8月10日の日曜日、友からこんなに大きな箱をいただきました。
車のトランクにいっぱいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/06/8be046a224297d4d55f43a919228d055.jpg)
中には長年木目込み細工を続けてきた友が
長い時間をかけて作ってくれた大きな羽子板が入っています。
その何という艶やかさ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/fe/4ef726ba615cb45dcaed5bafcdd92055.jpg)
「メイさん、日本の家には大きすぎても、アメリカならばいいんじゃないかしら。」
ありがたくいただいて
スーツケースに入れてみようと思ったら
手持ちの中で一番大きなスーツケースからもはみ出します。
これはもう何らかの方法を講じるしかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/e1/46f426bbcef4d1783984202eb396fe54.jpg)
国際宅急便だの、別送だの
いくつか調べてみましたけれど
結局、EMS(国際スピード郵便)に行きつきました。
太平洋を越える長旅の間に羽子板が壊れないようにと
隙間にたくさんセーターを詰め込みました。
ついでに本や、和食器も入れました。
9月1日の月曜日、ワシントンDCに発つ前夜に
郵便局が集荷に来てくれました。
とても丁寧に梱包をしてくださり
メジャーでサイズを測り、秤で重さを量り
すぐに書類を作ってくれました。
そして、「ではお預かりしますね。」と言って
家の前に止めた郵便車に積みこんで行きました。
1万5千百円でした。
9月12日の金曜日
東海岸のワシントンDCから、西海岸のシアトルまで
マイカーで14の州を抜け、9日かけて大陸横断をした私たちが
シアトルの新居に着いた時
留守中に届いたたくさんの荷物の中に
懐かしいあの箱がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/40/488e50c83f5e867c2d25be591a3a94c2.jpg)
おそるおそるテープをはがして開いてみれば
現れたのは東京で最後に見た時と寸分変わらぬ羽子板でした。
便利なもんです、たいしたもんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/db/e2bbd5e4eebaf2de56c5de2b1865481c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/70/0c736377941956885dacdc042336aaff.jpg)
そして
これが今の私たちの家です。
玄関のドアを開けると長い廊下の先でまず迎えてくれるのが
太平洋を越えてやってきてくれた羽子板です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e3/aafd0d482c7c4bbcc041a03eb36bffd4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/28/3c5d6817228c9a9e83c05b9b175a7a47.jpg)
別に意図したわけではないのですが
左側の鏡に映ってダブル効果(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/49/f1c96c4f6b36f586d02167efc0e7910f.jpg)
夜にはちょっと幻想的になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a0/a7abb3f8132fa0a696d13dc899506af3.jpg)
友が言った通り
たしかにアメリカサイズの家では
大きな羽子板も「適正サイズ」に見えます(笑)。
読んでくださってありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日でありますように!
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車のトランクにいっぱいです。
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中には長年木目込み細工を続けてきた友が
長い時間をかけて作ってくれた大きな羽子板が入っています。
その何という艶やかさ!
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「メイさん、日本の家には大きすぎても、アメリカならばいいんじゃないかしら。」
ありがたくいただいて
スーツケースに入れてみようと思ったら
手持ちの中で一番大きなスーツケースからもはみ出します。
これはもう何らかの方法を講じるしかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/e1/46f426bbcef4d1783984202eb396fe54.jpg)
国際宅急便だの、別送だの
いくつか調べてみましたけれど
結局、EMS(国際スピード郵便)に行きつきました。
太平洋を越える長旅の間に羽子板が壊れないようにと
隙間にたくさんセーターを詰め込みました。
ついでに本や、和食器も入れました。
9月1日の月曜日、ワシントンDCに発つ前夜に
郵便局が集荷に来てくれました。
とても丁寧に梱包をしてくださり
メジャーでサイズを測り、秤で重さを量り
すぐに書類を作ってくれました。
そして、「ではお預かりしますね。」と言って
家の前に止めた郵便車に積みこんで行きました。
1万5千百円でした。
9月12日の金曜日
東海岸のワシントンDCから、西海岸のシアトルまで
マイカーで14の州を抜け、9日かけて大陸横断をした私たちが
シアトルの新居に着いた時
留守中に届いたたくさんの荷物の中に
懐かしいあの箱がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/40/488e50c83f5e867c2d25be591a3a94c2.jpg)
おそるおそるテープをはがして開いてみれば
現れたのは東京で最後に見た時と寸分変わらぬ羽子板でした。
便利なもんです、たいしたもんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/db/e2bbd5e4eebaf2de56c5de2b1865481c.jpg)
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そして
これが今の私たちの家です。
玄関のドアを開けると長い廊下の先でまず迎えてくれるのが
太平洋を越えてやってきてくれた羽子板です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e3/aafd0d482c7c4bbcc041a03eb36bffd4.jpg)
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別に意図したわけではないのですが
左側の鏡に映ってダブル効果(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/49/f1c96c4f6b36f586d02167efc0e7910f.jpg)
夜にはちょっと幻想的になります。
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友が言った通り
たしかにアメリカサイズの家では
大きな羽子板も「適正サイズ」に見えます(笑)。
読んでくださってありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日でありますように!
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