アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】石井監督

2016年12月01日 | サッカー観戦
次の浦和戦は、土曜に開催されるので、いつもの通りであれば、今日、紅白戦が行われるのだと思います。
これまでのルーチンだと、その紅白戦の主力組が、そのまま先発メンバーになっています。
対戦相手の先発メンバーが分かるということは、出場する選手個々の長所と短所が分かり、相対する自チームの選手に準備をさせることが出来るということです。
相手の監督にとっては、こんなに戦い易い状況はないでしょう。

石井は、どうしてこれをバカ正直に続けて来たんでしょうか。
真面目な性格だからなのかもしれませんが、今日は就任後初めての非公開練習になるようです。

一昨日の浦和の先発は、石井の予想に反していたでしょう。
興梠とボランチから後ろの先発メンバーは確定としても、李、武藤、駒井、宇賀神の先発はかなり流動的だったはずです。
相手の先発が分かるということは、自チームの先発を決める重要なヒントになりますよね。
監督同士の対決でも、ゲームの前から負けていたのかもしれません。
リーグ戦と違って、短期決戦では、特に重要な要素になるはずです。

火曜のゲームで、守備的に入ってしまったのも、終わってみれば大失敗でした。
ゲーム間隔の開いていた浦和が、ゲーム開始から本調子でプレー出来るはずがありません。
今から思えば、序盤から攻勢に出るべきだったのでしょうが、前半はお互い守り合いのゲームになってしまいました。

前半の攻撃は、ロングボールで浦和の裏のスペースを狙うことが多かったです。
特に、槙野と森脇の裏のサイドのスペースを使おうという意図が伝わって来ましたが、途中からあまり上がって来なくなってスペースがなくなったのかもしれません。

ペトロヴィッチの指示か、選手たちが自分たちで修正したのか、あるいは守備の意識が高くて上がらなかったのか分かりませんが、前半は簡単に浦和ボールにせずに、自分たちで時間を使って攻めた方が良かったのでしょう。
後半は、ポゼッションも鹿島の方が高かったと思いますが、浦和がボールを保持するという先入観を捨てて、前半から自分たちでゲームを組み立てるべきだったのかもしれません。

アウェーゴールを奪われないようにすることが、私も重要だと思っていましたが、そうではなく、ホームだからこそ、攻めの姿勢を見せなければならなかったのでしょう。
考えてみれば、当たり前なのですけれど…。
中村を入れたこともそうですが、選手たちに守備の意識を植え付け過ぎてしまったのかもしれませんね。
難しいものですが、いわゆる腰が引けている状態だったということです。

石井のことは、現役時代からファンで、コーチになってからも頑張っている姿を見て、応援して来ました。
練習中やゲーム中にスタンドでお見かけする姿を見ると、人柄が良いことも、間違いないでしょう。
この石井に、監督を任せなければならなかったこと自体が、当時の鹿島の状況の苦しさを表していたのかもしれませんね。

先発メンバーの選び方や選手交替を見ても、総じて、選手に優し過ぎるように感じます。
でも、練習と本番は違います。
厳しくすべき時には、厳しくしなければなりません。

報道によると、鹿島は、来季から5人枠のすべてを使って、外国籍選手の大型補強をするようです。
ブラジル人が中心になるでしょうが、それだけの個性をまとめることを考えると、石井の続投はないでしょう。
石井が鹿島に所属していられるのも、長くても天皇杯の決勝までになります。

最後の最後に、自身の指導者としての力を見せて、我々をギャフンと言わせてください。
これまで、無駄に下積み生活を送って来た訳ではないはずです。
ペトロヴィッチだけではなく、我々もビックリするようなゲームプランと選手起用を期待しています。

2点取って勝てば良いだけですから、難しいミッションではありません。
むしろ、シンプルな目標で戦い易いですし、むしろ、リードして後半に入る浦和の方がやりにくいはずですよ。

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