さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

さつき盆栽 秋の手入れ

2018年09月15日 | 盆栽日記

  今年の夏は記録的な猛暑、酷暑でしたが

我が家のさつきたちは何とか耐え抜いてくれました!

暑さに加えて台風も数多く発生して棚からの鉢おろしや

並べ替えなど風対策も大変でした!

そんな中、雑草や徒長枝が伸びて見苦しく

可哀想な姿になってしまいました

先ずは雑草の除去です  細かな草とか

根深い草はピンセットを駆使して根を取り除きます

次に樹の正面を確認しながら

下枝や徒長枝を切り取って樹形を整えます

五月、六月の開花後に樹形矯正した

針金の効き具合いを確認します

枝の矯正が出来て枝や幹に針金の食い込みが

始まっているので針金を除去します

針金巻きの痕が残っているのはその分、樹が太ったということで

来春には傷跡も消えて味わいのある枝になると思います

次に寒い冬を越すには樹力を蓄える必要があり

油粕と骨粉の固形肥料を施します

樹の大きさに合わせて施しをします

秋の手入れが済んでスッキリしました!

         

この時期、秋雨前線の停滞でぐずついた日が続いていますが

こういう時ほど水やりに注意が必要です 天気予報だけに

頼らずに実際に鉢の乾き具合いを直に見て確認することが

大事かと思います

      

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若狭 鯖街道「熊川宿」

2018年09月11日 | 名所史跡

    

 前々から行ってみたいと思っていた若桜街道の

宿場町「熊川宿」を訪ねて来ました! 

 琵琶湖の湖西から若狭小浜へと続く街道を走ります!

「熊川宿」 

 宿場町のほぼ中央に流れる河内川を渡ります

 「くず」と「鯖寿司」を売る店が多くありました!

平日の宿場は観光客もなくひっそりとしていました! 

 急斜面の山並みと清流に挟まれた宿場は白壁の土蔵や

虫篭窓の古い家並みが続いていました

 浅野長政が統治、地領下としていた頃に発展した

若桜街道上の宿場町で陣屋跡もありました

宿場は京と若狭、北陸の文化交流の接点として

重要な役割を果たしてきたそうです 

 宿場の中を流れる「前川」は凡そ400年も前に造られた

生活用水でその清らかな流れは里いもを洗う芋水車が

カラカラと心地良い音を響かせていました!

       

 

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勝運の神を祀る西近江の古社

2018年09月08日 | 巡拝日記

   

滋賀県湖西地方で最大の祭りと云われて毎年、

繰り広げられる西近江の古社を訪ねました!

「大荒比古神社」

〔おおあらいひこじんじゃ〕

創建は西暦1235年に当時の領主であった佐々木信綱が

宇治川の合戦の折に祖神を祀って出陣したと伝わっています

「拝殿」

出陣の際に戦勝祈願として12頭の流鏑馬と12基の的を献納した

のが大荒比古神社「七川祭」〔しちかわまつり〕の始まりとされ

今に例祭として競馬や神輿渡御、笠鉾行列など行われ湖西随一の

馬祭りとなっています

「本殿」

社号の「大荒比古」は荒れ狂う水の事で水害を意味するとも

云われ近くを流れる安雲川の氾濫を鎮めるためにも勝運と

水運の祭神が合祀されています

滋賀県高島市の市街地から少し離れた丘の上に鎮座する

古社の境内は静けさに満ちて清々しく思いました!

杉並木の大木が立ち並ぶ中、長く長く続く参道で競馬や

流鏑馬など古式行事である県の無形民俗文化財となった

「七川祭」をいつか観てみたいと思った参拝でした!

   

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近江最古の大社「白鬚神社」

2018年09月01日 | 巡拝日記

  

湖中に浮かび立つ大鳥居を観て来ました!

滋賀県北西部の高島市に在る日本最大湖の

琵琶湖に面した神社です

沖島を背景に琵琶湖に浮かぶ「大鳥居」を観るのは

宮島の厳島神社と今回とで二回目です!

近江で最古と云われている「白鬚神社」

創建は何と1900年もの昔、第11代天皇の垂仁天皇の頃で

全国の白鬚神社の総本社とされています

ご祭神は猿田彦命をお祀りして延命長寿、福徳海運、縁結び、

子授かり、交通安全、船舶安全などと人生全ての道案内の神様

として広く信仰を集めているそうです

 白い砂浜と老松に囲まれ神々しく鎮座する本殿は秀吉の遺命を

受けた豊臣秀頼が西暦1603年に建立したと伝わっています

 本殿は檜皮葺き、入り母屋造りで桃山時代特有の

建築様式を受け継ぎ今に残しています

この白鬚神社の社殿背後には古墳群が存在しているそうで

その中の一つの横穴式石室がそのままの姿で岩戸社として

祀られていることから最近、パワースポットとして知られ

そのパワーを求めて多くの人がお参りに訪れているようです

  

 

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