今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「レディ・ダ・ビンチの診断」3話の感想

2016-10-26 11:43:02 | ドラマ
毎回一ひねりもふたひねりもある話です。じーっと見ていないと見落として意味が分かりません。
今回は時期的にハロウィンの話です。仮装した女高生達が、カラオケ店を出た後次々に倒れます。
 
6人中4人が重病であとの一人は何ともなく、もう一人が全身ジンマシンを起こします。
症状がバラバラなのは何故か。
解析診断部は、食中毒をまず疑ったのですが、そうではないよう。なぜ一人だけが何ともなかったのか?…謎です。
橘志帆役の吉田羊さんは、カルテだけの資料に頼らず、彼女たちと話をして原因を探ります。
どうも6人は仲良しグループではないよう。
 
アレルギーのテスト(チャレンジングテストと言うらしい)を橘はやろうとします。上司である岩倉医師が止めるのも聞かないで。
このような強引さは性格によるものだと思いますが、天才外科医だからという所もあるのでしょうね。目的達成のためにはルール破りも何のそのです。
 
アレルギーテストをやるやらないで揉めて、院長の判断に持ち込まれます。
北畠という院長は、橘に、「上司の意見に従いなさい」と諭します。
ですが、これは実は院長の策略なのです。
後の方で、これが策略だったとわかります。
でも私は頭が悪いのか、どこが?とよく分かりませんでした…。
 
テストの結果、ジンマシンが出た理恵という女子高生はマンゴーアレルギーだとわかりました。
橘は研修医に高校へ出向かせ、化学室を調査させます。
すると「アジ化ナトリウム」という化学物質があったと判明…
そこから、理恵がその物質を血のりカプセルの中に混ぜ込み、友達に飲ませたと推理します。
 
マンゴーにアレルギーのある人は天然ゴムにもアレルギーを起こすと言うのです。
つまり、ゴム手袋をつけてアジ化ナトリウムを調合したと。
この辺がこじつけのような、飛躍しすぎな推理ですが‥
とにかくドンピシャでそれが当たりました。
理恵は友人の綾香を救うために、虐めている4人に毒物を混ぜたのです。
 
人間、追いつめられると何をするか分からない例のようです。
(宇都宮の連続爆発事件もそうだったんでしょうか…)
いじめが原因の内部分裂。毒物まで飲せるんだ。怖いですねー。
納得の落ちでした。
 
吉田さんは原因究明の為にはルールを守らないという勇敢な人。
でも、実は北畠院長の気働きや支えがあってのことなのです。
この病院は北畠の座を狙ってうごめく派閥争いがあるようです。蘭ちゃん演じる岩倉先生が院長を蹴落とそうとしています。
(蘭ちゃんが迫力不足です。声が可愛くて切れ者に見えません。野際陽子のような意地悪さがあればいいんだけど)
 
今回は、橘が刑事みたいな事までしつつ、医者の領域を超えたあっぱれな推理で終わりました。
しかしどうも彼女本人は謎だらけのようです。
成功率100%の外科医なのに、何かによって干された。その原因がいまだに不明だと。
そして、時々橘は幻聴を聴いています。
誰もいないのに一人で喋っている所を外科医の相武が目撃しました。
 
うーん、よくわからないけど、統合失調症かと思いますよね。何なんですかね。
橘志帆が天才だという設定ですが、吉田さんは、いたって自由な普通の人。
トーク番組でそれが垣間見えます。
どうしてもそんな天才には見えません…。色んなものに出てるせいか、イメージが混同してしまいます。
売れっ子の宿命なんでしょうが、もっと出るものを整理して欲しい気もします、ハイ。