京都の水源地として古くから水の神様と
崇められている「貴船神社」に参拝して来ました!
「貴船神社」(本社)
貴船は(きぶね)と読み、古くからは「氣生根」(きふね)と表記され
氣力の生ずる根源の地であると信仰されています
創建の時期は不明で水の供給を司る神様(高おかみ神)を祀り、
農・漁業や醸造業者、航海者、治水関係者らの信仰が厚い神社です
平安時代に女流歌人、和泉式部が参拝して不和になっていた夫との
復縁祈願が成就したことから縁結びの神として若い世代から絶大
なる崇敬を集めていて多くのカップルが訪れる神社です
「本社の拝殿」
「貴船神社の由緒」
本社の「本殿」
水占いや御朱印を求める参拝客でいっぱいの社務所
「神水」
水は命の源であるとともに、汚いものを洗い流す浄化力があり
水の神の鎮まる処は「気の生ずる根源」から元気が蘇り、運が
開ける心願成就の神様として崇敬されています
歴代の皇室も尊信されている貴船神社は日照りや長雨、凶作や
疫病などという国事多難の克服のために勅使を遣わし祈願した
事が数百度にも及んでいるそうです
奥宮に続く参道
「思ひ川」
かつて、奥宮が本社であった頃、橋の下を流れる小川で身を清め、
禊ぎをしたと伝わっています。 和泉式部の恋の話と重なり
この小川を「思ひ川」と云うようになったそうです
杉木立の参道を進む内に参拝者の数は本社と比べるとかなり
少なくなって喧騒もなく神社らしい雰囲気になっていました
「奥宮の楼門」
「奥宮の拝殿」
「奥宮の由緒」
「船形石」
創建の時期は不明ながらも神武天皇の皇母にあたる玉依姫命
(たまよりひめのみこと)が黄船に乗って大阪湾から淀川、鴨川を
遡り、この地に至り、水神を祀ったのが創建と伝わっています
その玉依姫が乗ってきたとされる黄色の船を模った
「船形石」には竹筒が掛けられ中に小石が入っています
その小石を航海に携わる人が安全祈願のために今でも
持ち帰っているそうです
前々から参拝したいと願っていた由岐神社に鞍馬寺に
貴船神社を順々に山道を歩き巡って来ました
この巡拝によって心身がスッキリとして新たな活力が
生まれ出て来たような気がしています!!