さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

二つの美濃の「清水寺」

2015年01月31日 | 巡拝日記

  今週は人間性を疑う非常識で身勝手な言動に振り乱されて

大きな深い傷跡がこころに残ってしまった残念で苦しい一週間でした  

           

こんな時は 「美濃の清水寺」 と云われている通いなれた

二つの古刹をひとり訪ね歩いて気持ちを鎮め、冷静さを

取り戻すことしかないのではと思い訪ねてみました

 

                     

岐阜県関市の美濃の清水寺  「大日山 日龍峯寺」

岐阜県下最古の寺で舞台造り、崖造りで有名な京都の清水寺に

似ていることから美濃清水と呼ばれています

日龍峯寺(にちりゅうぶじ) の山門

舞台造りの本堂 

 千手観世音菩薩を祀る本堂

美濃西国三十三ヶ所霊場の一番札所でもあります

尼将軍と云われた北条政子が寄進したと伝わる多宝塔 

 関市上之保の山並みが一望できる高台の静かな山寺の中を

ゆっくり散策すると不思議に気持ちは落ち着いてきました

 

                     

加茂郡富加町の美濃の清水寺  「白華山 清水寺」

京都の音羽山 清水寺と同じく、坂上田村麻呂の開山によることから

もう一つの美濃の清水寺と呼ばれています

清水谷公園を流れる硯川に沿って進んでいくと・・・

苔生してきた参道の石段脇には

満天星、百日紅、紫陽花、金木犀などが植えてあって

季節折々の草花が楽しめますが今は冬枯れで寂しい佇まいです

二天門の山門

この門の前に立つだけで気持ちは段々、スッキリして来ます 

 

 

西暦808年に開山された古刹はいつ来ても静かで

私のパワースポット的な存在です 

弁財天を祀る池の祠 

その池には冷たさに耐える鯉が池の淵で動かずにじっとしていました

 まるで何かを暗示してくれているかのよう映りました・・・・

            

信じきっていた人の二重人格性のようなものが見え隠れして

幻滅さと不信感を払拭できない虚しい苛立ちの日々でしたが 

美濃の清水寺と呼ばれる二つの古刹はこんな重苦しい想いを

全て受け入れて包み込んでくれる私だけの名刹になったようです

     

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名号温泉 うめの湯

2015年01月30日 | 温泉巡り

  節分草の咲く石雲寺への入口から至近距離で

国道151号線を挟んだ向かい側に天然温泉があります!

日帰り入浴の天然温泉 「名号温泉 うめの湯」 です

うめの湯は宇連川沿いの静かな山あいの里にあります

節分草を見に来た28日はとても寒い日だったので

冷えた体を温めるには最高でしたよ  

そんなに大きな施設ではなくてこじんまりと家庭的な

雰囲気の日帰り温泉でした     

 温泉はアルカリ性単純温泉で露天風呂、うたせ湯、泡風呂、

ジェットバスがあって "いい湯でした!"

 

休み処、マッサージ、食事処も完備です 

 館内は節分草の資料が数多く掲示してありました

     

 節分草の育て方のパンフレットもありました

 2月7日~8日にかけて「節分草まつり」が開催されるそうで

この頃が一番の見頃かと思います!

  

 

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節分草の咲く「石雲寺」

2015年01月29日 | 名所史跡

   

先一昨日、石雲寺に電話して節分草の開花状況をお聞きしたところ

お庫裏さんが明るく大きな声で  " 咲き始めているよー "  と

教えてくださり、早速、出掛けてみました!

 節分草の咲くお寺は愛知県新城市名号の山間にある

「水源山 石雲寺」というお寺です

 石雲寺(せきうんじ)の本堂

 石雲寺の創建は弘法大師が密教流布のために弟子を

東国に派遣した西暦815年頃と推察される古寺です

 今回で三回目の訪問ですが本堂内部が見れたのは

今回が初めてで本尊は虚空菩薩像が安置されていました

本堂前には弁財天も祀られています

節分草はこの池の周囲に咲いているはずです 

 池にはなんと鴨三羽が住み着いていました??

お庫裏さんが小さな声で

"一羽2500円で買ってきたの" と教えてくれました(笑)

 

節分草が自生する山道にご住職の案内           

背丈が低く、小さな小さな白い花が咲き始めていました! (28日撮影)

 

 春の妖精と云われる節分草

 

新東名の引佐(いなさ)ICまで片道170km、二時間かかっても

この時期になると見に行きたくなる不思議な花です 

お寺の周囲にはロウバイがきれいに咲いていました! 

 

爽やかな香りがあたり一面に漂っていました! 

    

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古都・京都巡り「一休寺」

2015年01月28日 | 巡拝日記

      

とんちで有名な一休さんの教えを伝える禅寺で通称 「一休寺」 

正式名を「酬恩庵」という京都府、京田辺市の名刹を訪ねてきました!

 [酬恩庵 一休寺」 の総門

 大応国師が西暦1267年に創建した妙勝禅寺というお寺を

一休禅師が復興し、酬恩庵と寺名を改めたと伝わっています

苔に覆われた庭と石畳参道、住職が皇族出身を現わす

五本の白線壁の美しさには感嘆しました!

 一休禅師は後小松天皇の皇子として誕生され、名を宗純と申されます

1399年の年に6才で出家した宗純は「一休」という号を授かり

厳しい修行に耐えて悟りを得たと伝わっています

 庫裏は加賀・前田家の寄進により1650年に改築された厨房(庫裏)で

その大きさに驚き、整然とした美しさに魅かれます

 庫裏の前庭には多種樹木が植えられているので

それぞれの開花時に再訪するのが楽しみです

中でも黒松の樹形は見事でした! 

方丈の正面に造られた白砂の庭園は圧倒される美しさです!

 静けさの中に座り続けていると自然にこころが鎮まっていきます

 一休禅師88才の姿を写したと云われる木像を安置する部屋

狩野探幽が描いた襖絵も見事の一言です

 方丈の横庭

 方丈の裏手に位置する枯山水の蓬莱庭園

 西暦1429~41年にかけて建てられた本堂は正面、奥行き

ともに約6.36mの入母屋造り、檜皮葺きで釈迦如来、

文殊菩薩、普賢菩薩の三尊像を安置している

 典型的な室町中期の禅宗建築で上向きに反った軒先が美しい!

 開山堂

一休寺の前身、妙勝寺を開基した大応国師を称えて

一休禅師が建立したと伝わるお堂

 境内は禅寺らしく凛とした風情がありました!

 少年の頃の一休像

 羅漢さんもあちらこちらに居て和みます!

サクラやモミジの頃はさぞや見応えがあり、多くの観光客で

賑わうだろうと思いつつ、今は静かな境内を心ゆくまで

のんびりと観られて癒された巡拝となりました

    

 

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どや顔の「ルイ」です!

2015年01月27日 | 愛犬ルイ

   ちょいワル犬の「ルイ」です!

  草むらに顔を突っ込んで汚いです! 

  シャンプーでサッパリです! 

  着替えもして・・・・・ 

   どや?  どうだ~ぁ! きれいになったぞぉ~

            

でも 本当はちょい悪オヤジに似て、心臓がかなり悪いんです!

成田山お不動様のお守りが大発作を鎮めてくれているんです・・・・

   

 

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