さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

秩父札所巡拝・11番~20番

2023年04月30日 | 巡拝日記

   

巡礼の二日目は上々の天気に恵まれ秩父市内に

密集近接された各札所を精力的に巡拝しました

 

                     

秩父三十四観音霊場めぐり 11番~20番

 

第十一番 南石山 常楽寺 〔なんせきざん じょうらくじ〕

 

納経所が開く朝八時前には宿を出発し札所を目指します

早朝にも拘わらずご住職の温かい接客に元気を頂きました

 

第十二番 仏道山 野坂寺 〔ぶつどうざん のさかじ〕

      

重層で楼門造りの立派な山門に驚きつつ本堂前の

龍の彫り物に再び驚かされました

 

第十三番 旗下山 慈眼寺 〔きかざん じげんじ〕

 

ご本尊の薬師如来は眼の守り尊とされているので

しっかりお参りしてきました

                      

第十四番 長岳山 今宮坊 〔ちょうがくざん いまみやぼう〕

 

明治時代以前は神仏習合の寺院で今宮神社と同じくして

京都、聖護院の直末として大いに栄えたそうです

 

第十五番 母巣山 少林寺 〔ははそさん しょうりんじ〕

 

 

本堂は漆喰塗りの土蔵造りでとてもお寺の建物とは

思えぬ姿でした  でも境内の庭は凄かったです

ボタンの花が所狭しと植えられ花開いていました

 

第十六番 無量山 西光寺 〔むりょうざん さいこうじ〕

 

江戸時代の1783年に浅間山の大噴火により秩父地方にも

多くの死者が続出したのを供養するために四国遍路の各

霊場の本尊を摸刻し安置していました 遠く離れた四国

遍路に行けぬ人たちへの配慮が伺えた参拝になりました

 

第十七番 実正山 定林寺 〔じっしょうさん じょうりんじ〕

 

四間四面の宝形の屋根が特徴の本堂は1487年頃の

札所番付によると第一番の札所だったらしく当時は

発願寺らしく栄えていただろうと思いました

 

第十八番 白道山 神門寺 〔はくどうざん ごうどじ〕

 

寺号が「神門」とはかなり珍しく昔は神社(?)だったかも

唐破風で勾欄付きの回廊は古いながらも見事な造りでした

 

第十九番 飛淵山 龍石寺 〔ひえんざん りゅうせきじ〕

 

秩父市内の街中で民家がすぐ近くに在る札所から

郊外の台地のような処にぽつんと建つ札所でした

 

第二十番 法王山 岩之上堂 〔ほうおうざん いわのうえどう〕

 

 

これまでの札所の中で素晴らしい景観の札所でした

新緑の樹木、参道を飾る花々、色付く山もみじに

花開いたツツジ等々・・・・

そんな心地良い境内で一休み、癒されました!

 

                      

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秩父札所巡拝・1番~10番

2023年04月27日 | 巡拝日記

          

秩父札所とは今から約800年ほど昔の西暦1234年の

3月18日に開創された秩父三十四観音霊場のことで秩父

方の静寂な山村を巡り美しい自然の風光を背景に一番寺

三十四番寺までの霊場を一巡すると約100㎞ほどの

道のりの巡礼道です  西国三十三観音霊場、板東三十三

観音霊場とともに「日本百観音」に数えられる霊場です

         

今回巡礼の旅は諸々の事情で六年振りとなりました

後期高齢者の仲間入りをした今般、体力面で不安を

抱えながらも日本百観音「結願」の想いを強く胸に

秘めて各札所ごと懸命に読経を繰り返してきました

無事に巡拝を終えた今、安堵感や充足感に浸れる事

に大きな喜びと感謝の想いでいっぱいの日々です

 

              

秩父三十四観音霊場めぐり 1番~10番

第一番  誦経山 四萬部寺 〔ずきょうさん しまぶじ〕

 

久し振りの巡拝で一番札所の山門を潜る際は緊張しました

巡拝の所作やその手順などを思い出しながらの参拝でした

 

第二番  大棚山 真福寺 〔おおたなさん しんぷくじ〕

   

真福寺は山頂近くにあって無住職のお寺でした

納経所は山の麓の「光明寺」でした

 

第三番 岩本山 常泉寺 〔いわもとさん じょうせんじ〕

         

巡礼道は所々に案内板が出ており車のナビとの併用で

迷うことなく進めました

 

第四番 高谷山 金昌寺 〔こうこうさん きんしょうじ〕

 

堂々たる山門や観音堂への通路脇に立ち並ぶ羅漢像の

表情を観ていると札所巡りの実感が湧いてきます

 

