さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

秋の花に囲まれた石堂寺

2014年09月30日 | 巡拝日記

   

秋の花でいっぱいの滋賀県米原町を訪ねて来ました!

一面に広がる蕎麦畑

白く咲き揃った蕎麦の花

「日吉山 石堂寺」

山郷に蕎麦畑が広がっている中にあった石堂寺

水受けの横には白い萩の花が咲いていました!

弁財天を祀る社

その社の周りに咲くコスモスの花

静かで長閑な山郷のお寺の周りに秋の花がいっぱい咲いていて

季節変わりを身近に感じることが出来ました!!

  

 

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美濃国の一之宮・南宮大社

2014年09月29日 | 巡拝日記

      濃尾平野の扇の要に位置して

伊吹山と養老山系の中間にあたる南宮大社に参拝して来ました!

「南宮大社の楼門」

南宮大社は伊勢神宮の天照大神(あまてらすおおみかみ)の兄神にあたる金山彦命

(かなやまひこのみこと)を主祭神に、旧国幣大社で美濃国の一之宮として、更には

全国の鉱山、金属業の総本宮として深い崇敬を集めているそうです。 

「石輪橋と楼門」 

創建は初代天皇の神武天皇即位の年(紀元元年)と伝えられています!

天皇の血族で僧籍にあった格式の高い寺院を表す五本線の定規筋が

入った築地塀(ついじべい)の黄色い壁が鮮やかに映りました! 

「高舞殿」 

 「拝殿と廻廊」

 朱塗りの華麗な建物は関ヶ原合戦の兵火によって焼失したものを西暦1642年に

春日局の願いを受けた徳川三代将軍の家光公が再建したと伝わっていて

江戸時代の神社建築の代表的建築物と云われています。

「南宮大社のご朱印」 

ご朱印も建物も巫女さんもスッキリとした清々しさがあって

静寂な中に歴史深さを感じさせる凄い神社でした!

 

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安らぎとボケ封じの東禅寺

2014年09月28日 | 巡拝日記

    

岐阜県加茂郡七宗町の山里に心安らぐお寺がありました! 

 七宝町神渕の長閑な田園風景

 お寺の前には茶畑が広がっていました!

「扶桑山 東禅寺」 

東禅寺は延宝二年(西暦1674年)に長霊正鎮によって開創されたと伝わっています。

本堂 

 

本堂には分かり易く平仮名で書かれた案内があり、本尊の釈迦牟尼仏の他、

子守観世音菩薩、弁財天などが祀られていると書かれていました。

開放的な柔らかい感じなのになぜか扉が閉まっていました!

                  

ふと鐘楼に目をやると

" 鐘をゴーン、ゴーンついて 合掌!" と案内が・・・   

 鐘を鳴らしていると・・・・ご住職が本堂の扉を開けながら・・・・・

" 猿が悪戯をしてかなわんからのぉ~ "

よ~うお参りくださったなぁ~ と声を掛けてくれました!

 

本尊・釈迦牟尼仏

子守観音、弁財天、十二神将本尊

ボケ封じの観世音菩薩像 

東禅寺は愛三岐の三県に跨る東海白寿三十三観音霊場の一つで

観音様の足元で手を合わせている老夫婦の姿が印象に残りました!!

観音像の脇には座禅石もありました!    

 

 柔らかな物腰でゆっくりと話されるご住職との談笑のひと時はホンワカとして

こころ安らぐ時間を過ごすことができました。

山から田んぼを通り抜ける風が清々しく心地よかったです!

      

 

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養老公園の中にある古寺

2014年09月26日 | 巡拝日記

   

養老の滝が流れる公園の中の古寺を訪ねました!

養老公園から濃尾平野の眺望

妙見山を登ります!

「妙見堂」 

 妙見堂の創建は西暦1882年、日蓮宗の身延山久遠寺の日鑑上人を招き

堂宇建立したのが始まりと伝わっています。

 本尊は江戸初期に造られた木造釈迦如来像で

子授かり、子育観音像も祀っています。

 本堂に施された彫刻が目を引きました!

 養老公園入口の「養老寺」

西暦715~724年頃、養老孝子伝説の源丞内が

開いたのが始まりと伝わっています。

不老長寿の祈願寺として広く信仰を集めているそうですが・・・・・・ 

 養老孝子伝説の源丞内の墓

天正年間(729~749年)には七堂伽藍が立ち並び隆盛していたそうだが

今はお堂一つと鐘楼が在るだけの淋しい境内でした・・・・

滝で有名な養老公園の中にこんなお寺が二つあることに

ちょっと驚き、寂れた感じの現状にはガッカリしました!

   

 

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滋賀県一のボタン寺

2014年09月25日 | 巡拝日記

   

琵琶湖の長浜港近くにあって "ぼたんの花" で有名なお寺に立ち寄りました!

「総持寺」 仁王門

三間一戸の八脚門で西暦1635年に建立された門は滋賀県の文化財

仁王像は京都の仏師・高野左京の作と伝わっています。

参道脇には "ぼたん" がびっしりでした!    

「総持寺」 本堂

聖武天皇の勅命により、行基菩薩が国分寺の試み寺として

開山したのが始まりと伝わっています。

境内には100種類、1000株もの "ぼたん" が植えられていて四月下旬から

五月初旬が見頃とお庫裏さんが親切に話してくれました。

本堂前にはぼたんの他に "萩" がこの時期、咲いていました!

弘法大師像と松梅(商売)の木

弘法大師が北陸巡鍚の折に境内で昼食を摂られた時の梅干が生えて

更にはその梅の木に松が宿ったとされる松梅(しょうばい)の木は

商売繁盛、良縁などのご利益があるそうです。

   

 

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