日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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話が違うぜ小沢さん。

2010年10月29日 11時30分38秒 | 日記
このところの小沢さんの言動は不可解である。
民主党代表選挙のときには、国会でもちゃんと説明するとあれだけはっきりと明言した。国民いや民主党員との約束は嘘だったのか。
菅総理もそれを受けて、小沢さんは自ら説明すると何度も国会で答弁してきた。
にもかかわらず、小沢さんは一向に説明しようとしないばかりか、検察審査会に対する不満を裁判所に訴えて強制起訴の決定を覆そうとすらしている。これは個人の権利を守るというよりも権力者の横暴ではないかと思われる。検察審査会が司法制度の一環として機能しないとなればこの世は闇である。

「疑わしきは罰せず」「推定無罪」・・・それはそれでよいと思うが、それよりもなによりも小沢さんは先ず政治家である。それも並みの政治家ではなくて内閣総理大臣の地位を望める立場の人である。
責任ある立場の政治家である以上は自らにかけられた嫌疑は正々堂々と晴らしてもらいたい。天にはじることなく清廉潔白であるというなら、偽証罪に問われる証人喚問にも応じるべきである。清廉潔白であるなら真実を述べることによって偽証罪に問われることなどありえようはずがないのである。

しかし、これだけ往生際悪く説明責任を回避しようとして逃げまわると、真実はともかくとして、やっぱり黒だったのかという心象をもたざるを得ない。

この問題に対する民主党の対応も実におかしい。過去にも色々な事件にからんで処分をうけた国会議員はたくさんいる。直近では小林議員の例もある。しかし小沢さんだけはほとんど刑事被告人に等しい状態になってもお構いなしである。
菅総理は岡田幹事長に任せたといい、任されたはずの岡田幹事長も結局のところ小沢さんの首に鈴をつけることが出来ないでいる。前代表と現幹事長が会談すら出来ないなんておよそ政党としての体をなしていないのではないか。

こうなれば、自民党をはじめとする野党の皆さんに期待するしかない。補正予算の審議が少しぐらい遅れたってかまわない。
先ずは、審議する国会議員が信頼するにたりるかどうかを自ら決めるべきである。
コメント
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