企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

都知事はなんと言うでしょうか?

2006年09月26日 | 過去の不満たらたら記事
この人口減少時代です。病気で亡くなる人も多いとは思いますが、交通事故でなくなる方、また、それまでの健全な生活を送れなくなる方がたくさんいる、ということがとても残念に思います。あわせて自殺者も多いんでしたよね。人口減少で、移民を受け入れなければ、経済主体が減るだけ、経済活動も縮小に入っていきます。人口が減っていくって、実はこれまで経験していないからこそ、本当にその影響が想定できないのでしょうね。
そんな時代に、飲酒運転というのは、多分に問題のある行為であることは否定のしようがないと思います。危険であること、そして自分の判断で運転しないことを選択できる(ヒューマンエラーとは違うわけです)こと、また、事故を起こしてしまった場合の被害と社会的コスト(メーカーにしても、車に欠陥がなかったか対応せざるを得ないわけで、事故は無いに越したことは無いでしょう)を考えると、やはり「飲んだら、乗るな」は社会として徹底しなければならないことと思います。
というか、当たり前、でないとおかしいのでしょうね。
さて、知事の言う、どういう酒気帯びでも・・という話し。例えば、自宅で家族皆が夕食に少しビールを飲んだ、ペットが突然体調を崩した。救急車は呼べない、獣医に連れていかないと大変なことになりそうだ・・、なんて状況でしょうか?または、救急車がタクシー代りに使われることが多くて、かなり長時間待たされるという状況かもしれません。うーん。後者の場合は、本の少しの酒気帯びであれば、たぶん、神経も研ぎ澄まされていることでしょうから、ひょっとしたら懲戒とかでなくてもよいかもしれない、という気がしてきます。
ルールを決めてしまうと、例外として扱うことができない。。スーパー陸上の世界王者の失格なんてこともありましたが、実際、上記の様な状態であれば、検問にひっかかったりもしないだろうし、スルーしてもらうとかあるでしょう。本当にレアなケースで、警察に捕まることになる。でも、それは一旦はOUTと言われても、OKと対処されると思いますけれどね。
公務員だから、免職になると死刑、なんてのは甘えた話と思います。世の中、リストラもあるし、突然会社が潰れることもある。破産した人が立ち直った例も少なからずある。なのに、公務員はエンプロイヤビリティが低いから、なんて言うのでしょうか?
都知事に、本件について語ってもらいたい。なんと言うか、聞きたくて仕方ないです。また新しい首相がどういうか。今回の発言は、為政者が行ったこと。単に撤回します、では済まされないような気がしますね。


「免職は死刑に等しい」 飲酒運転で静岡県知事 (共同通信) - goo ニュース

「免職は死刑に等しい」 飲酒運転で静岡県知事
2006年 9月25日 (月) 22:28
 静岡県の石川嘉延知事は25日の定例会見で、飲酒運転の公務員の免職処分について「日本の雇用慣行からすると、免職はその人の職業生活上、死刑判決に等しい」と述べ、画一的な厳罰化の動きに疑問を示した。
石川知事は「刑法の場合でも、犯した罪の状態と結果に相応の罰則をするのが鉄則。例えば酒気帯びで検問に引っ掛かった場合にオートマチックに適用するのはいかがなものか」と話した。
県は昨年6月から酒気帯び運転で摘発された場合、免職か停職か減給処分にするとした新たな基準を適用。石川知事は「どういう酒気帯びでも、すべて免職でいいのかというと、必ずしもそうじゃないという考えだ」とした。

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