さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

武蔵も修行した狸谷不動院

2016年03月31日 | 巡拝日記

    宮本武蔵の一乗下り松の戦いで

知られている地に「タヌキ谷のお不動さん」の愛称で

親しまれる不動院に立ち寄って来ました!

「狸谷山不動院」

創建は西暦781年、桓武天皇の勅願により平安京の鬼門守護として

「怒鬼(たぬき)不動明王」を安置したのが始まりとされています

その不動明王は「鬼を叱る」ほどに厳しい表情をしていることから

悪鬼・悪霊の退散、あらゆる災難を取り除くお不動さんとして

厚く信仰されているそうです

本殿までは250段もの石段を上がります!

途中、愛らしいタヌキの置き物が

登って来た石段の数を教えてくれます!

「本殿」

清水寺と同じ「崖づくり」の大きな建物にビックリです!

宮本武蔵が修行した「滝」を祀る社

「タヌキ ~ 他抜き ~ 他を抜く」ということから商売繁盛や芸事の

上達祈願に多くの芸能人やスポーツ選手が参拝に訪れるそうです

また、関西らしく阪神タイガースが年初めには

必勝祈願に訪れている寺院でもあるそうです

  

 

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俳句の聖地です「金福寺」

2016年03月30日 | 名所史跡

     京都洛北で俳句の聖地とも云われている

「金福寺」(こんぷくじ)を訪ねました!

「金福寺」の創建は貞観六年(864年)とかなり古く、慈覚大師の遺志を

継いだ安恵僧都によって創建され、慈覚大師が自ら刻んだ観音像を

本尊として安置したのが始まりとされる古刹です

 松尾芭蕉が滞在した金福寺はこじんまりとして風情や趣きに

満ちて静かで落ち着いた雰囲気のお寺です

 金福寺の由来

芭蕉庵と名付けられた庭に入ります 

 入り口に置かれた「吾・唯・足・知」

手水鉢に目が留まりました!

 吾唯足知は「われ ただ たるを しる」と読み

「満足を知る」という意味ですが私はこの言葉が大好きです! 

 庭園はサツキの築山と白砂の枯山水庭園でサツキの生垣越しに

萱葺き屋根の「芭蕉庵」が見えます

静かな枯山水の庭は気持ちがすっーと落ち着きます!

 

 芭蕉庵から一望できる京都市街

 

 芭蕉庵の由来  

 芭蕉を敬慕していた与謝野蕪村の墓がありました!

芭蕉庵の周りには "馬酔木の花" がいっぱい咲いていました! 

    

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宮本武蔵悟りの地・八大神社

2016年03月29日 | 名所史跡

    

あの宮本武蔵が決闘の前に立ち寄ったとされる

一乗寺下り松の「八大神社」を訪ねました!

 「八大神社」

 素戔嗚尊・稲田姫命・八王子命を祭神にして

1294年に創建された古社です

 慶長9年(1604年)、宮本武蔵が吉岡一門の70数名と決闘する朝に

立ち寄ったとされる八大神社で「神頼みを思い立ち、神仏に

頼ろうとした自分の弱さに気付いた」とされる神社です 

本殿横には宮本武蔵の像と

当時の「下り松」が残されていました 

 

 一乗下り松の決闘      

 当時の「一乗寺下り松」の古木

 境内には映画のシーンをパネルにして紹介していました!

 下り松の由来      

 現在は当時から数えて四代目となる

「一乗寺下り松」が植えられていました!

 八大神社の由来 

 方徐、厄除、学業、教育など様々な御神徳があるそうです!

 若き武蔵が吉岡一門と一乗寺での決闘を前にして

「神仏を尊んで 神仏に恃まず」と悟り

決闘に立ち向かっていった姿が思い浮かぶような

参拝となりました!

  

 

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しし脅しが庭に「詩仙堂」

2016年03月28日 | 名所史跡

    

日本で初めて「ししおどし」が庭に造られたという

京都の詩仙堂に行って来ました!

詩仙堂の「小有洞」(しょうゆうどう)という門

詩仙堂は江戸初期の文人、石川丈山の山荘跡で国の史跡に

指定され、現在は「丈山寺」 という名の寺院でもあります

 丈山は庭園造りの名手でもあり、1641年にここ詩仙堂に隠棲したと

伝わっています。隠居した山荘には中国の詩家36人の肖像を掲げた

「詩仙の間」があることから「詩仙堂」と呼ばれているそうです

竹林の参道を通り「老梅関」(ろうばいかん)という

門を潜り玄関に進みます 

 詩仙堂の由来  

 庭造りの名手であった丈山自身が設計した庭は四季折々に

楽しめる庭で、特に春のサツキと秋の紅葉は有名で多くの

観光客で賑わうそうです

 「ししおどし」

添水(そうず)と呼ばれる仕掛けは時折り、響く音によって鹿や猪の

進入を防ぐという実用性があるとともに、静寂な庭を眺めつつ心を

落ち着かせている時に響き渡る竹の音がアクセントにもなっており

設計した丈山も好んでいたと伝わっています!

 庭から見る三階建てになった「嘯月楼」(しょうげつろう)

 「詩仙の間」と「至楽巣」(しらくそう)

サツキ盆栽好きにとっては丸刈りにされた数多くのサツキが一斉に

咲き揃う五月に再訪したいと思いつつも、 嘯月楼や詩仙の間の屋根

がかなり傷んでいて早く修復しないと国の史跡が危うくなると

心配しながらの拝観となりました!

   

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岐阜「林陽寺」のしだれ桜

2016年03月27日 | 名所史跡

    

岐阜、長良川の畔で見事に咲き揃った

"しだれ桜" を観て来ました!

 清流・長良川の「藍川橋」

 長良川リバーサイド道路からの眺望

 道路脇には鮮やかな黄色の「菜の花」も咲いていました!

 岐阜七福神の「林陽寺」

 樹齢150年の「しだれ桜」

今が見頃です!

 

ソメイヨシノよりは少し早く咲く品種のようです 

 

三門を覆いつくすような咲きっぷりです!

 境内には七福神の「布袋様」が

にこやかに出迎えてくれました!

  

 

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