第五番 小川山 語歌堂 〔おがわさん ごかのどう〕

 

 密教の女性尊と云われる准胝(じゅんてい)観音を祀る

語歌堂は無住職で近くの「長興寺」が納経所でした

 

第六番 向陽山 卜雲寺 〔こうようざん ぼくうんじ〕

 

武甲山を背後にした境内は緑が豊かでご住職は山仕事中で

納経帳を書いて頂くのに一苦労しました

 

第七番 青苔山 法長寺 〔せいたいざん ほうちょうじ〕

 

どの札所も境内の掃除が行き届いて清々しかったです

何よりもトイレが完備されていて有り難く思いました

 

第八番 清泰山 西善寺 〔せいたいざん さいぜんじ〕

 

 

急坂を登り切り重厚な感じの山門を潜り境内に入ると樹齢約600年

のコミネモミジに驚かされました  高さ9m、枝ぶり東西20m、

南北18mにも広がる巨大モミジは県の天然記念物に指定されていて

こんな大きなモミジは一見の価値があるように思いました

 

第九番 明星山 明智寺 〔みょうじょうざん あけちでら〕

  

鐘をつき、納札を入れ、賽銭、蝋燭、線香をあげ、読経の後

御朱印を頂く際にご住職より遠方からの巡拝に温かな労いを

かけていただき元気を貰えました

 

第十番 萬松山 大慈寺 〔ばんしょうざん だいじじ〕

 

 

各お寺の納経所は朝八時から夕方五時までとなっています

その納経所が閉まる夕方五時前後は参拝者たちが必然的に集まり

談笑の場になります  お互いを励まし合って情報交換する場に

なっているようでこの日もいろんな人と出会えました

                      

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秩父霊場発祥の地・今宮神社

2023年04月24日 | 巡拝日記

   

秩父市内の街中には関東屈指の古社と云われる秩父神社が

あります そのすぐ近くに凡そ1900年もの歴史を持つ

知る人ぞ知るパワースポットの「秩父今宮神社」を参拝

して来ました

「秩父今宮神社」

御利益は " 勝負に勝ち夢や志を強い意志で達成する "

されており有り難味の 多い

パワースポットの神社です 

龍神様が住んでいると伝わる「龍神池」

秩父盆地の南側にある武甲山の伏流水が湧き出して

いる秩父最古の泉で環境省の「平成の名水百選」

選ばれています

龍神池の赤い橋を渡ると過去、現在、未来の邪念が

払われて心身ともに清らかになるそうです

龍神池の先は樹齢約1000年「龍神木」のケヤキです

ケヤキの幹回りは約9mあり根元には「龍神観音」が

鎮座され愛情、財産、出世運を呼び込み忍び寄る悪い

災いを断ち開運を招く絶大な守護パワーがあるそうです

御利益の多いパワースポット的存在のこの神社は

「秩父三十四観音霊場」発祥の地とも云われています

有り難味の多いパワースポットの「今宮神社」に

詣でて秩父三十四観音霊場への巡拝巡礼を行うの

が望ましいとされているようでした!

   

 

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学問開運の神を祀る秩父神社

2023年04月22日 | 巡拝日記

          

千葉県成田市から東関東道~圏央道~関越道と

高速道を乗り継ぎ約200㎞ほど走って埼玉県の

秩父市に向かい関東で屈指の古社を詣でました

知知夫国の一之宮 「秩父神社」

秩父神社の創建は紀元前97年頃に第10代天皇の

崇神天皇時代で凡そ2100年も経ている関東

屈指の古社の一つとされています

「神門」

本殿・幣殿・拝殿の三棟からなる権現づくりの「社殿」

江戸時代の名工・左甚五郎作の絢爛豪華な彫刻が

施された社殿は見事な建築様式で埼玉県の有形

文化財に指定されています

境内は秩父市内の街中とは思えない静けさでした

学業成就、合格祈願、開運、家内安全、子孫繁栄などに

ご利益があるそうで品格の高さをも思わせる関東屈指の

古社に詣でることが出来ました

   

 

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新勝寺参道をぶらぶらと散策

2023年04月20日 | 巡拝日記

   

成田山新勝寺を詣でた後は境内の建物などを

ゆっくりと見て回り、門前に広がる参道の

土産物店をぶらぶらと散策しました!

楼門に向かって左方向に進むと駅に通じる参道です

池に大きな亀石

三重塔

参道の両脇には土産物店が連なっています

その中で一番の賑わいは・・・

名物の " うなぎ " です

店先で観光客に見えるようにウナギをさばいたり

炭火で焼いているところを見せています

お昼時にそのパフォーマンスを見せつけられると

も~う我慢できずに入店です

      

 

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