四国八十八ヶ所を車で遍路するのは比較的分かり易く、走り易い道路に
なっています。 しかし、別格二十ヶ所も一緒に組み込んで遍路すると、かなり
ロス走行になったり、とんでもない悪路や狭い道を走り抜けることになります。
別格19番、20番もそんなイライラ感がつのる札所巡りでした!
別格第十九番 寶幢山 香西寺 (ほうどうざん こうさいじ)
西暦739年、高僧・行基によって開祖された古寺。
仁王門
本堂
大師堂
駐車場の案内が見つからず・・・・遠く離れた銀行の駐車場を借りてやっと到着!
なんとなんと・・・・ 団体で巡る遍路さんと遭遇!
グッとお茶を一飲みして気持ちを落ち着かせて献灯、献香、納経は
少し待って静けさが戻ってからゆっくりとしたほうがいいみたいです!
愛車のナビを信じてどこまでも走りますが・・・・・・
獣が出てくるような山道をもう30分以上も走っています!
ヘビにイタチに猿たちが出迎えてくれますが・・・・目指す札所は一向に見えません!
やっとやっと・・・最後の別格札所に到着です!
別格第二十番 福大山 大瀧寺 (ふくだいさん おおたきじ)
本堂
こんな山深きお寺に参拝客はあまり来ないような少し荒れたお堂でした。
しかし、大師堂と庫裡は新しく立て替えられた建物になっていて
本堂との違いに少々、驚きました!
大師堂
香川県と徳島県の県境にある標高946m、大瀧山の南面に位置した
別格の札所中、最高所にある札所でした。
帰り道はナビには無い新しい道をご住職が懇切丁寧に説明してくださり、
ナビに頼らず、ナビを無視して自分の目を信じて、たまに出る案内板に
従って下山しなさいと教えられました! (妙に納得!)