さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

紅葉真っ盛りの「延算寺」

2016年11月28日 | 巡拝日記

    

岐阜市内を流れる長良川に架かる藍川橋の北側、

岩井山に位置する古刹を訪ねて

今が真っ盛りの紅葉を楽しんで来ました‼

「岩井山 延算寺」  

弘法大師空海が815年に美濃巡教でこの地を訪れた折に

霊水が湧き出る霊地を見つけ薬師如来を安置したのが

創建の始まりとされています

駐車場から既に素晴らしいグラデーションの紅葉です! 

湧き出る霊水は皮膚病にご利益があり、平安時代には歌人の

小野小町も平癒の祈願に訪れたと伝わっています 

 名勝庭園の紅葉

 

 四季折々に素晴らしい景観の名園です!

 

 

 

 正面が「開山堂」 右が「本堂」

鐘楼周りの紅葉 

 

 

いつ訪れても心なごみ、穏やかな気持ちにさせてくれる名勝庭園と

境内に広がる素晴らしい紅葉に感動した参拝になりました! 

     

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紅葉のトンネル・三田洞弘法

2016年11月27日 | 巡拝日記

   

弘法大師が開山したと伝わる岐阜三田洞の古寺を訪ねて来ました‼ 

 お寺へと続く参道は紅葉のトンネルになっていました!

 この光景だけでも来た甲斐がありました!

 100m近くも続くモミジのトンネルです!

「霊鷲山 養善院 法華寺」

(れいしゅうざん ようぜんいん ほっけじ)

平安時代の816年に嵯峨天皇の勅命により弘法大師の空海が開山し

通称、三田洞の弘法さんと呼ばれ親しまれている岐阜の古刹です 

 「三田洞弘法の由緒」

 

鐘楼脇のイロハモミジが素晴らしい紅葉でした! 

 池の淵の紅葉

 大きな岩の上に建つ「本堂」

開山堂付近の紅葉 

 名勝庭園と書院

 書院の奥に見える銀杏の紅葉が鮮やかでした!

蓮が咲く清池と茶室 

 色鯉が回遊する山池と千紫万紅に彩られる名勝庭園は

この時期、最高の美しさを見せてくれていました!

       

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だるま観音大龍寺の「満天星」

2016年11月25日 | 巡拝日記

   

岐阜市の北部にある大龍寺に参拝し

境内に広がるドウダンツツジを観て来ました!

 「金粟山 大龍寺」 (こんぞくざん だいりょうじ)

大龍寺は(だいりゅう)とは読まずに(だいりょう)と読むお寺で

飛鳥時代の西暦690年頃に持統天皇の勅命により鎮護国家の寺

として創建された古刹と伝わっています

 

 境内には1200株以上もの満天星が紅葉していました!

 ドウダンツツジを漢字で「満天星」と書きますが

どう読んでもドウダンツツジとは読めません

どうしてこの字を充てたのか知りたく思っています・・・・

 大龍寺は「だるま観音」とも呼ばれていて本堂前に

鎮座する達磨大師の大きさには驚かされます

 毎年、一月中旬の日曜日には「だるま供養」が行われて

各地から大勢の参拝客で賑わうそうです

 丸刈りに揃えられたドウダンツツジとサツキの

植え込みが素晴らしいです!

でも・・・

ドウダンツツジの紅葉にはちょっと来るのが遅かったようです

茶色ではなく真っ赤に色付いた姿が観たかったです

残念!!

    

 

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晩秋の鞍馬・貴船の旅

2016年11月24日 | 名所史跡

      貴船神社を参拝した後は

バスと電車を乗り継ぎして出発地の鞍馬駅に戻りました!

陽が落ちかけた貴船神社の参道です 

 貴船川沿いの紅葉

 夏には川床料理で賑わった料亭も静かな佇まいでした!

「叡山電鉄の貴船口駅」

貴船神社からバスに乗って貴船口駅までやって来ました‼

 ホームには紅葉狩りの観光客でいっぱいでした!

 沿線沿いの紅葉が車窓からも楽しめました!

 

 山越えに出発した鞍馬駅に戻って来ました‼

天狗伝説が今も残る鞍馬寺への巡拝はインパクトが強く

いつまでも記憶に残る洛北の旅になりました!

 

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水を司る神様「貴船神社」

2016年11月23日 | 巡拝日記

  京都の水源地として古くから水の神様と

 崇められている「貴船神社」に参拝して来ました!

 「貴船神社」(本社)

 貴船は(きぶね)と読み、古くからは「氣生根」(きふね)と表記され

氣力の生ずる根源の地であると信仰されています

 創建の時期は不明で水の供給を司る神様(高おかみ神)を祀り、

農・漁業や醸造業者、航海者、治水関係者らの信仰が厚い神社です

 平安時代に女流歌人、和泉式部が参拝して不和になっていた夫との

復縁祈願が成就したことから縁結びの神として若い世代から絶大

なる崇敬を集めていて多くのカップルが訪れる神社です

 「本社の拝殿」

 「貴船神社の由緒」 

 

 本社の「本殿」

 水占いや御朱印を求める参拝客でいっぱいの社務所

 「神水」

水は命の源であるとともに、汚いものを洗い流す浄化力があり

水の神の鎮まる処は「気の生ずる根源」から元気が蘇り、運が

開ける心願成就の神様として崇敬されています

歴代の皇室も尊信されている貴船神社は日照りや長雨、凶作や

疫病などという国事多難の克服のために勅使を遣わし祈願した

事が数百度にも及んでいるそうです

 奥宮に続く参道

「思ひ川」

 かつて、奥宮が本社であった頃、橋の下を流れる小川で身を清め、

禊ぎをしたと伝わっています。 和泉式部の恋の話と重なり

この小川を「思ひ川」と云うようになったそうです

 杉木立の参道を進む内に参拝者の数は本社と比べるとかなり

少なくなって喧騒もなく神社らしい雰囲気になっていました

「奥宮の楼門」 

 「奥宮の拝殿」

 「奥宮の由緒」 

 「船形石」

創建の時期は不明ながらも神武天皇の皇母にあたる玉依姫命

(たまよりひめのみこと)が黄船に乗って大阪湾から淀川、鴨川を

遡り、この地に至り、水神を祀ったのが創建と伝わっています

その玉依姫が乗ってきたとされる黄色の船を模った

「船形石」には竹筒が掛けられ中に小石が入っています

その小石を航海に携わる人が安全祈願のために今でも

持ち帰っているそうです

前々から参拝したいと願っていた由岐神社に鞍馬寺に

貴船神社を順々に山道を歩き巡って来ました

この巡拝によって心身がスッキリとして新たな活力が

生まれ出て来たような気がしています!!

      

 

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