企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

添加物の話し

2006年06月23日 | 本の紹介(ビジネス)
東洋経済か週間ダイヤモンドだったか、特集でこの本のことが掲載されたのは、さぁ、二ヶ月前くらいのことだったろうか?ある種の提灯記事と思って読みながら、そうかぁ、そんなこともあるんだなぁ、で済ませてしまっていた。(雑誌にエッセンスが詰まっている、そんな記事だったから)
ここ数日、水の本を含めていろいろ読んでいて、やっぱりじっくり読まなきゃなぁ、と思って東京駅のBooks Kioskで購入。新幹線で移動中に読み終えてしまった。いや、そんな話しはどうでもよくって、添加物ってそんなにも使われていたんだぁ、ということを知った本だった。アミノ酸等が、グルタミン酸ナトリウム他の各種の調味料の集合体であることはわかったが、香料や乳化剤というのが集合表示であって、たいてい数種類が使われている、なんてことはなかなか知ることができなかった。
コンビニの野菜サラダなどは、殺菌剤で加工してあるとか、原材料に含まれているかもしれない添加物は、キャリーオーバーとして表示しなくて良いとか、真剣に調べないと分からないようなことがたくさん書かれていたのだった。
出張中、コンビニご飯で済ます僕としては、かなり気になる話であったので、コンビニで朝食を買う際に添加物表示をチェックしたのだけれど、確かにおにりぎには、増粘多糖類とかなんかよくわからんものがたくさん使われていた。保存料・着色料無添加なんてのは、あくまで多くの添加物の内のごく一部の話をしているわけであって、それ以外もいろいろ問題があるということを知った。
著者の議論は、添加物は必ずしも悪いものではないが、安心できるものとできないものについては、知識を持った方がよい、というスタンスで進められている。その意味で納得できるのだ。
あえて買わなかったけれども、この本には、生活を考える重要な情報が含まれていると感じる。買って読んでもいいし、図書館で読んでも良いから、とにかく目を通して欲しいな、と感じた本だった。

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

東洋経済新報社

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