杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

リディック ギャラクシー・バトル

2014年09月28日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2014年3月8日公開 アメリカ 119分

全宇宙の支配を目論むネクロモンガーの王となったリディック(ヴィン・ディーゼル)だが、部下のヴァーコ司令官(カール・アーバン)に裏切られ、銀河の彼方の惑星に置き去りにされてしまう。無人のシェルターを発見した彼は、灼熱の大地と凶暴な水棲生物が牙をむくこの星から脱出するため、ビーコン(非常用無線)を発信し、懸賞金稼ぎを呼び寄せ、彼らの乗ってきた宇宙船を奪おうとするが・・・。


「ピッチブラック」(00)、「リディック」(04)に続く第3作です。

王としての生活にも飽きたリディックが故郷に帰ることを決めたのはいいけれど、連れて行かれたのは見知らぬ星で、ヴァーコの裏切りに遭い置き去りにされてしまいます。(というか、殺されかけて九死に一生を得た感じですね)
瀕死の重傷を負いながら凶暴な生物と死闘を繰り広げ、その高い適応能力を駆使して何とか生き抜くのですが、このままでは埒があかないということで、自分自身を餌に懸賞金稼ぎを呼び寄せて彼らの宇宙船を奪う計画を立てるの。

のこのこやってきたのは、サンタナ(ジョルディ・モリャ)率いる一味とジョンズ(マット・ネイブル)率いる一味です。サンタナたちは傭兵の寄せ集めですが、ジョンズの方は統率のとれたプロ集団で、ジョンズは何やらリディックに問い質したいことがある様子。

リディックは闇に乗じて彼らの仲間3人を一気に屠ります。彼らが動力源の一部をシェルターに保管していることを知ると、それを奪い隠しておいて姿を現し、交換条件を持ち出すのダール(ケイティー・サッコフ)の麻酔銃の前に一度は囚われの身となりますが、そこへ巨大な嵐によって地中から姿を現した水棲生物の群れが襲い掛かると形勢逆転し、ジョンズはリディックの交換条件を呑み、動力源の隠し場所へ一緒に向かいます。

サンタナは下劣な悪人キャラですが、ジョンズは前作の登場人物の父親で、息子がどうして亡くなったのかを知りたいがためにリディックを追っていたのでした。
サンタナの仲間はやたらゲン担ぎをするのや、粗暴なのに混じって、どうして仲間に加わったのか?な信心深いルナ(ノーラン・ジェラード・ファンク)もいますが、生き残ったのはルナだけ。ジョンズの方は唯一の女性のダールと彼だけ

リディックは凶悪犯なのですが、自分を襲った(犬に似た)生物のこどもを育てて相棒にしたり、自分の命を狙う相手には容赦ないけれど、そうでない者を無暗に殺したりはしないといった善の面も持っています。水棲生物に重傷を負わされたリディックをジョンズが助けたのも、
彼が息子を殺したのではないことを信じられたからなのでしょう

今回は気色悪いエイリアン(生物)との闘いがメインなので、ストーリー展開という面では冗長な印象を受けました。ダールのことを気に入った理由もいまいちわからんぞ

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