さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

京都最古の禅寺「建仁寺」

2015年09月06日 | 巡拝日記

     京都の禅寺で最も古いと云われる

「建仁寺」に参拝して来ました! 

 「建仁寺」は1202年に栄西禅師によって京都で最初に建立された

禅寺で、後の1586年には安国寺恵瓊(えけい)により再興され

京都五山第三位の格式を持つ名刹です

 栄西禅師はおよそ800年前に日本に禅をもたらし、

茶を広めた建仁寺開山の師で「大いなる哉 心や」

 "人のこころは 本来自由で大らかである "

と説き、禅の心と茶の徳を伝えた禅師と伝わっています 

 

 方丈襖絵の「雲龍図」

 海北友松によって桃山時代に描かれた襖絵は

高精細デジタルにて複製され一般公開されていました

 方丈前の庭「大雄苑」(だいおうえん)

 庭園の正面に見えるのは「勅使門」で鎌倉時代後期の

禅宗様建築で更に奥には法堂が見えます

白砂に緑苔と巨岩を配した枯山水の庭園は自由で大らかで

栄西禅師の教えを表現していると伝わっています 

 

 

「潮音庭」(ちょうおんてい) 

 「潮音」とは仏、菩薩が教えを説く声を潮騒に例えたもので

本尊の釈迦三尊を表す石組がされているそうです

 禅寺でよく見かける達磨さんが

大本山の部屋にも掲げてありました‼‼

   

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