は自分の未熟さを思い知らされ、言い訳しながら逃げてしまいます。
こんな人だったのかい。見損なったわ。
でも、そこまで思い詰めていたとは。

高遠建設の社員にあいついで起きていた不審な死。高遠が何か大きなことを隠しているのは明らかです。

牧野は又新たな事実を知ります。メゾンドポリスに潜入していた自分がまた警察の別部門から盗聴されていた。
高遠建設を調べていた夏目、ほぼ全貌を知っている伊達。他の二人も高遠を調べ悪を暴き出すために一緒に暮らしているのでした。
そして彼らを外から捜査していた刑事がまた別にいたのでした!一人は御用聞きの男、草介。彼の裏の顔は巡査部長だったのです。

牧野はあ然とします。
つまり、牧野は個人的に高遠建設の闇を知りたがっていたが、メゾンドポリスはその為に集まったメンバーだった。
そして、警察は彼らをも追っている。つまり、警察対元刑事たちのバトルなのでした。
この構図を知った牧野は動揺しながらも、心に決めます。自分はメゾンドポリスの人達と一緒に高遠の悪に迫ろうと‥

もう二転三転した話にビックリでした。
出演者一同がどんな演技していいのかわからないのか、無表情に近かったです。
でもさすが演技派の高畑さんは気丈に演技してましたね。こんなハチャメチャな台本を。

うーむ、視聴者の裏の裏をかく、という作者のねらいでしょう。
がここまで来ると荒唐無稽と言うのか‥現実離れもいいとこですね。
それまでに言う高遠建設の闇が、どんなとてつもないものなのか、これから見せてもらいたいです。
逆に、期待しています。