今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

空気なんか読まなくていい

2012-09-06 03:39:49 | 日記

テレビを見ていると、時々ニュースやイベントなどで子供にインタビューをしているのを見かける。
子供は、大人が言って欲しそうな事を子供らしく喋る。
それを見ながら、ああ、子供は気を遣ってるんだなぁと思ってしまう。
編集で都合の良い場面を切り取っているだけかもしれないが。

そう言えば、自分も子供の頃は色々と大人に気を遣って生きてきたものだ。
子供は必要以上に空気を読んでいるのではないか。

「空気を読む」という言葉が流行ってから、妙な言葉だなぁと違和感を覚えた。
そう言われてみると、たまにそういう場合があるかもしれない。大勢の中で一人だけその場と逆行する発言をして、場が白んだり。
折角意見がまとまりかけていたのに、一つの意見でおじゃんになったり。
確かに、そういう場合はみんなが心の中で「何だこの野郎」と苦々しく思うだろう。
でもそれは、たまに、だ。
いつもいつも空気を読むのは必要なのか。

そんなことはない。
空気を読みすぎたら、自分が空気になってしまう。
そんなにそんなに協調性ばかり考えなくてもいいんじゃないの。
少しくらい雰囲気が悪くなっても、それが何だというのか。
色んな意見があるから楽しい。
突拍子のない発言でも、その人らしさがあれば面白い。
自由に自分を表現するのが大切だ。
だからと言ってすぐに感情に走るのも何だけど。
まぁそれはほどほどに。

イジメも、ちよっと集団から浮く子をターゲットにしてしまうようだ。
一人だけまわりと違う子。それを目ざとく見つけて標的にする。
悪質なゲームみたいだ。
狙われないように自ずと萎縮する。
「空気を読む」のは自分を守るための手段か。

ならば、余りにも悲しい。

まわりの顔色を窺って、幼い頃から自分の個性を殺してしまう事があるなら、勿体ない。
空気なんか読まなくていいから、自分を自由に表現するのを大切にすべきだろう。
場が白々としても、平然としていられる神経を持ちたいものだ。