さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

ますます好きになりました!

2013年11月30日 | 巡拝日記

        岐阜の富加町にある大好きな「清水寺」に行ってきました! 

          

              

                    「清水寺」に向かう路地の道表示  

 

    清水谷川公園   お寺へは公園の駐車場に車を停めて少し歩きます!     

          遊歩道はカエデ、ドウダンなどが真っ赤に紅葉していました!

     二天門    増長天と持国天の仁天が護ることから二天門と呼ばれています。

                どの季節に訪ねてもいい雰囲気で気持ちが落ち着きます!

 

                     増長天              持国天

 

     仁王門の前には菊づくりの見事な盆栽が出迎えてくれました!     

     紅葉の木々に包まれた二天門

     参道の石段    マイナスイオンに包まれた石段周辺は気持ちが鎮まります! 

   白華山 清水寺   加治田城のあった梨割山の中腹にある清水寺はおよそ1200年前の

           大同三年(西暦808年)に坂上田村麻呂によって開基されたと伝わる古刹です。          

   

        本堂の屋根瓦に「清水」の名

             

                山号 「白華山」の扁額

     境内の紅葉

      私にとって「白華山 清水寺」は古刹巡りの基点になった場所です。

     四季折々の季節感とかこころの癒し感をその都度、授けてくれる静かな山寺です。

     住職が居なくなり維持管理に支障がある中、山里の有志の方々のご努力でなんとか

     成り立っているこの古刹がいつまでも永く残って欲しいと願っています。

                                               

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法然上人が眠る「光明寺」

2013年11月28日 | 巡拝日記

      紅葉の名所で今も法然上人の教えを受け継いでいるお寺に行って来ました!

   総本山 光明寺の総門                                      

      紅葉の名所のせいなのか青いハッピを着たアルバイトの多さに先ず驚きました!

      700m離れた臨時駐車場への誘導員、バカ高い駐車料金(千円)を徴収する係員、

      拝観チケットを売る人、もぎる人、一方通行を叫ぶ人、名物を売る人などなど・・・・

      さすが、関西の商魂は気迫に満ちていて凄まじい!!!       

     表参道     立ち止まってスナップ写真を撮る人も多かった・・・・・・    

   御影堂(本堂)                                        

   1753年に再建されたお堂の中に入ってその大きさ、広さ、高さに驚きました!

   西山浄土宗の総本山光明寺は西暦1198年法然上人の弟子、熊谷次郎直実の開基で

   寺の施設は約2万坪、建物数は32棟もありその内17棟が市の文化財に指定されている。

 

    観音堂                              鐘楼

     御影堂から釈迦堂に向かう回廊

     御影堂横の阿弥陀堂と奥の法然御廟

     信楽庭 (しんぎょうてい)

   白洲に大小18個の石を配した庭は阿弥陀様の慈悲に包まれながら生死の大海を

   渡る念仏行者の姿を現していると云われる石庭。

    見たこともない大きさに "本物です"  と案内された胡蝶蘭の花。   

    もみじ参道

     紅葉の時期以外の境内はいつも静寂に包まれて何種類もの野鳥の鳴き声や

     木々の間を吹き抜ける柔らかな風にこころ癒される処だそうです。

     そんな折に再訪して静けさと柔らかさを実感してみたい処になりました!

                                            

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長岡京・大原野の古寺名刹巡り

2013年11月27日 | 巡拝日記

              長岡京の古寺・名刹をちょっと急ぎ足で巡りました!    

    安岡山 西迎寺  (あんこうざん さいこうじ)                   

      静かな丘陵地にあって境内に続く参道の白い漆喰壁が清々しかったです!

       山門

            本堂 

 

   境内中央のしだれ桜の巨木                本堂に掛る山号の扁額

      車には狭い、狭~い山道を苦労して登った処に静かに佇む西迎寺は阿弥陀様と

      お釈迦様の二尊をお祀りする綺麗なお寺でした。   

                                                

                      

    寶壽山  聖徳院  (ほうじゅざん しょうとくじ)

      本堂 

              扁額 

        聖徳院は新しく出来た京都縦貫道蕗、大原野IC近くの山里に在りました。

        高速道路の出来る前と今との違いをご住職が優しく、少し困ったお顔を

        見せながらお話しして下さいました!!    

