イオンシネマ シネパス上映作品
1991年7月13日(土)公開 アメリカ 98分
雪嵐の降る町。お祖母さんが孫娘をベッドに寝かしつけている。孫は『どうして雪が降るの?』と聞くと、祖母はその問に答えて話し始める。「あの窓から見える山の上の屋敷に老発明家(ヴィンセント・プライス)が住んでいた。彼は人間を作るのにも成功し、その人造人間はエドワードといって、両手はハサミのままだった…。小さな町に住むボッグス一家は、夫ビル(アラン・アーキン)、妻ペグ(ダイアン・ウィースト)、高校生キム(ウィノナ・ライダー)、小学生ケヴィンの4人暮らし。ペグは化粧品のセールスをしてるが、新規開拓にと山の上の屋敷を訪ね、そこで出会ったエドワード(ジョニー・デップ)を途端に気に入り、家へ連れ帰る。両手のハサミを最初は持て余していたエドワードだったが、ある時ハサミで庭木を美しく動物の形に刈り取る。続いて近所の犬の毛や、奥さん連中の髪もモダンにカット。エドワードは近所の人気者になる。一方、キャンプに行って不在だったキム(ウィノナ・ライダー)が家に帰って来るが、最初はエドワードを毛嫌いする。キムのBFジム(アンソニー・マイケル・ホール)は、エドワードを使って父親の金を盗ませようとするが、金庫の警報装置が働き、エドワードは警官に取り押えられる。彼はキムのことを気遣って一切弁明しない。この事件から周囲の人はエドワードを避けるようになった。クリスマスが近づいた夜、エドワードは氷で天使の彫刻をしていると、削った氷が雪のように舞う。その雪の中、キムは踊りを踊るが、エドワードに近づいた時にジムが声をかけ、キムは手をハサミで傷つけられる。心配するエドワードをジムは脅し、追い出してしまう。ジムが許せなくなったキムは絶交を言い渡す。町を彷徨うエドワードのせいで町は大騒ぎ。警察も出動する。再びキムの家に帰ってきた彼に、キムは「抱いて」と言うが、彼にはできない。腹いせに飲酒運転するジムの車がケヴィンを轢きそうになり、エドワードは助けようとするが、逆に傷つけてしまう。町の人々の非難の中、エドワードは山の上の屋敷に逃げ込む。心配になったキムは彼を追うが、ジムまでもが追い、いさかいの末、エドワードはジムを殺してしまう。屋敷まで押し寄せてきた人々に、キムはエトワードは死んだと告げた。実は冒頭の祖母はキムであり、数十年たった今も、エドワードはキムのために氷の雪を降らし続けているのだった。(Movie Walkerより)
ジョニー・デップを好きになってから知った作品で、これまでに何度か観ているのですが、スクリーンで観た記憶がない
今回イオンシネマのシネパス上映作品の中に見つけて思わず鑑賞しちゃいました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
世俗と隔絶された屋敷で世捨て人のような発明家の老人と暮らしていたエドワードを町に連れてきたペグは、彼に普通の幸せを与えようと躍起になります。それは彼女の好意から発したものでしたが、町の人たちは彼を好奇心丸出しで取り囲み、自分たちに都合の良いように扱います。しかしいったん誤解が生じると、彼らの態度は一変し殺そうとまでします。普通の人とは異なる彼を危険と見なし排除しようとするやり方は、そのまま異端を排する人間の行動に当てはめることができます。ポップでカラフルな町並みと人の心のありようの対比が物悲しく写りました。
しかしやはり、純粋なエドワードの見せる様々な表情や、氷の彫刻のシーンは、大きなスクリーンに映えますね。ティムの独特な世界観溢れる映像や音楽を楽しみ、エドワードとキムの切ないラブシーンに当時の二人の恋愛を想いました
1991年7月13日(土)公開 アメリカ 98分
雪嵐の降る町。お祖母さんが孫娘をベッドに寝かしつけている。孫は『どうして雪が降るの?』と聞くと、祖母はその問に答えて話し始める。「あの窓から見える山の上の屋敷に老発明家(ヴィンセント・プライス)が住んでいた。彼は人間を作るのにも成功し、その人造人間はエドワードといって、両手はハサミのままだった…。小さな町に住むボッグス一家は、夫ビル(アラン・アーキン)、妻ペグ(ダイアン・ウィースト)、高校生キム(ウィノナ・ライダー)、小学生ケヴィンの4人暮らし。ペグは化粧品のセールスをしてるが、新規開拓にと山の上の屋敷を訪ね、そこで出会ったエドワード(ジョニー・デップ)を途端に気に入り、家へ連れ帰る。両手のハサミを最初は持て余していたエドワードだったが、ある時ハサミで庭木を美しく動物の形に刈り取る。続いて近所の犬の毛や、奥さん連中の髪もモダンにカット。エドワードは近所の人気者になる。一方、キャンプに行って不在だったキム(ウィノナ・ライダー)が家に帰って来るが、最初はエドワードを毛嫌いする。キムのBFジム(アンソニー・マイケル・ホール)は、エドワードを使って父親の金を盗ませようとするが、金庫の警報装置が働き、エドワードは警官に取り押えられる。彼はキムのことを気遣って一切弁明しない。この事件から周囲の人はエドワードを避けるようになった。クリスマスが近づいた夜、エドワードは氷で天使の彫刻をしていると、削った氷が雪のように舞う。その雪の中、キムは踊りを踊るが、エドワードに近づいた時にジムが声をかけ、キムは手をハサミで傷つけられる。心配するエドワードをジムは脅し、追い出してしまう。ジムが許せなくなったキムは絶交を言い渡す。町を彷徨うエドワードのせいで町は大騒ぎ。警察も出動する。再びキムの家に帰ってきた彼に、キムは「抱いて」と言うが、彼にはできない。腹いせに飲酒運転するジムの車がケヴィンを轢きそうになり、エドワードは助けようとするが、逆に傷つけてしまう。町の人々の非難の中、エドワードは山の上の屋敷に逃げ込む。心配になったキムは彼を追うが、ジムまでもが追い、いさかいの末、エドワードはジムを殺してしまう。屋敷まで押し寄せてきた人々に、キムはエトワードは死んだと告げた。実は冒頭の祖母はキムであり、数十年たった今も、エドワードはキムのために氷の雪を降らし続けているのだった。(Movie Walkerより)
ジョニー・デップを好きになってから知った作品で、これまでに何度か観ているのですが、スクリーンで観た記憶がない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
世俗と隔絶された屋敷で世捨て人のような発明家の老人と暮らしていたエドワードを町に連れてきたペグは、彼に普通の幸せを与えようと躍起になります。それは彼女の好意から発したものでしたが、町の人たちは彼を好奇心丸出しで取り囲み、自分たちに都合の良いように扱います。しかしいったん誤解が生じると、彼らの態度は一変し殺そうとまでします。普通の人とは異なる彼を危険と見なし排除しようとするやり方は、そのまま異端を排する人間の行動に当てはめることができます。ポップでカラフルな町並みと人の心のありようの対比が物悲しく写りました。
しかしやはり、純粋なエドワードの見せる様々な表情や、氷の彫刻のシーンは、大きなスクリーンに映えますね。ティムの独特な世界観溢れる映像や音楽を楽しみ、エドワードとキムの切ないラブシーンに当時の二人の恋愛を想いました
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