杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿

2011年02月13日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2009年3月28日公開

東京ビッグシティマラソンの爆破テロ予告事件を無事解決した特命係・杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)に協力していた鑑識課・米沢守(六角精児)は、顔認証システムでマラソンの映像をサーチする中で、数年前に離婚届を残し米沢の前から姿を消した元妻・知子(紺野まひる)の姿を見つける。数日後、友子が変死体となって発見されるが、実は彼女は同名の別人とわかりほっとする米沢。事件は自殺と断定されるが、腑に落ちない米沢は、同じく異を唱える彼女の元夫で所轄の刑事・相原(萩原聖人)と共に極秘の捜査を開始する。二人は、知子の勤務先だった警察の外郭団体・青少年防犯協会の同僚の早苗(片桐はいり)や、経理課長の天野(市川染五郎)に聞き込みをして、理事長・設楽(伊武雅刀)が警察の天下りでセクハラ疑惑のある人物であることを知る。また、知子と理事長の部屋に盗聴器が仕掛けられていたことから他殺の疑いを深めていく。警察上部の圧力で謹慎処分を受けながらも捜査を続ける二人は、天野から知子が協会の金を横領していたと打ち明けられるが、証拠の不自然さに気付き、監察による24時間の監視の目をかいくぐり、大胆な手段で真実を引き出そうとする・・・。

テレビドラマ『相棒』シリーズに登場する警視庁鑑識課の米沢守が主人公のスピンオフムービーです。といっても、ドラマはつまみ見だし、このサブキャラのこともよく知らないのですが(^^;

米沢の姿を消した女房と同名の友子という女性の不自然な死亡事件を、彼女の元夫の刑事と「相棒」になって解決する物語で、米沢の専門である鑑識能力(盗聴器の発見、指紋採取や照合、PCの情報復元など)が冴える筋書きとなっています。

自殺に見せるには杜撰な手口なのにあっさり自殺で片付けられた裏には、警察の事情が隠れているという設定もありがちだけど、それをフィクションと片付けられない現実にこそ問題だよな~~(^^;

遺書のトリックや他殺だろうなというのはすぐに推察できますが、犯人がいかにも怪しそうな天野でも設楽でもなくてアノヒトだったのは意外でした。

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