 

                

        十輪寺 参道の紅葉

           山門  

 

    十輪寺 (じゅうりんじ)は通称 「なりひらでら」 と呼ばれるお寺です。

      平安時代の歌人、在原業平が晩年を過ごしたお寺で西暦850年に文徳天皇が皇后の

      安産祈願のために伝教大師が作った延命地蔵を祀ったのが始まりとされる古刹でした。

 

              

      国宝を祀っているお寺なのに・・・・・・・         

                地図にも載っていない京都で一番小さな寺院を訪ねました!

                

                 宝菩提院 願徳寺  (ほうぼだいいん がんとくじ)

     

        願徳寺は西暦679年に持統天皇によって創建された古刹です。

 

    国宝の如意輪観世音半跏像をお祀りするお寺はなんと、何んと・・・・・    

    山門は固く閉じられていてインターホーンのやりとりをしてから木戸口より入りました!!     

           本堂 

            1200年ほど前に造られたカヤの木の一木造り、国宝の半跏像を祀る

            本堂は昭和48年に再建された現代風の建物でした。    

    紅葉がキレイな境内でしたが・・・・・                    

         本当に狭く、小さく、古刹にそぐわぬ建物に加えて閉鎖的で

                温かみの無い応対にガッカリした印象のお寺でした。  

                                    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都洛西の名社・「大原野神社」

2013年11月26日 | 巡拝日記

         長岡京の氏神「大原野神社」は由緒正しく栄えた神社で         

                  源氏物語などの古典にしばしば登場する名社でした!

      大原野神社

          扁額  

   大原野神社は西暦784年の創建で桓武天皇が奈良から長岡京に遷都の際、藤原氏の

   氏神として奈良、春日大社の分霊を勧請したのが始まりとされています。

   鯉沢の池  奈良の猿沢の池を真似て造られた池にはカツツバタや水蓮の花が咲きます!

    鳥居を潜って暫らく参道を歩いて行くと赤い橋の鯉沢の池の淵に出ます。

                     紅葉と赤い橋は鮮やかと華やかさでいっぱいでした!!

     ため息が出るほど美しい紅葉でした!              (11月21日撮影)

    本殿    西暦850年、文徳天皇によって造営された。 本殿は奈良春日大社と同規模、

       同形式に四棟の一間社春日造りで現在の本殿は1822年の再建とされています。

                        

        この日は七五三詣りの家族連れで神社は賑わっていて子供たちの晴れ着が

           一層、華やかさを増して歴史深い神社を和ませていました!

                                                

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洛西の名刹・正法寺!

2013年11月25日 | 巡拝日記

      のどかな散策路「大原野」は古刹、名刹がいっぱいにあって    

                   四季折々に何度も訪ねてみたい処となりました!!

            

              法寿山 正法寺 (ほうじゅざん しょうぼうじ)

     正法寺は西暦754年、唐から日本に鑑真和上と共に渡来した高弟の智威大徳が

      修行した地であり、その後782~806年の間、最澄が伽藍を建立し創建された。

      810~824年には弘法大師空海も入寺したと伝わり、江戸時代には五代将軍の

      徳川綱吉の生母、桂昌院の帰依を受け、代々徳川家の祈願所となった名刹です。      

     のどかな散策路は美しい秋が満載でした!

    参道からの景観も素晴らしい!

     正法寺の山門

    「大原野」は京の西山と竹林が連なる向日丘陵に囲まれて平安時代には遊猟地として

    皇族や公卿たちが狩猟にしばしば訪れた処だったそうです。

    そんな折に皇族たちはこの唐門を通って正法寺で休息を取ったことでしょう!

  正法寺 本堂  一般参拝者も予約なしで本堂内陣に上がって説明のアナンスを聞きながら

              ゆっくりと間近でお詣りができる開放的な雰囲気が大好きになりました!

         本堂前庭の石庭

             

          書院の間に描かれた襖絵

 

    千古変わらぬ風情を描いた大原野の新緑の西山連峰の襖絵もすぐ近くで見られます!

          

          書院には掛軸に見立ててくり抜いた窓から外庭が絵のように見えました!   

        さつきに松、梅に桜、千両万両そして椿などなど・・・・               

              四季折々に咲く花や樹木がきれいに整えられたお庭は素晴らしい!

   春日不動明王

    多宝塔

               

 

    白砂に浮かぶ鳥獣の石庭

    象、獅子、カエル、うさぎ、亀など動物の形に見立てた石を約200トンも集めて鳥獣の庭

    とした石庭は京都東山の山並みを借景にした素晴らしい庭園です。

         お庫裡さんの柔らかな接待でお抹茶をいただきながら石庭を眺める

         静かなひと時は本当に心癒やされました!!

                                                                                

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする