今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「ガラスの家」一話の感想

2013-09-04 14:34:31 | ドラマ

大石静の3年ぶりのNHKのドラマと言うことで、期待せずに見てみました。
「セカンドバージン」の時も何回かは見たんだけど、話について行けず脱落しました。
そもそもこの手のドロドロが性に合わないのです。でもまぁちょっとは気になるので、観てみました。

やはり始めから終わりまで失笑しっ放しでした。ごめんなさい~。
いえ、なかなか良く出来ているのですよ。
22年前の航空機事故で身内を失った同士の恋、財務官僚、親子の仕事に対する考えの対立、豪邸、などお膳立てがドラマチックです。
それにしても初めの場面。
フランスの断崖絶壁で手を繋いで空を仰ぐ二人、です。義母と長男。これは何をする所なんでしょうか?
飛び降り自殺?これは物語の結末なのか?
でも説明の無いまま画面が終わってしまいました。

まず、舞台というか、家が素敵です。
滅多にないような非日常的なインテリア。センスの良さを感じさせます。
らせん階段や北欧風の暖炉。そこにぴったりの謎めいた新しい妻。
夫は「胃腸薬のコマーシャルの人」くらいにしか認識がなかったです。俳優さんなんですかね。

しかし恋愛の末結ばれたにしては二人が仲がいい描写がありません。
夫は何故彼女と結婚したのか甚だ疑問です。
一々命令口調だし。観ていてムッとします。
でもまぁこういうタイプはきっといるのでしょう。
井川さんは、綺麗でフンワカした所のある美女です。
言わせて貰えば、もう少しオーラが欲しいなぁ‥。
何か今ひとつ輝きが足りません。
斉藤さんは声も良くてあの役にぴったりで、中々好演していました。
でも時たまネットで見かける本人の噂などが頭を過ぎって、少し白けてしまいました。

新しい妻は朝から豪華な朝食を作ったり、「私は学歴のない普通の女だから」と卑下していますが、何かを隠しているような気がします。
家事能力の高さが表わしてるように、何かあるんでしょうね。

それにしても、描写が生々しいです。新しく来た母親に、夫も息子も興味津々の目を投げつけます。
これはエリートを嫌みっぽく表現したのかな?
こんなに露骨に普通は見ないぞ。セクハラじゃないか‥。
一方瑛太の弟さんは、素直で伸び伸びしたいい雰囲気を出しています。
来週もまた見ようと思います。きっと楽しませてくれるでしょう。