今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「先に生まれただけの僕」2話の感想

2017-10-23 09:24:30 | ドラマ
果たしてこの題が相応しいのかな?と思う内容です。
まぁ確かに先に生まれたには違いないのですが、どれだけ話から乖離しているんだと。
 
櫻井君は、会社から出向させられた雇われ校長です。
私立高校の経営不振を立て直すために本人の意志とは無関係に校長にさせられたのです。
しかし初めっから苦労続き。
先週もだったけど、先生達が(役者揃い)個性的で、なんだかふて腐れてるというかやる気が無いというか、扱いにくい人達ばかり。
一話見てて腹が立ったけど、今週も同じです。私立高校の先生ってこんなにふんぞり返ってるんだ…と興ざめでした。
 
でも今回その訳が少しずつ解ってきました。
年長の女教師は、自分が校長になれると思ったのによそから校長が来て、くやしくて仕方がなかった。
それでプリプリしているようです。
また真柴先生(蒼井優)は一生懸命生徒のために骨を折る、いい先生だと分かりました。
所で、何だか顔がまん丸になった櫻井君ですが、よく見ていますとこの高校に来てかなり奮闘しているのが分かります。
今週は予備校のカリスマ講師を呼んで先生達に講習会を受けさせていますし、不登校になってしまった子にも心を配っています。
「奨学金は貰うのは簡単だが、卒業した時点で600万くらい借金を抱えてしまう」というきびしい現実を教えて、生徒は悩んでしまいました。
また、なんですか、高校の中のカースト制って。生徒には一軍二軍三軍の階級があるのだそう。
彼氏が出来ただけで一軍入りですって。可笑しいなぁ。今まで仲良しだった友達が、彼氏が出来ただけで一軍入りし、友人を虐め出す
という話でした。こんな事が実際起こっているのかしら?
この事が原因で体調が悪くなっている生徒から話を聞き、校長と先生で生徒達に注意し話合いました。
 
しかし、鳴海校長(櫻井)はすごいです。教職員から反発があろうと自分の考えをはっきり言い、物怖じしません。
常に何をすればいいか悩み考えています。
そして最後の数分間で、思わぬ急展開が待ち受けていました。
なんと、校長の意志にそぐわなかった、まったく非協力的だった数学教師(ほうかさん)をいきなりばっさり切り捨てたのです!
彼に他の会社へ研修に行くことを命じ、次に早期退職を勧め、更に受け皿の転職先まで見つけてあげていました。
数学教師は辞職しました。
な、なんという好プレー!
やるではありませんか。ちょっとスッキリしました。

立て直しに入る人なんて、こんなもんです。先生達が危機感ないのには驚きます。
見てるとたらたらした運びですが、よく出来ていると思いました。
主役はわざと櫻井君を選んだのでしょうか?出来なさそうに見えて、冷徹。頑張ってるように見えなくて努力家。
そんなタイプなんですね。
二宮くんでも良かったかもしれません。でも中途半端に太った、弱気そうな自信なさげなキャラクターを演じられるのは彼なんでしょうね。
この調子で次からも先生たちをバッサバッサと切って貰いたいです。