企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

考え直せないのかな?

2008年08月14日 | 過去の不満たらたら記事
最近、電車の人身事故がえらい多いような気がしてます。事故のうち、本当に事故なのがどれくらいで、どれだけが飛び込みなど意図したものか、は分からないのですが。更に、景気が悪くなって来ているとのことで、今後、どうなるのか心配でなりません。
ホームドアを設置した地下鉄などでは、事故は減っているのでしょうか?突き落としや飛び込みへの抑止効果もありますが、もともとは視覚障害者が誤って落ちてしまうのを避ける仕組みなんだそうで。
利用者の側としては、信頼にたる電車の運転を、できればいつも提供して欲しいと思います。ですが、実際は、こころなき行為により、多くの人が迷惑を受けているという状態。単に遅刻した、って話じゃなくて、一つの遅刻が引き起こす様々な影響だってあることに想像が至らないのでしょう。
その電車が普通に動いていたら・・場合によったら助かった命もあったかもしれない。そういう想いを、持ってもらいたいなぁ、と。(もっとも、電車などに遅れたために、御巣鷹山事故の日航機に乗り遅れたという知人がいます。もちろん、満席であったことから、どなたかが代わりに亡くなったのでしょうけれど、個々人という段階では、何がどうなるか分からないわけですが)


車の事故にしても然りですが、こちらは自然渋滞もあるので、幾分かは仕方ないか、とは思います。それでも、首都高での自損事故(こないだのトラックの件は、真相が分からないので、別の話としておきたいです)、例えば、カーブに突っ込んでいる車なんかを見ると・・、やはり、安全運転を心がけるのは大事なことだ、と思ったりします。
公共の場所が安全にそしてストレスなく使用できること、これは、個々人にとって重要ですし、救急、消防、警察の恩恵を受ける社会全体にとっても利益になるのでしょう。
先般、後部座席のシートベルトについて、ちょこっと記事を掲載しました。後部座席の人の安全、健康のためには、シートベルトの意味は認めたいとは思います。ですが、事故自体を減らす取り組みをもっと強化していかないと、とは感じるのですね。
既に、酔っ払い運転をさせないロックがかかる車なども開発されているようですが、事故って、ヒューマンエラーによって起こるもの、が少なくないのだと思います。自動車事故において、車の設計から製造、そして整備、加えて道路設備の設計と施工、整備、また運転者のヒューマンエラー。それぞれが重なって(もしくは単独で)事故につながるのではないでしょうか?
人間は、エラーをするものだ、という前提で、もっといろいろと法整備や学問などにおいても、対応をすることが、求められているような気がします。

なお、エラーをすることを前提にすることは、決して性悪説をとるって話ではなくって、性善説の上にたちながらも、エラーが起きるのは仕方ない、って見方なんだと思います。余談ながら、私はあまり二分法は好きじゃない。
水道の蛇口(今は、レバーになってますが)が、誤って上からものをおいて出しっぱなしにならないように、上下逆に改善されたのも、エラー対策なわけですが、エラーや勘違いがおきにくい様々な表示を心がけたいものですね(特に、サービス業では、ちょっとした気配りをしておくことでクレームが減ったりしますから)
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